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{メ}NECカシオ MEDIAS WP N-06C

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携帯電話・PDA・スマートフォン
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NECカシオモバイルコミュニケーションズ docomo MEDIAS WP N-06C

久しぶりに携帯変えたなーって思ったら、
最後に携帯を変えてから1年経ってませんでした。
ちなみに、iPhone4は分厚いiPodTouchとして第二の人生を送っています。

N-06Cは2011年6月の夏モデルとして登場したモデル。
珍しく最新の機種を買ってみました。
カシオの端末としては初めてですし、NECの端末としては太古の昔のmova N103 HYPER以来16年ぶりでしょうか。
まぁ、ドコモ端末自体縁がなかったし、J-PHONE時代の末期に再参入してきたときは三菱一筋だったので手を出してなかったですね。

NEC初のスマートフォンはこれの半年前に発売されたN-04Cなわけですが、
PDAとしてはNECはこの分野では熱狂的なファンが多かったわけなので、
ノウハウは豊富なはずです。
モバイルギア、ポケットギア、そしてある意味ではスマートフォンにかなり近いシグマリオンシリーズなんかも。
欲しかったけど当時は高くて買えませんでした。
でも、薄型軽量というコンセプトはNECよりもGENEOシリーズの東芝ってイメージがあったんですがね。

もひとつどうでもいい情報ですが、
スマートフォンにPROシリーズを与えるのやめたのね。ドコモ。

スペック

CPUはSnapdragon MSM8255 1GHz
OSはAndroid 2.3

現行のスマートフォンでいえば決して高いクロックではないのですが、
スマートフォン(PDA)はスペックではなくチューニングなのでCPUクロックは何の参考にもならないというスタンスなので、
特に気にしないことにします。
OSは珍しく最新版。
WindowsMobileユーザーだったため、OSのアップグレード?買い換えるまでそのままでしょ?
的な人なのでそれに越したことはありません。
サラネではさりげなく登場していたりしますが、
Android端末はこれが初めてではなく、
IS01も何故か持っていたりします。
こちらはAndroid1.6でCPUは同クロックなわけですが、
何もかもが違うため全く参考になりませんw

液晶は4インチ480x854ピクセルのタッチパネルディスプレイ。
当然静電容量式、iPhone4と同じく、最近のスマートフォンではおなじみのゴリラガラスを採用してタフネス仕様です。

カメラは510万画素CMOSセンサー+フラッシュ付。
ハイビジョン撮影機能、顔検出機能、手ぶれ軽減機能だけでなく、
超高感度撮影(ISO12800)や自動シーン判別、同社の携帯電話で採用されてる瞬撮起動、瞬速撮影機能なんてのもついてます。凄いぜ
サブカメラは未搭載

MicroSDHCは32GBまで対応です。

その他対応としては、
ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線センサー、Gセンサー、光センサー、
SPモード、GPS、Bluetooth、Wi-Fi、
そして、防水機能なのです。

・購入時の状態
付属品:全部あり
状態 :新品
機能 :問題なし
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス

まず、薄いですね。
実は薄いだけで表面積は結構大きいのですが、
やはり薄いということは強いと思います。
その割には握りやすいので、表面積が大きいという利点も生かされていますね。

画面サイズが4インチあるので、意外と大きいなという印象があります。
和製スマートフォンとして嬉しいのはストラップを取り付けられるということですねw

問題点とすれば、
まず、カラーバリエーションの少なさ。
amadanaモデルはありますが、別料金ですしw
なんか大人のスマートフォンという感じで、ポップな色合いがないです。
自分は消去法でゴールドにしましたが、ちょっとおっさんっぽいですね。
iPhoneやXperia、GalaxySシリーズのような大衆向けのスマートフォンではなさそうなので、
アクセサリは少なそうですし、なにより防水仕様なのでケースなんかには入れられそうにないということでも、
デフォルトのカラーバリエーションは再検討していただけると嬉しいものです。

あと、防水ということで仕方がないとは思いますが、
ボタン類が異様に少ないこと。
タッチセンサーは仕方が無いとしても、
ボタン併用のショートカットキーの多さが魅力なAndroid端末だけに、
ボタン類がタッチセンサーに付いてる3つと電源ボタン、ボリュームボタンのみというのはちょっと悲しい。
絶対ロック画面から始まるのですぐに操作できないですし。

そして、そのボタン類の押し心地の悪さというのも残念なポイントです。
電源キーなんかはペコペコしていて、すぐ接触不良になりそうですし小さくて押しづらい。
スリープ解除のボタンはこれしか用意されていないのでもっとしっかり作って欲しかったです。
そしてボリュームキーは本体の裏側。
何故こういう配置になったの?とすら思いますね。
しかもこれがまた押しづらい。
シャッターボタンが無いのでカメラ動作時は液晶にタッチする仕様なのですが、
ヨコに構えると左手の指が絶対にレンズにかぶる。

