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デジタルカメラ>三洋電機/DSC-AZ1

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三洋電機
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▶デジタルカメラ

SANYO

DSC-AZ1

懐かしの三洋電機のデジカメでございます。
Multi-ZでもMZでもXactiでもないシリーズでございます。

▶購入の経緯

さらもで
さらもで

OEMもバンバンしていた頃の三洋電機製デジカメ。
早くから静止画から動画にシフトしてXactiが生まれて、
そのXactiが会社名として名前が残っているという。

サラネくん
サラネくん

216円のハードオフシールが貼られたまま押し入れに眠っていたカメラだな。最近買ったんだと思うけど全く記憶がないらしい。

さらもで
さらもで

わかることは一つ。
動く。

三洋デジカメも大好物な自分としては、
楽しみなカメラでございます。
病気になってまた古デジと向き合うことができたのでございます。

▶スペック

SANYO DSC-AZ1は、
2001年11月に登場した400万画素のコンパクトデジタルカメラです。
当時の販売価格は99,800円

なかなかのお値段でございます。
以前ご紹介したDSC-R1と同時発売の模様でございますね。

AZシリーズはMZシリーズほど後世には残っていないカメラでございますが、
MZ1の筐体に400万画素CCDを乗せた上位モデルという位置づけだったようです。
個人的にはMZというとパソコン、AZというと車を連想しますが、
当然、デジカメのお話でございます。

本体仕様/TCP1.03a
センサー1/8インチCCD(補色フィルター)
画素数413万画素
映像エンジンSuper Graphic Processor
液晶1.8型低温ポリシリコンTFT液晶
11万ドット
フォーカスAF(コントラスト検出方式)
ISO感度100−400
レンズ仕様
レンズ銘CANON ZOOM LENS
焦点距離7.25-20.3mm
35mm換算35-98mm
絞りF2.8-4.8
ズーム倍率3倍
最短撮影距離10cm
手ぶれ補正x
基本仕様
使用メディアコンパクトフラッシュ/マイクロドライブ
使用電源単三乾電池x2本
動画撮影
動画性能320×240/15fps
ファイル形式QuickTime
音声記録
顔認識x
Wi-Fix
GPSx
防水x
防塵x
備考画素補間により800万画素相当で記録可能

1.8インチセンサーを搭載した当時の機種ならでわの性能でございますね。
レンズをあえてキヤノンと明記したあたり、
潔さを感じてとても好感が持てます。

▶デザイン・メカ・インターフェイス

高級感のあるデザインでございます。
アルミ削り出し風のパネルと三洋デザインはとても素敵でございます。
特に好きなのはレンズバリアでございますが、
三洋電機製デジカメ特有の電池室の爪破損病にかかっている個体でございますので、
電圧がとにかく安定せず、
そうしないとレンズバリアがうまく開かないようで、
開いていないレンズバリアに無理矢理レンズ繰り出すような挙動をしだすのでヒヤヒヤします。
電池を使用しているのでほどほど重く、重厚感があります。

美しき三洋ロゴ。
「デジカメ」の商標を持っているのにデジカメとは書いておりません。
背面。
ジョグダイヤルがとても三洋でございます。
三洋製デジカメを使い慣れている方は少ないと思いますが、
癖があるUIになれている方には見なくても操作できる感じでございますね。
日本製
噂の電池蓋が折れているおなじみの状態。
マイクロドライブも入ります。
最近は面倒くさいのでパーマセルテープで対応しております。
CANON ZOOM LENS
レンズの繰り出しが1段なのでこのあたりの世代は故障が少ない印象です。

▶機能・仕様

電源を入れてから撮影開始までは大体8〜10秒ぐらいでございます。
全体的に動きはかなりもっさりでございまして、
特に撮影してからの待ち時間が長いですね。
後継機のAZ3は主にそれを改善した機種ということで、
そのあたりは三洋も把握をしていたようです。

なお、後述しますがこのとき、
思わぬ間違いを犯していたことに気づきます。

UIはちょっと癖がありますが、
三洋独特なものでございますのでなれればわかりやすいです。
ただ、あえてジョグダイヤルにする必要があるのだろうかという項目数ですし、
個体の問題なのか、なかなか目的に項目で止まってくれないのでちょっとイライラします。
電池の持ちは2本と考えればこんなもんという感じで、
不安定ながらに満充電のエネループを使用すればそれなりに持ちます。
ただ、液晶は晴天下では役に立たないですね。

現在の設定値がジョグダイヤルの位置に表示されます。
それを把握するまでちょっと慣れがありますね。
なお、今回、誤って画素補間モードの800万画素モードで撮影してしまいました。
この時代に800万画素・・・
2020年対応です。

▶使ってみて

AFはそんなに早くはないですが正確でございますね。
今回、800万画素の補間モードで撮影したのですが、
1枚記録するのにだいたい10秒程度。
5枚撮影すると30秒以上フリーズします。
500万画素にやっと到達したぐらいの時代の800万画素なので(しかも400万画素機の画像補間)
こんなもんだと思います。
ただし、画素補間の割には非常に解像感があるので、
レンズの性能が極めて高いと言うことがわかります。

ただ、補色センサーということもあり、
色再現性はそれなりですね。
全体的にシアンに転びやすく、
赤が渋いですね。
緑色の発色が悪いのは当時のカメラあるあるでございます。
ただ、モノクロにすると評価が一変します。
解像度だけが活きるので画素補間の800万画素とは思えないほどバキバキに解像します。
フレアには弱く、
逆光耐性はあまりないですが、
モノクロ専用機として考えるとかなりのポテンシャルを感じます。

■まとめ

  • 高級感のあるデザイン
  • 三洋という事
  • 画素補間で800万画素
  • モノクロの高いポテンシャル
  • 色再現性
  • 終始モッサリとしたレスポンス
  • 電池室の爪破損病
商品情報
購入場所 埼玉県
価格 216円
購入年

2015年頃

 

執筆日:2020/02/01

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