
▶デジタルカメラ
エグゼモード
YASHICA EZ UW-5
ずいぶん昔に買ったものでございますが、
気が乗らずに箱すら開けずに放置しておりました。
今回は、これでたっぷり遊んでみたいと思います。
▶購入の経緯

秋葉原のお店で安売りしていたので購入したのだと思います。
1500円+税なので、今の水準で考えるとまあまあお高いカメラでございますね。
アウトレット扱いだけど。

1500円のカメラが高いと考えるのなら、それは貧困だな。

ちなみに、サラネの経費は1記事200円に設定されております。
今も営業している秋葉原のお店で購入したものでございます。
アウトレット扱いの新品ですが、
当時ですら相当経っていたこのカメラ、
カメラの仕様上加水分解が発生し、べたつきがあるために特価という悲しいカメラでございました。
ベタベタするカメラを触りたくないなーと、
買っておいて思ったのでございます。
▶スペック
exemode YASHICA EZ UW-5は、
2009年5月に発売された500万画素のコンパクトデジタルカメラです。
当時の販売価格は14800円
何故か販路がPCデポのみという(先行販売という表記の仕方ですが)事で、
果たしてどれだけ数が出たのでしょうか。
1575円と考えるとまぁ、安いですね。
このカメラの最大の特徴は3mまでの完全防水カメラというところですが、
それ故に、べたつきが発生してしまいました。
この機種はプラスチックが落ち始めているので防水性能はありません。
| 本体仕様/TCP1.03a | |
|---|---|
| センサー | 1/2.5型 CMOSイメージセンサー |
| 画素数 | 503万画素 |
| 映像エンジン | 記載なし |
| 液晶 | 3型TFT液晶 |
| フォーカス | パンフォーカス |
| ISO感度 | 100/200 |
| レンズ仕様 | |
|---|---|
| レンズ銘 | YASHICA LENS |
| 焦点距離 | 8.4mm |
| 35mm換算 | 50.97mm |
| ズーム倍率 | 単焦点レンズ デジタル:8倍 |
| 絞り | F3 |
| 最短撮影距離 | 10cm |
| 手ぶれ補正 | x |
| 基本仕様 | |
|---|---|
| 使用メディア | SD/SDHCカード |
| 使用電源 | 専用充電池 |
| 動画撮影 | ○ |
| 動画性能 | 640×480/15fps |
| コーデック方式 | MotionJPEG |
| 音声記録 | ○ |
| 顔認識 | x |
| Wi-Fi | x |
| GPS | x |
| 防水 | ○ |
| 防塵 | x |
| 備考 | 音声録音機能/内蔵64MBメモリ |
おもちゃカメラの割には、割としっかりとしている感じでございます。見た目は。
防水でこの価格というのは当時はかなりお買い得でございますね。
ただし、ヤシカというブランドを活かせているか殺しているかは察してください。
なお、メーカーサイトには2GBまでという表記がありましたが、
普通にSDHCが認識しました。







▶デザイン・メカ・インターフェイス

コンパクトボディでございます。
電池を入れて180gと軽く、
トイデジカメとしては若干重いという感じでしょうか。
インターフェイスは近代的でございまして、
デジカメとしてはとても普通でございます。
問題は、上記の通りのべたつきと、
キャップ類やプラスチックがボロボロ剥がれてくること。
そして、バッテリーがなかなか取り出せない事でしょうか。
安いトイデジの割に、端子類が豊富なのがおもしろいですね。


そして、謎の端子。

AV出力ではないんですね。
なお、ぼろっととれました。





一応ロック機構はついております。






マクロ切り替え

▶機能・仕様
電源を入れると5秒程度で撮影完了になります。
怪しい日本語のインターフェイスはややもっさりめではございますが、
特に迷うことなく設定はできます。
ただ、多くのデジカメで採用されている、
メニューを決定するときに右ボタンを押すのではなく、
決定ボタンを押して設定していくような感じでございます。
撮影メニュー・設定メニューは左右キーで設定し、
項目の移動は上下、
決定は決定ボタンという仕様のため、
設定しようとして設定メニューに入ってしまうという事故が多発します。
しかも、そのときに移動する項目が「フォーマット」なのでなおさらドッキリしてしまうのです。
いろいろ設定できる割には設定できる幅が狭く、
液晶は当然不鮮明よトイデジらしさはありますが、
画面が大きいのがいいです。
それでいて、バッテリーの持ちも悪くなく、
そのあたりはよくできていると思います。




























▶使ってみて
何でしょう。
トイデジカメとして使えばこんなもんかなという感じでございますが、
普通のデジカメとして使うとかなり不満が出る性能でございます。
特に酷いのがデジタルズームで、
不鮮明な本体の液晶画面で見てもふざけてるのかと思うぐらいの荒いズームです。
カセットビジョンのゲームのような写りになります。
防水仕様だからか、それとも劣化によるものなのか、
写真は全体的にもやがかかっている感じでコントラストが低くぼわっとした画質でございまして、
ピントに芯がなく、細部の解像は完全に諦めております。
片ボケかと思いましたが、レンズ自体がゆがんでいるような感じでございますね。
本体の設定で鮮明・セピアにするとシャープネスをあげているのか解像感がぐっと上がりますが、
トイカメラらしくそうやって遊ぶのがいいと思います。
レリーズタイムラグは短めですが、
その割にCMOSセンサーが遅めのようなので、
ぐんにゃり写真は作りやすいです。
まぁ、今更本気でこのカメラを使おうと思う方はいらっしゃらないと思いますが、
トイカメラとして考えればこんなもんかな。という感じです。
■まとめ
| 購入場所 | 秋葉原 |
| 価格 | 1575円 |
| 購入年 |
2012年 |
執筆日:2020/01/26






















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