{メ}KYOCERA/Finecam L30

この記事は約4分で読めます。

 

P7244974
デジカメレビュー
京セラ

Finecam L30

懐かしのFinecam
極めて地味な存在ではありましたが、
振り返ってみると割りと機種が出ているのです。


 

P7244974

以前紹介したL3vのご先祖様かとおもいきや、
このL30の方がずっと後の機種でございます。
しかも、京セラとしてはかなり末期の製品という意外性。
元Finecamユーザーとしてはキュンキュンします。

それにしても、製品の立ち位置がよくわからなくなっているのは、
京セラにかぎらずこの頃のデジカメ乱造期の各社は大体こんな感じです。

Finecam L30は、
2004年02月に発売された320万画素のデジタルカメラです。
当時の販売価格は3万円前後です。
購入価格は300円
元は2003年11月の発売を予定していたようですが、
延びに延びてこの時期の発売になったようです。
何故延びてしまったのかは色々と考えられますね。

スペック

・1/2.7インチのCCDセンサーを搭載
(原色フィルター)
・有効画素数334万画素(画素保管により500万画素出力対応)
・映像エンジンは記載なし
・液晶は1.5インチ(12万ドット)
・オートフォーカスはコントラスト検出方式
・レンズ焦点距離は35mm換算38-115mm
・3倍ズームレンズ
・F値はF2.8-4.7
・最短撮影距離は20cm
・ISO感度は100-200相当
・メディアはSDカードです。
(最大1GBまで認識.しました)
・駆動は単3電池2本を使用します。
・動画撮影機能は320×240/30fps/MPEG4形式/音声記録あり
・手ぶれ補正なし
この価格帯でmpeg4記録ができるのが新しいようです。
京セラも三洋電機と同じく、
末期は動画重視でしたね

 


・デザイン・メカ・インターフェイス

P7244974

後期モデルの割には極めて厚ぼったい機種でございます。
L3vで大型液晶化を模索したものの、
京セラのデジカメは末期まで小さい液晶で終わっていましたね。
2004年当時としても、液晶はちょっと小さいなーと思える機種でございます。

ボタン操作に関しては、
現在では廃れてしまったカーソルキーのないタイプであり、
ある意味ではわかりやすいですが割りと混乱します。

ボディは電池を入れるとそこそこの重さにはなりますが、
それなりに安っぽい材質が作用してか、
そこまで重く感じません。

この厚ぼったさの中にもFinecamのアイデンティティーを感じられるデザインにはなっていると思います。

P7244975 P7244976
液晶はちっさい。
この背面はどこかで見たデザイン
P7244977 P7244978
USBはMiniB
P7244979 P7244980
SDカードスロットは嬉しいセパレート。
2GBには残念ながら非対応
P7244981
単3乾電池が2本
CR-V3辺りが使えそうです。
謳われていませんが
P7244982
寂しいモードダイヤル
P7244983
中国製
P7244984 P7244985 P7244986 P7244987 P7244988 P7244989 P7244990 P7244992

・機能・仕様

R-TUNE搭載機を出した京セラとは思えないほど、
ものすごくもっさりしています。
起動に5〜6秒かかる他、
何か操作をしていてももっさりです。

今の水準ではかなりおおらかな気持ちでの操作が必要ですが、この世代でここまでのんびりなカメラもなかなか珍しいです。

UIはその当時の京セラではおなじみのものですが、
ボタン数が少ない分、
やはり設定の大部分はメニューから探っていかなければならず、
露出補正もやりづらいですね。
そして、そのメニューへのアクセスがなかなかもっさりなのです。

電池の持ちは悪く、
液晶も屋外では見づらく、不鮮明と、
だいぶコストダウンの跡が見られます。

 

P7244995 P7244996 P7244997 P7244998 P7244999 P7245000 P7245001 P7245002 P7245003 P7245004 P7245005 P7245006 P7245007 P7245008 P7245009 P7245011 P7245012


 

・画質・撮影
●AF・画質
AF周りは非常に遅く、
精度もあまりよろしくないです。
当時の水準としてはやや物足りないかな。といった感じでもあります。発色は京セラらしくあっさりとしたものですが、
カラーノイズが割りと出る傾向にあります。
Finecam3300辺りにちょっと近いかなとも思いますが、
画質については、正直微妙です。レンズに関しては、
湾曲収差は見られるものの、
周辺部はまずまず。
逆光性能はまずまずですが、
こんなものではないでしょうかね。

欲を言えば、
マクロはもう少し寄れると嬉しいですね。
そして、MPEG4動画は現在の環境ではうまく再生できないという悲しさです。

KIF_0271 KIF_0279 KIF_0280 KIF_0281

テレ端

 

KIF_0286 KIF_0290 KIF_0294 KIF_0296 KIF_0298


動画

Flickrで公開している写真がはこちらにございます

にほんブログ村 写真ブログ トイデジカメへ

コメント

  1. Finecam欲しいのですが数が出てない上に一部CCD不良の機種があるので中々お目に掛かれません。
    一度Finecam S3を入手したのですが、このSシリーズはレンズ駆動にゴムベルトを使用しているという謎機構であり、そのゴムベルトが溶けてしまってレンズが動かなくなっていましました。もし仕様が非常に似ているCONTAX TVS DIGITALも分解したことはありませんが、同様の機構を採用していたのなら経年劣化で使える個体が減っていきそうです。
    こちらにも載っているFinecam S5Lが面白そうなのですがCCD発症していたり、上記の故障でもうそんなに健全な機体は存在していないのかもしれません。

    京セラは極小センサーでもそれなりだった覚えが。レンズもそんなに悪くない感じの機種が多かったのですが、どうしてもノイズぽかったと記憶しています。

  2. さらもで より:

    こんにちは、さらもででございます。
    Finecamは出るときはでますが、出ない時は出ないですね。
    数はそれなりに出ていたようですが、センサー不良や若干難がある個体が多いですね。
    ヤシコン時代から割りと耐久性に欠ける部分がありましたので、
    その血筋を引いているのでしょうか。
    TVSDigitalは本当見ないですね。
    フィルムのTVSはよく見ますが、
    きっと構造が違うのでしょうね。当然ですがw
    ユーザーとしては、
    当時としては画質がよかった印象でございます。
    一応、レンズもツァイスでしたし。
    高感度も当時としてはよかったのですが、
    まぁ、よくある一部だけずば抜けて後は微妙ってメーカーでもありましたw