OLYMPUS CAMEDIA C-21
久しぶりのオリンパスです。
なんか最近見ないデザインですよねw
公開日時:2009年9月7日
追記日時:2015/8/14
画像追加
記事修正
購入価格は1050円。
当時89,000円と割とリーズナブルなのか高いのかは分かりませんが、
当時はきっと斬新な機種だったのでしょうね。
当時、「200万画素ではクラス最小最軽量」をうたっていたみたいです。
CCDは1/2インチの205万画素。
今としては巨大な素子ですねw
レンズは焦点距離が38mmとやや長めですが、
F2.4の大口径レンズですね。
単焦点なのは仕方がないですが、
結構使えそうな予感です。
液晶が低温ポリシリコンの1.8インチとなかなかの物を使っているほか、
マクロが15cm、単三乾電池2本、128MBまでのスマートメディアに対応など、
結構使いやすいスペックでもあります。
・デザイン・メカ・インターフェイス
追記:2015/08/14/以下、追加画像
外装は重厚感があるアルミニウム合金で、
所有欲をかき立てます。
軽いかと言われたら普通に思いますが、
これぐらいの重さがあった方が手ぶれも防げるのでいいと思いますね。
まず目を見張るのはレンズカバーを下にスライドさせるとスイッチが入る設計。
横は結構ありますが、
縦は斬新ですよね。
下に下げることによってちょっとデザインが悪くなるような気がしますが、
そこは全く気にしません。
上部は情報表示用の液晶とシャッターボタンとシンプルな構成。
このシャッターボタンがくせ者で、非常に押しづらい。
強く押さないと認識しません。
背面を見てまず驚きなのですが、
ボタンがマルチーズシリーズ並に少ない。
当時のオリンパスの「1ボタン1機能」の精神から大きく外れたこのボタン構成はいったい何なのでしょうか。
挫折してしまったのか、と思ってしまいますね。
ちなみに、ボタンは押しづらく、
レンズカバーを持つことになるので、
必然的にきしんでやりづらいです。
バッテリーの蓋は外装に似合わず弱く、直ぐ壊れてしまいそう。
で、スマートメディアのスロットがなかなか斬新で、
この機構見たことが無いですね。
なかなか面白いです。
・機能・仕様
起動、レスポンスは意外と早く、
起動は2秒程度で記録も一瞬という感じですね。
AFも結構早く、それなりに正確です。
と言うことで、とにかく早い。
メニューのカーソル移動も早く、
とてもこの世代のカメラとは思えません。
反面、メニューのUIが、
本当に酷い。
使いづらい云々よりも酷い。
分かりづらいアイコンと、設定値「だけ」が表示される設計で、
OKボタンを押すと項目が切り替わります。
それが非常に分かりづらく、
並び方も不自然なので、ちょっと使いづらい。
特に、毎回リセットされる画質設定が2ページ目の真ん中にあったり、
マクロモードもメニュー1ページ目の中央にあるので、
毎回設定するのが面倒くさいですね。
こればっかりはボタンで欲しかった。
液晶は相変わらず最初からつきません。
しかし、低温ポリシリコンだけあって、
今見てもなかなか綺麗ですし、外でも見えます。
このカメラの一番の問題点は、
なんと言っても「電池が壊滅的に持たない」
と言うことでしょうか。
「省エネ、長持ち液晶モニタ採用」とうたってますが、
それ以前の問題かと思いますね。
というのは、エネループフル充電でも20枚も撮れないという事実。
アルカリ電池は使用できないとなっていますが、
使うと1枚も撮れずに電池が無くなりますw
リチウム電池を使うようにアナウンスされているだけあります。
Multi-Zにもいえることですが、
電池を2本にしたことでバッテリーの持ちが非常に悪くなってしまったみたいですね。
単三4本機は総じてバッテリーが持ちますから。
・画質・撮影
●AF/AWB
高級機らしく、割と正確です。
また、ゾーンフォーカスにも対応しておりますので、
結構幅が広がります。
●画質
画質はそこそこいいですが、
この世代のオリンパスらしく、
再度が低く黄色っぽい感じですね。
この渋めの発色が逆にいいのかもしれません。
画像
全て無圧縮です。
マクロ撮影は意外に良好です。
立体感のおかしい写真が撮れてしまうことも
その他の写真はこちらにございます。
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