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{メ}Finecam S3L

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KYOCERA
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RIMG0062ss.jpg
京セラ・S3L
S3R/S5Rユーザーとして、
これを見た瞬間買わずにはいられませんでした。

RIMG0062a.jpg
S3Lは、2002年10月に発売された320万画素のデジタルカメラです。
同時に発売されたS5の廉価版で、素子が500万画素から変更になったぐらいですが、
2002年の時点で500万画素のデジカメが出ているとは凄いですよね。
初めて買ったデジカメのオリンパスのC-2ZOOMやLUMIX FZ1なんかも同じ年に発売されたわけで、
200万画素と500万画素、両方出されている時代なのですね。
まぁ、今回紹介するのはS3Lなわけですがw
RTUNE搭載機では無いのですが、まぁ、期待ですね。

RIMG0060.jpg

・デザイン・メカ・インターフェイス
京セラ機は本当にかっこいい。
高級感のあるボディがいいですね。
使うメモリはSDカード、電源は京セラ伝統のガム型バッテリーみたいなやつ。
180分連続再生をうたってますがやっぱり全く持ちません。
ギミックが非常に面白く、
SDカードスロットのカバーを開けるレバーが付いており、勢いよく気持ちよく開きますし、
電源ONと共に有無を言わさずフラッシュが上から出てきます。
背面のボタンは非常にシンプル。
モード切替レバーもこじんまりとしていますが、中々操作性はいいです。
ボタンが少なめなのもいいですし、十字キーの操作性も抜群です。
が、十字ボタンの質感を重視しすぎた為か、真ん中のボタンが押しづらい・・・
結構設定がいじれるのもいいところ。

液晶は当時としては斬新な、外でも見やすいデイファイン液晶を搭載。
まぁ、液晶は小さい上、あまり綺麗では無いのが残念ですがね。
京セラはこのサイズの液晶が好きでしたから、
一部機種を除いて、だいぶ後期まで小さな液晶でモノ足りませんでした。

反面、側面のUSBや電源端子のカバーは非常に安っぽい。

・機能・仕様
挙動は立ち上がってからは割とキビキビしますが、
起動は遅いですね。
京セラのロゴとサウンドを流す設定にしているから、というわけでもなく、
何故か、フラッシュチャージを始めてしまう為です。
この機種は結構細かく選択できる割には、フラッシュの設定値を覚えてくれないので、
フラッシュを使わない人はいちいちフラッシュをAUTOから発光禁止設定にする必要があります。

機能としては、勿論動画機能が付いていて、マイクは上部に付いています。
背面に付いてるのはスピーカー。デジカメとしては異様に大きい方ですよね。

音はRICOH程ではないですが、心地の良い京セラらしい挙動音がします。

・画質・撮影
画質は独特な空気感がありますね。
正直、画質がいいか悪いかは人によって違うかと思います。
ノイズが多めで細部を見るとそれほどは・・・って感じですが、
全体的に見ると非常にいい、おしゃれな感じになります。
カールツァイスの色合いを忠実に再現してると言えます。

で、S5Rの頃もそうでしたが、
たまに何故か、真っ暗でよく分からない位露出アンダーな画像を出します。

画像
KIF_0039.JPG

KIF_0042.JPG

KIF_0045.JPG

空の発色が薄いけど、自然の発色というか、いいですよね。
残念ながら京セラはデジカメから撤退してしまいましたが、
こんなカメラをまた、作ってほしいですよね。

その他の写真はこちらにございます。

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コメント

  1. yohibusi より:

    Finecam SのLバージョンもあったのですか。いつもアンダー気味で真っ暗画像になるのまでS3Rと全く同じで笑えますw
    そして興味が出てS5Rも買ってしまうという・・・

    今更としか言えないかもしれませんが、設定の忘却癖はSET UPよりモードロックをONにすると治ります。フラッシュはもちろん撮影設定もちゃんと覚えてくれるのでISOなどが階層に潜っているこの機種では便利です。

  2. さらもで より:

    FinecamのSシリーズは割りとレパートリーが豊富ですね。
    S3Rを買った時も、
    これらが全部並んでて自分がどれを選んだのかわからなくなった記憶があります。
    AEは結構個性的ですね。
    S5Rも購入しましたかw
    あれは良いように見えて、
    カメラとしては物凄くじゃじゃ馬ですよ。
    バッテリーの持ち的な意味で・・・

    回避方法があったんですね。
    多分、当分触ることはなさそうですが、
    次に使う時は覚えておきますw

  3. yohibusi より:

    そして唯一京セラ機300万画素級でCCDリコール対象なのが気になるS3Lです。通常のS5とS5Rの違いを付けたのは分かりますが、S3Lは謎すぎるのです。
    S3R/S5Rについて調べていて分かったことで興味深かったのはRTUNEを作ったNuCOREの画像エンジンをパナソニックのLUMIX DMC-F7が使っていたことでしょうか。ヴィーナスエンジン開発前のLUMIX数機種はNuCOREエンジンが使われていたのですかね?
    https://web.archive.org/web/20030618181015/http://www.zdnet.co.jp/news/0205/22/nj00_nucoretech.html
    バッテリーについてはバッテリー、本体共に端子が汚れているのと本体の充電機能の故障が多い気がします。実際京セラのSシリーズについては充電機能の故障例が多く見られます。ROWAの互換品についても端子が汚れていて接触不良でしたし。
    画質に付いては色味についてもS5Rの方が写実性の高い感じで良い気がしました。

  4. さらもで より:

    自分のS5RはCCDがかなり早めに死にましたが、
    おそらく、CCDの不具合の個体だったのでしょうね。
    まぁ、何故出したのか分からない機種でもあります。

    パナはヴィーナスエンジンになってもNuCoreが絡んでいたような記憶があります。
    今でもそうかは知りませんけどねw

    バッテリーに関しては、
    今現状の個体はそこら辺が原因だと思いますが、
    自分がS5Rを購入した時は、
    その時からバッテリーの減りが異常ですぐにバッテリーを買い足した記憶があるので、
    元々、熱量は物凄く悪いカメラという思い出しかないですね。
    S3Rは省電力化を地味にうたっていたわけですが、
    確かに、S5Rほど顕著な減り方はしなかったように思えます。

    良くも悪くも高画素機ですからねぇ。
    もう一度手にしてみたいカメラです。

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