CONCORD Slim Line 850
コンデジではおなじみのCONCORDですが、
実はコンパクトカメラも出していたとは驚きです。
購入価格は105円。
発売当時の価格は不明です。
詳細が全くわからないわけですが、
非常に簡易的でございます。
こんな構成で本当に動くの?という気はしますが、問題はありません。・カタログスペック
使用フィルムは35mm。
パンフォーカスでございます。
レンズは単焦点で、
レンズ構成は全く不明です。
レンズにはJAPAN OPTICSと記載がありますが、本当なのだろうか。
年代的には憶測ですが、
90年代中盤な感じがプンプンします。
駆動は単三乾電池2本。
ただフラッシュを使用しない場合は入れなくても使用できます。
そこがフィルムカメラにない強みですね。
まぁ、見た目通りですが巻き上げ、巻き戻しは手動でございます。
機能としてもフラッシュだけでシンプル。
DXコードは非対応。
対応感度は不明でございますね。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好
機能 :良好
台数 :1台
・デザイン・メカ・インターフェイス
見た目は非常に安っぽい
どう見てもおもちゃカメラなワケですね。
SlimLineという名前に似合わず結構厚ぼったくて大きめな筐体で御座います。
850という型番も謎めいていますね。
JAPAN OPTICSの謎。
レンズ周りの赤いラインがなかなかチャーミングです。
レンズバリアの開閉レバーはレリーズロックを兼ねています。
つまり、レンズバリアがしまった状態ではシャッターが切れません。
安い中でもなかなか親切設計でございますね。
背面はこんな感じ。
ちゃんとフィルム確認の窓が付いていますね。
巻き上げレバーを2回動かすとシャッターチャージがされるわけです。
ここらへんが写ルンですよりもちょっと進んでますねw
あと、個人的にはフラッシュ発光レバーが付いているのがありがたすぎます。
だって、発光禁止に出来ない機種が結構あるのですから。
まぁ、このカメラの場合は電池を抜いておけばいいのですがね。
光学ファインダは付いてるだけということで
底面。
取ってつけたようなMade in Chinaのシール。
実は中国以外でも生産されていたりしているのでしょうか
・機能・仕様
フィルムを入れてレバーを2回引いてシャッターを切るだけのお手軽カメラ。
フィルムのセットも巻き戻しも特に難がありません。
要は「フィルム交換のできるレンズ付きフィルム」な機種なわけですので、
別にとやかく言うような機種ではないわけです。
簡易的な外観の割にはしっかり作られておりますし、
写真も御覧の通り、強烈なトンネル効果や中心部以外は派手に流れる素敵なレンズを搭載しておりますので、
ポストHOLGAにふさわしいカメラでございます。
なんともお気に入りです。
その他の写真はこちらにございます。
コンコルド
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