デジカメレビュー駒村商会Minox DCC Leica M3 (5.0)
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MINOXといえば、
フィルム時代からミノックスフィルムという小さいサイズのフィルムを駆使して、
スパイカメラやこのような有名なカメラのミニチュアなカメラを作っていたメーカーでございますが、
デジタルになっても健在でございます。
なお、このカメラ、
様々なバリエーションが存在しております。
背面にはMINOX Digital Classic Camera Leica M3 Plusとの記載がございますね。
Minox DCC Leica M3 (5.0)?は、
当時の販売価格は4万5千円前後です。
スペック
■センサー・仕様 | |
センサーサイズ/センサー | CMOS |
画素数 | 320万画素(画素補完により500万画素相当) |
映像エンジン | 記載なし |
液晶 | 1.5インチ |
オートフォーカス | マニュアルフォーカスのみ |
ISO感度 | 100 |
■レンズ性能 | |
焦点距離(35mm換算) | 42mm |
F値 | F3 |
ズーム倍率 | 単焦点 |
レンズブランド | MINOX Minoctar 8.7mm digital lens |
最短撮影距離 | 50cm |
手ぶれ補正 | なし |
■基本仕様 | |
仕様メディア | SDカード(2GBまで対応) |
使用電源 | BL-5B |
動画撮影機能 | 320x240 |
記録形式 | AVI |
音声記録 | x |
録画時間 | 制限なし |
実は500万画素ではなく、
センサーは320万画素のようです。
・デザイン・メカ・インターフェイス
中身よりも、このデザインとギミックが全てのカメラでございます。
完成度は非常に高く、
拡大してみるとそれっぽいです。
勿論、質感はあからさまなプラスチックですけどね。
巻き上げレバーやセルフタイマーなどは飾りですが、
実際に動かせるのがまた、面白いです。
それを眺めているだけでも楽しいものですね。
ファインダーはただの素通しですし、
レンズはどう見てもプラレンズなのがちょっと興ざめではありますが、
マニュアルフォーカスという珍しさや、
底面の謎の端子など、
それを見ているだけでも楽しいカメラなのです。
と、同じことを2回言ってみたくなるカメラです。
背面はこんな感じ。
上部
ダミーでございます。
底面。
三脚穴は金属
そして中国製
USBはMiniBでございます。
ここから充電が出来ますが、
残念ながら、工作精度の問題なのか、
最初から端子が上に向いていて刺さりません。
反対はバッテリー室
BL-5B
実はこのバッテリー、
ノキアの携帯電話で使用されているものでございます。
以前紹介したヤシカのF537IRと同じです。
かっこいい
フォーカスはこのレバーで合わせます
・機能・仕様
起動は5秒程度と遅く、
動作も非常にもっさりしているので、
今風のカメラではないですね。
液晶は汚いし、
当然日本語フォントは怪しい感じ。
少ないボタン数から想像できる通り、
操作性はものすごく悪いです。
設定をいじるのも、
電源ボタンを押すとプレビューになり、
もう一回押すとメニュー画面が出ます。
上下キーで選択してシャッターボタンで決定。
という順番なのですが、
メニューの並びも摩訶不思議のうえ、
動作がトロイというのがまた、イライラします。
更に、
メニューの中に電源を切る項目があるのも斬新です。
撮影してから記録するまでも時間がかかる上、
その後、しばらく操作ができなくなるのもいただけないですね。
とはいえ、
割りきって使う分には良いカメラだと思います。
●画質
画質は完全にトイデジでございます。
トイデジ故、ぐんにゃり写真も楽しめますね。
発色は浅めでコントラストが低い、
トイデジならでわな感じでございます。
逆光時には盛大にフレアが出ますし、
露出制御が不安定というところで、
思いもよらぬ写真が撮れるので、
その偶発性を楽しむカメラだと思います。
決して、ライカだからといって画質に期待するとひどい目にあうカメラです。
(そんな方はいらっしゃらないとは思いますが)
コメント
さらもでさん、こんにちは。
レビュー待ってました〜、ちっちゃくて銀色と黒のコントラストとロゴ、そして弄れればいいですw
エグゼモードショップは、もう福袋はやらないのかなー
ローライ35みたいなトイデジほしい・・
ではまたー