▶デジタルカメラ
京セラ
Finecam SL400R
京セラ末期のスイバルスタイル機でございます。
個人的には非常に懐かしいカメラです。
▶購入の経緯
あったなー、これ。
当時S5Rを使っていてこれが登場したときに、
なんとも微妙な気持ちになったことがあります。
うらやましいとか悔しいとかじゃなく、
ふーんって感じで。
京セラ撤退寸前のモデルにしては、
SL300R共々大々的に宣伝されていた記憶が。
RTUNE搭載で連写が売りだったけど、
Xactiみたいにそれをいまいち売りに出来なかったカメラという感じ。
・・・まさかこれを手にすることになるとはなぁ
▶スペック
Kyocera Finecam SL400Rは、
2004年03月に登場した400万画素のコンパクトデジタルカメラです。
オープン価格で登場価格は45,000円前後。
購入価格は300円。
人気のスイバル機としてもだいぶ薄型でございます。
本体仕様/TCP1.03a | |
---|---|
センサー | 1/2.7型CCD 原色フィルタ |
画素数 | 400画素 |
映像エンジン | RTUNE |
液晶 | 1.5型TFT液晶 11.8万画素 |
フォーカス | AF(コントラスト検出方式) |
ISO感度 | 100-800 |
レンズ仕様 | |
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レンズ銘 | KYOCERA 3X ZOOM LENS |
焦点距離 | 5.8-17.4mm |
35mm換算 | 38-115mm |
絞り | F2.8-4.7 |
ズーム倍率 | 3倍 |
最短撮影距離 | 20cm |
手ぶれ補正 | – |
基本仕様 | |
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使用メディア | SDカード |
使用電源 | BP-780S |
動画撮影 | ○ |
動画性能 | 640×480/30fps |
ファイル形式 | AVI |
音声記録 | ○ |
顔認識 | x |
Wi-Fi | x |
GPS | x |
防水 | x |
防塵 | x |
備考 | SDカードいっぱいまで連写が可能 |
京セラのRTUNE機はどれも液晶が小さいですね。
そして、寄れないマクロも懸念材料です。
▶デザイン・メカ・インターフェイス
ぱっと見デジカメというよりもオペラグラスのようなデザインでございます。
しかしスイバルにしてみるととたんにカメラらしくなります。
この時代のカメラなので外装は非常にお金をかけて作っている感じでして、
張り替え可能な前面カバーもきれいな状態です。
当時のRTUNE機同様に液晶が小さいですが、
背面のボタン配置を見るにこの機種に限ってはこのさいずが限界といった感じでございますね。
モードがフィルムカメラのようなLEDで光り左右で選択できるようになっているしかけは面白いです。
ホールディングも悪くなく、
悪くはない感じです。
京セラレンズ
これがあるおかげでモバイルバッテリーで動作ができました。
▶機能・仕様
起動は3秒程度とだいぶ早く、
すぐに撮影可能状態となります。
RTUNE搭載機なので全体的にキビキビしておりますが、
AFは若干待たされる感じですね。
UIも分かりやすく好感が持てますが、
マクロモードはシーンモードの中にあるのがちょっと残念。
ただし、この時代で20cmマクロなのでこの位置で正解と言えば正解ですが。
液晶は屋外でも見やすく、
撮影は楽しいですが、
悲しきかな、バッテリーの持ちは最悪ですね。
とはいえモバイルバッテリーとつないでいればその問題も解決しますが。
▶使ってみて
せっかくの連写王なのにAFはやや待たされますね。
そして、デフォルトでは音が大きいです。
ただ、撮影後のレスポンスも早く、
まさに快適でございます。
屈折光学レンズ故に四隅の周辺光量落ちと解像りょk杖以下はありますが、
京セラらしいすっきりとした絵作りは健在でございます。
誇張しすぎない青と少しシャープネスは強めではございますが、
センサーサイズの割には健闘しておりますね。
ダイナミックレンジはだいぶ狭いですが、
面白いカメラでございました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
■まとめ
購入場所 | インターネット |
価格 | 300円 |
購入年 |
2020年 |
執筆日:2020/03/18
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