外部端子が上部にあるUSB端子だけということや、クレードルを使わないで充電する時もソコにつながなければいけないというのはおいといて、
防水ということで、ここをしばらく使っていると他の防水携帯同様、保護カバーが閉まらなくなって防水としての意味をなさなくなってしまう懸念がありますね。

ワンセグアンテナの中途半端さも残念なところです。
微妙な位置、微妙な長さ、微妙な角度にしか曲がらない。
そして、感度が悪いですw

後、使い方の問題だと思いますが、
外枠のメッキが柔らかく、割と簡単に傷が出来たりボディが削れます。
初日に既に底面が削れてしまったのは悲しいです。
防水仕様なだけにちょっときになりますね。

・仕様・レスポンス・操作性
レスポンス自体は思った以上にサクサクしている感じですね。
動作のもたつきでイライラすることは無いですし、
ブラウジングから動画再生に至るまで、
回線がドコモで安定しているという大前提もあり非常に満足です。
アプリに関しても、性能上で不満なところはないのですね。

ただ、操作性に関しては不満アリです。
特に、液晶タッチパネルの精度がよろしくない。
液晶の滑りが悪いというのもありますが、
iPhoneユーザーとしては感圧式か?と思うぐらい癖がありますね。
文字入力時のイライラはどうにかしていただきたいです。
自分の個体はタッチパネのキャリブレーションが若干上にずれているみたいです。
そして、液晶下部のタッチセンサーの感度がいいので、
文字入力中に誤って戻るボタンが作動してしまい、
アプリによっては入力した文章が全部消えてしまって悶絶してしまうことも。
後は、晴天下だと液晶が全く見えなくなるという致命的な難点もありますが、
そこは慣れしかないですね。
自分は1月ほど使ってタッチパネルの癖は大体つかめてきました。
液晶はiPhone程綺麗じゃないですが、長時間見てても疲れなさそうな位の見栄えなので好印象です。

カメラについては悪く無いですね。
むしろ、起動が早いので凄く便利です。
画質についても、iPhoneよりも好きですね。携帯っぽい画質ではありますが。
これについては後ほど取り扱うと思います。
ただ、上記の通り、横持ちは少し使いづらいです。

また、操作性で気になったことといえば、
ジャイロセンサーの加減が分からないこと。
iPhoneの昔のバージョンでも困ったことですし、どちらかというとAndroidの仕様っぽい気もしますが、
突然横画面に切り替わったりしてしまいますね。
ブラウジングの際は見ている位置がずれたりしますのでイライラします。
勿論縦位置、横位置に固定することは出来るのですが、おいそれと出来るわけじゃないのが使いづらいところです。

防水機能は中々便利だと思います。
お風呂とかで、普段使わないのに使ってみたりしてますが、
致命的な欠点がここにもあります。
それは、液晶に水分がつくとタッチパネルがまともに動作しなくなるということでしょうか。
タッチセンサー部も静電式なのでボタンが押された状態になったりならなかったりして、
使うときは常にタオルで液晶を吹きながら使わなければならないわけですが、
タオルで拭いた時に思わぬ動作をしてしまうことがあり、ここも注意が必要です。

こればっかりは静電式を採用していると仕方がない部分ですけどね・・・

後は、バイブレーダーの音が少し高い音が出るタイプです。
スピーカーの音量が小さいのは国産スマートフォンでは仕方がないところですが、
通話スピーカーについては、酷いです。
今までiPhoneや、クリアトーク機能が付いてるF-01Aだったということもありますが、
騒がしい所どころか、屋外に出ると最大音量でも全く相手の声が聞き取れないです。
ヘッドセットが欲しいところですが、まぁ誰からもかかってこないのでいいか。

他、GPS機能はiPhone程正確ではありません。

当初はメモリが少ないかな?と思いましたが、
使ってみてそこまで深刻には感じてませんね。

ざっとまとめてみたところ、こんなものでしょうか。
割と文句を言っているように見えますが、
本人はいたって満足しています。
薄くてシンプルなスマートフォンをお探しの方にはぴったりです。

最後に、この機種に限らずAndroid端末全般に言えることですが、
Android OSはiOSのように最初から完成されているOSではありません。
往年のWindowsMobile機のような、デスクトップ周りのカスタマイズ等、
自分の使いやすいようにガリガリとカスタマイズしていく必要があります。
そこがちょっと敷居が高いですが、しっかりとカスタマイズ出来ればiOSには無い自分だけの使いやすい環境を作る事が出来ます。
多分、サラネではソフトウェアの方面の紹介や講座を行わない予定ですが、
是非とも挑戦してみてください。


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