公開日時:2009年9月12日
追記日時:2015/8/12
画像追加
記事修正
購入価格は980円。
当時の実売価格が3万円前後ということで、
当時としてはかなりの価格破壊機種になったみたいですね。
デザインやインターフェイス的にはとてもそうは見えないところが、
東芝らしいというか、なんというか。ちなみに、スペック的には以前紹介したAllegrettoM60と似たような物です。
1/2.7型の214万画素CCDで原色フィルター対応。
このぐらいなら余裕があるという感じでしょうか。
この世代で原色フィルタは地味にうれしいですね。レンズは標準的で、
36mmからなF2.8の3倍ズーム
言語設定が多彩で、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語なんかに設定できるわけですが、
残念なのはマクロが20cmと「これ、マクロなのか?」って思いたくなるような感じです。電池は単三4本、
そして、Allegrettoシリーズとしては「初」のSDカード対応機種ということで、
うれしい限りです。
追記:2015/08/12/以下、追加画像
・デザイン・メカ・インターフェイス
カメラらしいデザインではありますが、
M60程では無いにしろ、でかくて重いです。
グリップ部が浅いので持ちやすいわけでもないし、
それなりに好きなデザインだけに、ちょっと残念ではあります。
そして、レンズバリアーがついてない!
その代わりレンズは結構いいのを使ってそうな錯覚に陥ります。
リングの表記は安っぽいわけですけどねw
レンズ構成も分からないので、そこら辺はよく分かりません。
で、この機種、エントリーモデルの癖に上部に液晶もついてるし、
マニュアル撮影モードがついてたり、
ファインダーの視差調整メモリもついてたりと、とてもお金がかかってるみたいです。
つまり、結構多機能な訳ですね。
ボタン配置は結構独特で、
そもそも「カーソルキーの位置おかしいだろ」
って感じな訳ですし、
メニューが上部にあったり、
OKが一時のオリンパスをまねたのかカーソルキーの中央にあったりと、
もう少し煮詰めればという感じですね。
特に、中央の一番いいところにゴミ箱ボタンがありますからw
電源スイッチが縦スライドという珍しい方式。
バッテリの蓋は流石に丈夫そうですが、
設計上ロックスイッチを忘れてしまうことがしばしばでした。
あと、個人的に許せなかったのが、USBポートがトイデジに使われてるプラスチックのいかにもな端子でした。
ただし、うれしいSDカード対応。
というか、東芝自体スマートメディアの規格を作った会社でもあり、
SDカードの規格も共同で作ってる会社でありますからね。
・機能・仕様
追記:2015/08/12/以下、追加画像
起動は3秒程度でそこまで遅くはありませんが、
起動してからが結構遅い。
操作性も悪く、設定の殆どは液晶ファインダーではなく、
上部のモノクロ液晶を見て、 ボタンを何回も押して設定する感じです。
非常に面倒くさい。
そして、液晶の質がもの凄く悪く、
黄色っぽいしカクカクする、
色再現性は最低でピントの山もつかめないって感じですね。
更に、文字フォントが怪しい日本語フォントな訳で、
どうも、台湾かどこかのOEMか、ソフトウェアだけ買っているのか、
そんな感じがします。
操作性云々はM60と同じぐらいの煩わしさなわけですけどね。
更に、シャッター音が電子音で、「ピッ」と甲高くなります。
勿論、オフには出来ますが、
オフにしないとAF作動中にもなり五月蠅いので普通はオフにしますね。
Allegrettoというか、東芝はカメラメーカーじゃないからなのか、
M81の時もそうですが、
シャッター音があからさまな電子音というのはちょっと萎えますね。
・画質・撮影
●AF/AWB
AF作動が3秒位なので、
そんなにちょっと遅めですね。
操作性がアレなのでそこだけ早くても逆にこまりますがw
反面、マクロは結構難しいようです。
●画質
一見悪くないように見えますが、
シャープネスをかけ過ぎているのか、
ちょっとリアリティのない写真になります。
発色は非常にいいので、絵画みたいな感じですね。
200万画素デジカメなので細部の描写とかがアレってだけですがねw
とはいえ、スナップ撮影にはもってこいですし、
個人的には結構好きな方です。
その他の写真はこちらにございます。
コメント