{ﾒ}Big mini BM-310Z

Konica Big mini BM-310Zは、1991年11月に発売された35mmフィルムを使用するフィルムカメラです。
購入価格は525円。
発売当時の価格は43,000円程度です。
もう20年近く前のカメラということになりますが、
中古やさんで比較的多く見かけることがあるということで、
当時相当売れたモデルなんでしょうね。

・カタログスペック
使用フィルムは35mmフィルム。
AF機構を搭載です。
フィルムカメラの20年って比較的新しい部類ですよねｗ
レンズは2倍ズームで、
F3.6-6.8で35-70mm。
コニカズームレンズを搭載です。
レンズ構成は7群7枚。
マルチコートフィルターを搭載する他、非球面レンズも入っています。
シャッタースピードは3.3秒-1/360秒
レンズに関しては中々力が入っていそうですが、
特に刻印もないですし、どうなのでしょう。
ちなみに、当時2倍ズーム機としては最小、最軽量だったとのことですが、
その割にはデカイですよね。

光学ファインダーは倍率0.42-0.75倍、視野率は80%でございます。

駆動はリチウム電池のCR-P2が2本と、
これまた微妙な仕様でございます。

オートローディング、デート機能に対応です。

・購入時の状態
付属品：本体のみ
状態　：傷、グリップ部ドロドロ
機能　：不良
台数　：1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
厚ぼったくデカく、そして重いです。
このデザイン的に同社のQ-M100Vなんかを思い出してしまうのですが、
なんと、これより大きいのですよね。

その分、握りやすく使いやすいわけですけれどｗ

SUPER COMPACT ZOOMなのです。

底面。
Made in JAPANですね。

背面。
この辺りはデート機能搭載のカメラとしては平均的な作りかと。

電源をいれるとこんな感じ。
デート以外にも液晶が付いているのが近代のカメラっぽいですｗ

W端ではあんまり出っ張らないですね

・機能・仕様
起動は早いですね。
基本的には押すだけカメラですのであまり動作に不満はないのですが、
ズーム機構が若干ゆったりなのと、
シャッターボタンを含め、オールゴムボタンなのが気になりますね。
グリップがべとつくのも不満点ではありますがｗ

マクロや連写、セルフタイマーが出来るという点だけでも素晴らしいわけですが、
ここのところの動作に関しては不満があります。
また、上部にズームボタンがあるわけですが、
何故か1つしかボタンがありません。
どうやって操作をするかというと、
押し続けた分だけレンズが伸びて、
伸びきった後に更に押し続けるとレンズが縮み始めるという、
なんか2焦点カメラっぽい挙動です。

AFも早いわけで、なかなかよさそうなのですが、
このカメラは上記の通り、壊れているわけです。
一応撮影の方は可能なのですが、フォギー仕様になります。
これはこれで面白いのでお気に入りだったりもするのですが、
正常に映る個体が欲しいです。

その他の写真はこちらにございます。

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