Tokina AT-X 116 PRO DX 11-16mm F2.8
最近は超広角レンズが絶好調のケンコー・トキナーのレンズでございます。
現在はII型になっておりますが、
この超広角レンズはいかがでしょうか?
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
Tokina AT-X 116 PRO DX SD 11-16mm F2.8は、
2008年頃に発売されたαAマウント用のレンズです。
メーカー希望小売価格は94,500円です。
α900を売ってくれた知人が、
「フルサイズ用の超広角レンズもつけるから高く買って」
と言ったので、応じたらこれでした。
これ、APS-C用じゃん!
・・・信頼できる知人から機材を買ったほうがいいですね。
・カタログスペック
焦点距離は11-16mm。
35mm換算値で16.5-24mm相当になります。
開放F値はF2.8
絞り羽根数は9枚
最短撮影距離は0.3m
レンズ構成は11群13枚
撮影倍率は1:11.6
フィルター経:77mm
寄れない超広角レンズという、
悲しい展開です。
しかし、超広角レンズながらF2.8通しというのはかなり素晴らしいです。
必要かどうかは別として・・・
フィルターが取り付けられるというのも十分なアドバンテージでございますが、
デザインに関しても、トキナーらしくていいですね。
高級感はあまり感じられないボディですが、
ワンタッチフォーカスクラッチによるフォーカス切り替えは快適ですし、
付属しているはずなのについてこなかった花型フードは、
起毛で遮光効果を高めるという素晴らしさでございます。
トキナーの気合を感じられるレンズであることがわかります。
・画質・撮影
画質に関しては、
非常にトキナーらしいレンズでございます。
以前、同社の12-24mmF4というレンズを愛用しておりましたが、
そのレンズよりは空の青さは控えめなものの、
それでもトキナーらしい。非常に鮮やかな仕上がりです。
歪みは当然出ますが、
それは超広角レンズならではの楽しみ方でもあります。
「寄れない」という最大の欠点はあるものの、
レンズとしては楽しいですね。
画像
作例はすべてα380で撮影しております。
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