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{メ}Multi-z DSC-X110

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三洋電機
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三洋電機・Multi-z DSC-X110
三洋がまだ輝いていた時代のデジカメです。
まぁ、個人的にはXacti E6辺りも好きなのですがw
※2020/01/30−製品写真を刷新しました

R0010089.jpg
Multi-z DSC-X110は、1999年2月に発売された85万画素のデジタルカメラです。
三洋電機はその当時、画質と「処理速度」に非常にこだわっておりまして、
ファンの方も多かったですね。
特に、MZシリーズなんかは今でも人気が根強く残っております。
もしかしてMZシリーズってマルチーズの頭とおしりを取ったのか?って事ですよね?
ちなみに、三洋電機は犬がどうも好きなようで、これ以外にもかつて販売していたU4というラジカセにも、ダックスフントが描かれていました。

話を戻して、結構この機種を探していただけあって、
見つかったときの喜びは本当、大きかったです。

購入価格は980円ぐらい。
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・デザイン・メカ・インターフェイス
みたまえ、これについてどう思う?
すごく・・・斬新です・・・
フロントのレンズバリアはスライド式で、そこが電源を兼ねてます。
HDC-2に見えなくもないといったら多分、こじつけになりますね。
デザインはおいといて、
背面のインターフェイスはもの凄くスッキリ。
液晶が真ん中にあるのはあまり珍しくないのに、なんか奇抜に見えます。
方向キーが左側にあって、ボタンも2つだけ。
本当に、シンプルで、どちらかというとゲーム機みたいです。
上はモードの切り替えですが、モニター入り切りもレバー式なのは面白い。
なお、左側面はCLIP-ITと同じく、マクロ切り替えレバーが付いてます。

電池蓋とスマートメディアスロットはこの時代では珍しく、兼用ですが、
まぁ乾電池2本+スマメで、しかも横一線に並んでいるため電池蓋が長いです。
結構しっかり作られてるので爪を破壊することはなさそうなのは安心ですかね?

 

・機能・仕様
立ち上がりは正直、早いとはいえません。
4,5秒考え込みますから。
しかし、それ以外の操作は非常に早い。
レリーズタイムラグなんかは現行機種よりも早い(パンフォーカスですからね)。
この点は気持ちよく撮影できます。
プレビューなんかもサクサクですし、流石早さが魅力の機種ですね。
しかし、ボタンが少なく、メニューの配置が鮮麗されていないせいかちょっと使いづらい。
アイコンが全てアイコンで、説明がないので何が何だか分からないし。
画質もSH2とか、どれだよって感じです。
更に、撮影モードからは日付設定やメモリの消去は出来なかったり(再生モードにする)
単三電池使うので、日付設定は簡単にクリアされるのでもう少し配慮してほしい感じはします。
また、モニター切は本当にモニターの電源を切るモードなので、
そこからメニュー画面を出すことが出来ません。

数字などのフォントはかっこいいですねw

そして、もう一つの難点は、レンズの場所が場所だけあって、
普通に握るとレンズを指がふさぎます。

最後に、最大の欠点。
モニター切の専用スイッチがある事からおわかりの通り、
電池の消費量が半端ないです。
アルカリ電池なんて入れようものなら一瞬で無くなります。
エネループでも減りが非常に早く、こまめな電源管理が必要になります。
ザクティーファンとしては、三洋のデジカメは京セラ同様、今に至っても燃費が非常に悪いのですよね。
世界シェア取れるバッテリーを作る力があるのに、節電が苦手という会社のようです。
そんな三洋が好きですけどね。

ちなみに、128MBのスマートメディアが行けました。

 

・画質・撮影
当時7万円のカメラだけに、かなりしっかり作ってあります。
が、画質はいい・・・のかな?
ノイズが多く、同じ画素数で一年早いCLIP-ITと比べても、ノイズと画像破綻が激しいような機がしますw
ただ、色の再現度は素晴らしいですし、シャープネスも強く、クッキリとした画像が出ていますので、トイデジと呼ぶにはちょっとかわいそうかも。
いつもよりも2歩下がって見るといい感じになりますね。

画像
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DSC00022.JPG

電池の持ちさえ気にしなければ、お散歩カメラには最適ですね。

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