スポンサーリンク

{メ}KFE/exemode DC516

スポンサーリンク
exemode/YASHICA
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

デジカメレビュー
KFE

exemode DC516

プラスチッキーで安っぽい。しかもピンク。
どう見てもトイカメラだということがわかりますが、
一応、大真面目なデジカメでございます。
見た目はこのあたりとクリソツですね

{メ}日立リビングサプライ/i.mega HDC-2
デジカメレビュー HITACHI Living Systems i.mega HDC-2 サラネではだいぶ昔に紹介したカメラでございますが、せっかくなので、再び紹介することに致します。元の紹介記事が10年前ですからね・・・

 


exemodeというのもとても懐かしい響きでございますが、
最近は元気にしているのでしょうか。
年単位でお仕入れの奥底に死蔵していたこちらのカメラでございますが、
引っ張り出して、撮影をするときに初めてexemode製だということに気づきました。
てっきりケンコーかな?と思っていたので

exemode DC516は、

2006年3月に発売された、500万画素のカメラです。

購入価格は500円でございます。
まぁ、妥当な金額でございますね。
当時は1万円を切るデジカメとして一部のネットショップで販売されたようでございますね。
2006年といえばデジカメ黄金期。
FinepixF10というよりも、ちょっとマイナーなF11の時代ですね。
初代GR DIGITALやPowershot G7などのハイエンドコンデジが花開き、
ニコンはWi-fi搭載コンデジ、COOLPIX S7cをリリースしております。
当然各社様々なコンデジを投入している世の中、
果たして、10000円を切るデジカメとしてどれだけ注目されたのかは今となってはわかりませんが、
価格コムの書き込みはかなり辛口でございました。

これを買うならもうちょっと出して、
同じぐらいの時期に発売されたFinepix A500あたりを買ったほうが幸せになれますね。

付属品はだいたいそろっておりました。
購入時は大丈夫だったとおもいますが、
押入れの中で経年劣化したのか、
ゴムカバーがバラバラになっておりました

スペックはこちらに書いてあります。


スペック

■センサー・仕様/TCP1.01
センサーサイズ/センサー 1/1.8インチCMOSセンサー
画素数 503万画素
映像エンジン
液晶 2.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶
320×240
オートフォーカス x
ISO感度 100固定
■レンズ性能
焦点距離(35mm換算) 43mm(9.0mm)
F値 F3.0/8.0
ズーム倍率 単焦点
レンズブランド 明記なし
最短撮影距離 23cm
手ぶれ補正 x
■基本仕様
仕様メディア SDメモリーカード(2GBまで対応)
使用電源 単3乾電池2本
動画撮影機能
動画記録形式 AVI
動画最大解像度 640×480/最大30fps
音声記録
録画時間 検証中

CMOSセンサーということもありますが、
画素数の割に大型のものを採用しておりますね。
意外と仕様が公開されておりますが、
トイデジカメとすれば標準的な感じでございます。

単三電池が使えるのは大きいですね。
なお、説明書には1GBまでしか書かれておりませんが、
しっかりと2GBまで認識し、使用できました。

 


・デザイン・メカ・インターフェイス

上記の通り、
日立などが採用しているおなじみの筐体っぽいですが、
レンズバリアはございません。
ただ、このデザインのデジカメは仕様がまちまちでよく見ますので、
そのあたりのリファレンスモデルなのだと思います。
素材が安っぽいので非常に軽量でございます。

安っぽいは安っぽいですが、
電池室の蓋など、
壊れそうな部分に関しては割としっかり作ってある感じでございますね。
この筐体を使ったデジカメの中では結構後発だけあって、
そのあたりは練られている印象でございますが、
ボタン配置がちょっといただけません。
意図せず握ると、必然的に何かしらの設定をいじってしまっていたりします。
ボタンが結構出っ張っているのもその要因の一つですね。
そのかわり、押し心地は悪くないですけどね。

なお、当時のニュースサイトで低音ポリシリコンTFT液晶という表示がありますが、
アモルファスシリコンか、ひょっとしたらSTN液晶かと思うほど不鮮明で、
しかも外だと日陰でも全く見えません。

さり気なくexemodeの文字。
まだKFE時代です 

ゴムのカバーはボロボロになってしまいましたが、
この側面はトイデジカメではおなじみです 

この背面なんて、
見覚えのある方も多いハズ。

 

単3入ります 


・機能・仕様

UIに関してはこのあたりのデジカメでだいたい同じものを搭載しております。
使いやすくはないですが、使いづらくもないです。
慣れればこんなもんかというよりも、
そもそも、あまり設定して撮影するカメラではないので、必要十分だと思います。
この手のカメラとしては後発ということもあり、
動作は割と快適でございます。
ただ、デフォルトでは動作音が非常にでかく、
電源OFFのサウンドは結構鳴り響きます。

電源ONは長押しではなく、
1回押せば起動します。
起動、撮影はそこそこの時間を要しますが、
操作は基本的には快適できびきびしておりますね。

そして、
トイカメラの割に設定項目が少なく、
露出補正ができるぐらいでございます。
ISO感度の設定ができないどころか、
珍しくモノクロ・セピアモードすらありません。
潔くていいのではないでしょうか。
マクロ撮影は液晶が見づらいので至難の業です。

電池の持ちはそれほど気になりませんでしたが、
接点がへたっているのか、そういう仕様なのか、
常に電池切れ警告が出ている状態でございました。

この時代で最大1200万画素って地味にすごくないですか?
この年の10月にキヤノンが1000万画素のIXY DIGITAL 1000を発売したぐらいの頃です

アイコンは可愛い

 

◆画質

オールマイティーなカメラではなく、
これが当時のトイカメラだという楽しみ方であれば、
意外とよく映るじゃん?というカメラでございます。
思ったよりシャープで解像するレンズ。
太陽に向けても黒点が出ない。
フレアは盛大に出るけれど、正直思った程ではない感じです。
発色はちょっと渋めですが、
青空の出方なんかはとても好みでございます。
シャッターボタン半押し押しでAEロックがかかるようですが、
起動した瞬間や撮影直後にも反応するようで、
しかも、半押しというか触れただけでかかるぐらいフェザータッチなので、
意図せず露出オーバーの写真を量産することがあります。
そのあたりもトイカメラらしくていいですね。
結構、気に入っておりますね。

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1

EXIF JPEG 2.1


執筆日:2019/06/24

コメント

タイトルとURLをコピーしました