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{メ}Kodak/disk 4000

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P7310258

フィルムカメラレビュー
Kodak

disk 4000

フィルムも時代が長かったというのもあり、
かなり迷走した規格というのもあったのですね。


噂には聞いておりましたが、
ディスクフィルムを使用したカメラでございます。
ディスクフィルムとは、その名の通りカートリッジに入った円盤状のシートフィルムでございまして、
フロッピーディスクのように、モーターでくるくるとフィルムが回転するシステムでございます。
カメラ自体は薄型で、
当時のハイテクを詰め込んだようなスタイルでございますが、
カメラは薄型にするという性質上電池の交換はできず、
更に構造上フィルムの画質も悪く、構造上15枚しか記録できないということで、
あまり普及しなかった規格のようです。
といっても、90年代末まで販売はしていたようですね。

コダック disk 4000は、
1982年に発売されたコンパクトカメラです
メーカー希望小売価格は調査中です。
購入価格は108円です。
まぁ使えないカメラの値段としては妥当ですね。

スペック

・使用フィルムはディスクフィルム
・フォーカスはパンフォーカス
・レンズは12.5mmの単焦点レンズ。(35mm換算値不明)
・F値はF12.6
・最短撮影距離は1.2m
・駆動はリチウム電池を使用します。(交換不可)
とてつもなく暗いレンズをしようしておりますが、
果たして、まともに写ったのでしょうか。

・デザイン・メカ・インターフェイス

今の基準としてはそうでもないですが、
当時としてはそこそこ分厚いですね。
結構大型で、昔の手のひらサイズということですね。
作りは意外と安っぽい感じですが、
80年代のメカメカ感がしっかりとあっていいですねぇ。

システムの割に操作は非常にシンプルで、
ほぼ何も出来ないから故、扱いやすくはなっておりますね。
ストロボ発光はオートで、
押せるのはシャッターボタンぐらいでございます。

P7310259

個人的には、好きなデザインです。
コダックっぽいといったらコダックですが、
箱って感じです。
P7310260

ディスクのロゴもかっこいい。
なお、当disk4000はそのディスクフィルム対応機の初号機でございます。
小さく「camera」って書いてあるのが、当時としての画期的感がありますね。 P7310261 P7310262

レバーを引くとファインダーの窓もあきます。 P7310263

シャッターボタンはこの位置。
ちょっと独特ですね。 P7310265 P7310266

レバーひとつとっても、
なかなかハイテクです  P7310268

フラッシュ P7310269 P7310270 P7310271 P7310272 P7310273

ここがフィルムを入れる部分がパカっとあくレバー P7310274

背面 P7310275 P7310276 P7310277

アメリカ製 P7310278 P7310279

末期のMDプレーヤーみたいな感じです。 P7310280 P7310281 P7310282

フィルムがないので当然撮影は出来ませんが、
意外と、電池は生きておりました。
シャッターを押すとなかなか大きな音でこの部分が回転しますが、
リチウム電池ってすごいですねぇ

コメント

  1. yohibusi より:

    電池にはナショナル製の旧規格なフッ化黒鉛(BR系)のリチウム電池(多分CR123Aと同形)が使われていたりします。まだCR系リチウム電池が存在しない時期のカメラです。

  2. さらもで より:

    80年代前半ですからねw。
    今度分解して調べてみます。
    それにしても、リチウム電池は寿命が長いです。

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