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{メ}タカラ製作所/Topman MC AUTO ZOOM/C-MACRO 35-70mm F3.5-4.5/ニコンFマウント

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その他
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デジカメレビュー
タカラ製作所

Topman MC AUTO ZOOM
C-MACRO 35-70mm F3.5-4.5
(357CM)
ニコンFマウント

とても謎のレンズ、トップマンでございます。
結論から言うと、故障しているので作例はないのですが、
昔のレンズは面白いですね。

[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]

Topman MC AUTO ZOOM/C-MACRO 35-70mm F3.5-4.5は、
1982年に発売されたニコンFマウント用のレンズです。
発売当時のメーカー希望小売価格は51,800円

手元にある80年の用品ショーカタログには「タカラ製作所」のブランドとして載っているトップマンでございますが、
もとを辿れば、倒産したミランダカメラの工場を引き継いで製造していたレンズのようですね。
ということは、元々はソリゴールと呼ばれていたレンズのようでございます。
そのトップマンも、87年の用品ショーには掲載されていないので、
倒産してしまったようでございます。
また、当製品は1982年の用品ショーに新製品として掲載されております。


 

■カタログスペック

 

■仕様 vl1.1
焦点距離 35-70mm
開放F値 F3.5-4.5
絞り羽根数 調査中
最短撮影距離 0.5m
最大撮影倍率
レンズ構成 9群9枚
フィルター経 52mm
フルサイズ対応
超音波モーター x
手ぶれ補正 x
防塵防滴設計 x
フルタイムマニュアル
375gで当時としてはコンパクトなボディでございます。
「コンパクトズーム、鮮やかに登場」というキャッチコピーで掲載されておりました。

■デザイン・メカ・インターフェイス

ローレットがゴム製だったりと、
年代の割にはかなり近代的な作りになっております。
作りに関しては、プラスチックではないですが高級感はあまりないですね。
確かに、コンパクトではあります。
ズームは直進式です。

経年の割には、
ズーミングもなめらかですし、
ピントリングもそこそこの粘度があり、
全然使えそうな感じがするのですが、
無限遠が出ないというよりも、全くピントが来ないのです。
振るとちょっと音がするので嫌な予感がしたのですが、
ローレットを外し、ネジを外すと、
構造は簡単そうでしたが、中のパーツが割れておりました。

それ以上に、ネジの山どころかネジ自体が全く見えないぐらい老眼が進んでいる自分が悲しい。

最小絞りは16まで。
あれ?用品ショーの写真だと22まであるのに。
マウントによって違ったのか、
それとも、マイナーチェンジしたのか。
よく見てみると、「レンズの明るさ(Fナンバー)に合わせてマウントをお選びください」という文字も。
マウント一覧には、ニコンFでもAiでもなく、ニコンA1って書かれておりました。
他のマウントは普通にミノルタMDだのオリンパスOMだの書かれているのに。

日本製

緑色の刻印っていいですね。
フジノンみたい。

Fマウントですが、
Ai用の突起があるのですが、
それが妙に長く、斜めになっております。
そのため、FTZに取り付けるとうまくつかず、傷がつきました。

連動レバーも長いですね。 

手元にUsがあっったのでつけてみました。
付きました。 


執筆日:2019/07/06

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コメント

  1. たかぼん より:

    絞りリングのAEポジションとマウントにある板状の突起から、コニカAR用だと思います。
    フランジバックが6mmも異なるので、無限遠は出ません。
    コニカARマウントのレンズがニコンFマウントに嵌るとは、長年のコニカとニコン使いの私でも知りませんでした。確かにどちらも口径が47mmだった様な気もします。

  2. さらもで より:

    コメントありがとうございます。
    コニカAR用は完全に盲点でした。
    確かに、無限遠が出ないのも納得でございます
    ニコンF用という触れ込みで買ったのと装着出来てしまったので特に疑問を抱きませんでしたが、
    普通に付いてしまった事に驚きです。

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