タカラ PETIT SHOTレビュー
注:このレビューは2003年10月に公開した記事の焼き直しです。
toyデジカメの老舗。タカラが2001年に発売した35万画素CMOSカメラの性能やいかに!?
撮影:J-T08
・TOYデジカメなのにマクロ機能搭載
このデジカメを選んだ理由の一つとしてマクロ機能がついている。
熱帯魚撮影にはマクロが命。
しかし実際にはレバー使っての手動設定なのでピントが合いづらいだけ。
・CMOS。なのでシャッターチャンスを逃さない。
いろいろと難のあるCMOSカメラだが、シャッターを切るスピードがCCDと比べてかなり早い。速度的には使い捨てカメラぐらい
ただし発色はひどいけど。
・小さくて軽いボディ
デザインもまあまあ。 でも一番目を見張るのはその小ささではないだろうか?
ついてるボタンも2つた゛け。メモリ残量やモード設定の表示される液晶。
そしてファインダーがあるのだがそのファインダーが曲者だったりする。
ずれている。
ファインダーはあくまで目安と言うだけで方向ぐらいしか当てにならない。
・画質は?
はっきりと言ってしまえば同性能のカメラ付き携帯に劣る。
比較写真が少ないのは認識されなくなってしまった(壊れた)からである。
ただしVGAに対応していていたりwebカメラとしても利用できるので意外に使えるかもしれない。
・総評(2009年3月22日)
近年、トイカメラが改めて見直されてきています。
携帯カメラの高画素化が進み、デジカメを脅かす存在となっている(とは僕は思いませんけどね)
今ですが、HOLGAを彷彿とさせるその独特な発色が出せる機種も多く、
ノスタルジックで非現実的な画像を得たいという遊びカメラ的な機能が味わえるということで人気が出つつありますね。
当時は今以上にカメラの腕も知識も無かったため、
これをメインカメラにしようとすら思っていたワケですが、
改めて画像を見てみると、酷いのもありながら、一枚目の秋葉原の写真など、
意外と見られる画質だったりもします。
操作もボタンが2つだけというシンプル設計ですし、
たばこの箱よりも一回り小さい上に軽い筐体が中々良い感じです。
今、このカメラは壊れてしまい、撮影した画像が全て真っ暗になってしまいますが、
中々面白いカメラであったことは事実です。
もう一度使ってみたいですw
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