
▶デジタルカメラ
ペンタックス
Optio S
当時世界最小最軽量とうたわれたコンパクトサイズのデジカメでございます。
カシオとペンタックスの合作とも言える機種でございます。
▶購入の経緯

久しぶりに見かけたカメラでございますな。
4台1200円のカメラセットにくっついていたカメラでございます。
実は、以前紹介したカシオのEXILIM Z3の兄弟機だったりします。
ちなみに、兄弟機というとペンタックスの人に怒られます。

以前ってか10年前だけどな。
ペンタがレンズを供給してカシオが回路を供給したという。

レンズ・スライディング・システムってカッコいいですな。
▶スペック
PENTAX Optio Sは、
2003年03月に登場した300万画素のコンパクトデジタルカメラです。
登場当時の定価は65,000円。
購入価格は300円。
とにかく薄型ということで登場したこちらの機種。
レンズ・スライディングシステムというすごい技術を採用しております。
| 本体仕様/TCP1.03a | |
|---|---|
| センサー | 1/2.5型CCD 原色フィルタ |
| 画素数 | 320画素 |
| 映像エンジン | – |
| 液晶 | 1.6型TFT液晶 |
| フォーカス | コントラスト検出方式) |
| ISO感度 | 50-200 |
| レンズ仕様 | |
|---|---|
| レンズ銘 | SMC PENTAX ZOOM LENS |
| 焦点距離 | 5.8-17.4mm |
| 35mm換算 | 35-105mm |
| 絞り | F2.6-4.8 |
| ズーム倍率 | 3倍 |
| 最短撮影距離 | 6cm |
| 手ぶれ補正 | – |
| 基本仕様 | |
|---|---|
| 使用メディア | SDカード |
| 使用電源 | NP-40 |
| 動画撮影 | ○ |
| 動画性能 | 320×240/12fps |
| ファイル形式 | AVI |
| 音声記録 | ○ |
| 顔認識 | x |
| Wi-Fi | x |
| GPS | x |
| 防水 | x |
| 防塵 | x |
| 備考 |
レンズを収納する際に一部のレンズを外に逃がしてコンパクトにするレンズ・スライディングシステムを採用している為、
非常にコンパクトなカメラとなっております。
▶デザイン・メカ・インターフェイス

今からしてみても非常に小さいカメラでございます。
手のひらに完全に収まるサイズでございまして、
とてもコンパクトでございます。
そして薄く、価格なりに質感もいいです。
当時は大ヒットしたようですが、
ただ小さいだけでない良さがありますね。
コンパクトながらボタン配置もよく練られている点や、
電源ボタンを押すと電源周りが緑色に光る演出も素敵でございます。








そして、電池もフジのNP-40が入っております。
汎用バッテリーです。


鏡筒に対してレンズは下にあります。
▶機能・仕様
起動は3秒程度となかなか早いです。
非常にキビキビとした感じであり、
インターフェイスもちょっとカシオが入った感じで悪くないです。
電池の持ちもサイズを考えればこんなもんという感じで、
不満はないですね。
液晶は不鮮明ですが、像が写っていることが分かればいい程度。
基本的には押すだけカメラなのでこれで十分です。
なお、この機種、
この個体は肝心なOKボタンがお亡くなりになっております。
カーソルキーは動くのですが、
このあたりのOptioSシリーズに関してはそういう個体を多く見ており、
持病のようなものでございますね。
カーソルは動くので、時刻設定が出来ないぐらいで撮影にあまり大きな支障がありません。
▶使ってみて
AFは早く、
マクロ撮影に至っても精度が高いです。
撮影後もとても快適でございまして、
そのあたりはカシオとの協業がうまく行っている感じですね。
ただ、AF中は画面が固まります。
レンズは湾曲がやや目立ちますが、
レンズの機構を考えればよく出来ております。
原色が強い傾向で、
逆光は苦手です。
どちらかと言えば近接に強く、
予想以上にマクロが強いというカメラでございました。
■まとめ
| 購入場所 | インターネット |
| 価格 | 300円 |
| 購入年 |
2020年 |
執筆日:2020/03/12






























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