
富士フイルム
FUJICOLOR NATURA 1600
何でしょうね、
もはや懐かしさすら覚えるフィルムでございます。
生産完了して1年が経ちますが、
今でもなお人気が高いISO1600のフィルムでございます。
また、当記事はフィルムの造形やデザインについてを主軸に記載致します。
フィルムの特性、性能につきましては、
記述があったとしても個人的な見解・偏見であることをご了承ください。
ISO1600という、
夢のような超高感度フィルムでありながら、
ナチュラルな色合いと自然なコントラストが楽しめるフィルムでございます。
SUPERIAシリーズと同じく、
第四の感色層を採用していたり、
NPシステム対応のカメラでノンフラッシュでもきれいに撮れたりなど、
後期のフィルムだけあって、ハイテクでございます。

ただ、
デジタルカメラであれば1600はもはや常用感度でございまして、
自分はもはや、低感度域としてバンバン使っていたりするのですが、
フィルムで1600は、
逆にあまり使いみちがなかったりします。
ということで、α-7に入れてみたはいいものの、
使い切るまでにえらく時間がかかりました。


一番最終のロットでございます。
期限は意外と長いですね。

ナチュラクラシカのスマッシュヒットとともに、
このフィルムも多く愛用者がいらっしゃったようですね。
なお、執筆時、
富士フイルムのフィルム製品の価格改定と、
VENUS 800までもが生産完了になるという事実を知り、
愕然としております。

寂しいですが、
これも、時代の流れでございます。

■画質・撮影
流石にちょっとノイジーではありますが、
名前の通り、
ナチュラルで素直な発色でございます。
高感度フィルム故に使い所がちょっとむずかしいところもありますが、
気にせず、絞り込んでバンバン撮るのも面白いかなという感じですね。
一度使うと癖になるフィルムだけに、
なくなってしまったのはかなり痛手です。


作例は全てMINOLTA α-7 で撮影しております。
レンズはAF 50mm F1.7を使用しております。


又、スキャニングはGT-X970にてデータ化しております。

メーカー :富士フイルム
価格 :881円
購入場所 :インターネット
執筆日:2019/05/10



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