{メ}キノ精密工業/Kiron 35-135mm F3.5-4.5 Macro MC/Nikon Fマウント

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デジカメレビュー
キノ精密工業

Kiron 35-135mm F3.5-4.5 Macro MC
ニコンFマウント

ネット上にもあまり情報がない謎のレンズでございます。
KIRONというブランドのようですが、
どのようなレンズなのでしょうか。

[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]

Kiron 35-135mm F3.5-4.5 Macro MCは、
製造時期不明のニコンFマウントのレンズです。
購入価格は840円とだいぶお買い得でございました。

ネットで調べて見るに、1978年という説もありますが、
そこまで古そうには見えないような気もしますね。

キノ精密工業(Kino Precision Industries)という会社が製造しているレンズでございますが、
カメラ用レンズに関しては主にアメリカ向けに製造しておりまして、
アメリカに本社があるKiron Corporationという会社が販売していたようでございます。
当初は、Vivitorブランドで販売をしていたようですが、
自社ブランドでも販売をしていたようでございます。
日本では近江屋写真用品が販売していたという情報もありますが、
定かではございません。

正直、1978年製説の信憑性は怪しいですね。
なお、キノ精密工業自体はつい最近まで存続しておりまして、
メレスグリオという会社に社名変更後、現在は京セラオプテックとなっております。

 


 

■カタログスペック

 

■仕様 vl1.1
焦点距離35-135mm
開放F値F3.5-4.5
絞り羽根数6枚
最短撮影距離1.5m(29.2cm)
最大撮影倍率
レンズ構成11群15枚
フィルター経62mm
フルサイズ対応
超音波モーターx
手ぶれ補正x
防塵防滴設計x
フルタイムマニュアル
重量(実測)694g
スペック的にはふつーのレンズでございます。
現在の水準で言えば、
スペックの割に重たいなという感じでございます。

■デザイン・メカ・インターフェイス

時代が時代だからか、
かなりしっかりと作られている印象です。
総金属ですし、ズームは当然直進式でございますので、
大きく広いピントリングがMFレンズという感じでございますね。
ピントリングはゴムでございますが、丈夫でございます。
持ち心地は非常にずっしりとしておりまして、詰まっております。
いろいろと書いてありますが、
基本的にはシンプルでございます。
Fマウントというのはありがたいです。
一応Aiレンズっぽい見た目はしております。
なお、なぜかFTZにはささりませんでした。
このレンズの最大の特徴と言っても過言でないのは、
マクロ切り替えレバーがついていること。
このリングを回すとマクロに切り替わるのですが、
最初、壊れているんじゃないかと思っておりました。
α7IIにマウントアダプタをつけて撮影をしておりましたが、
マウントが曲がるんじゃないかと思うぐらい思いっきり回すと動きました。
不良かと思いながら、
ものすごく粘度の強いグリスを使用しているようでございますね。
そうしないと、動いてしまうからだと思いますが、
当時の筐体であれば耐えられそうでございますが、
プラマウントだと絶対に割れます。
35-135。
当時としては高倍率ズームでございますね。
AIレンズでございます。
なお、
コンディションは最悪でございます。
バルサム切れ、カビ、コーティング剥がれ、
なんでもありでございます。
ちゃんとマルチコートですね。
今回は、
この構成で撮影をしてみました。
存在感がありますね。

画質・撮影

レンズのコンディションが悪いので正確な評価はできませんが、
思ったよりもちゃんと写りますね。
ほんのりソフトフォーカスになるのはコンディションの問題ではあるとは思いますが、
解像力も申し分なく、
この当時のズームレンズと考えれば悪くないですね。。
流石に広角側の絞り開放ですと派手に周辺光量落ちしますが、
ちょっと絞れば改善されます。

驚くべきはマクロ機能でございまして、
これが、思った以上にハイクオリティです。
しかも珍しいことに、広角側がマクロ域でございます。
結構しっかり寄れますし、とても良く写ります。
通常状態ではちょっとうるさいボケ味もマクロ域だとなかなかいい感じでございますね。
割とお気に入りのレンズになりました。

 


マクロ

開放F値(広角)

F8

 

開放F値(望遠)

F8

マクロ

マクロ

マクロ

 


執筆日:2019/07/08

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