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メカ話>MacMiniをWindowsマシンにしたというお話

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メカ話
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私自身、
パソコンを触りだしてから20年以上経つのですが、
WindowsとMacを交互に使っているような状態でございます。
初めて手にしたMacは中古のPerforma5220
メインとして迎え入れた最初のMacはeMac(1.25Ghz)でございます。
それからiMac(Core2Duo)、MacBookPro(2010)を2台買ったのを最後に、
2012年からはCorei7 3770マシンをずっと使っておりました。
2019年の夏に衝動買いでMacMini 2018 i7モデルを購入し、
7年ぶりにMacユーザーに戻り、その流れて機材一式を新調したのはいいものの、
結局、2020年4月、執筆時である今、
MacMiniにWindowsを入れてMacOSを封印する決意をいたしました。

Macになにが起こったか

2004年にeMacを買った時は、
洗練されたUIと当時としては先進的だったエクスポゼ(ファンクションキーなどを割り当ててデスクトップを表示したりアプリを出したり的な機能)、
そして、程よい安定性で愛用しておりました。
デザインもキュートで、HDDがお釈迦になったりと困難もありましたが、
空白期間もあれ、2010年まで断続的に使用していた程、
Macは自分にとってなくてはならない友達でございました。
iPodは第三世代から使い始め、
iPhoneは3GSから使い始めました。
とはいえ、何故かiPod、iPhoneはWindows2000マシンと同期させておりましたが。

しかし、
iMac以降Macのパワーのなさがちょっと気になっておりました。
RAW画像を扱いだしたり、
写真学校に通い始めた事でマシンに負荷をかけ始めた事も要因でございますが。
とはいえ、当時の15インチMacBookProはメインPCとしてもバリバリ使える性能を持っており、
執筆時も横でAPFSパーテーションのHDDをexFATパーテーションのHDDに移し替える用途で活躍しております。
難点はUSB2.0マシンなので非常に遅いですが、
安定はしております。

ただ、このMacMini、
自分がMacに求めていた「安定性」が欠如している点が今回、
Windowsに乗り換える最大の要因でございます。

全てMacのせいじゃないけれど・・・

まず最初に申し上げますが、
今から述べる事はMacMini2018、そしてMac全般に当てはまるものではございません。
あくまで自分の使い方、そして環境の問題であることを明記させていただきます。

まず、MacMiniを購入した2019年夏は、既にMacOS10.15 Catarinaが登場しておりました。新しい物好きの私はすぐにアップデートしたのですが、
そこでまず問題が起こります。

画面が写らないのです。

それまで動いていたはずのHDMI接続の4Kモニターがうんともすんともいいません。
実は購入した直後、DVI接続の30インチシネマディスプレイがファームアップにより動かなくなり、MiniDVI変換をかましたところ映像が出るようになったという経緯があるのですが、
今度は内蔵HDMI端子で出力されるはずのモニターが写らないのです。
Appleのサポートに電話したところ、どうもMacMini2018で起こっていた不具合とのこと。
「対応するまでMojaveを使うかモニターを諦めてつかってください」というアナウンスでございましたが、出足をくじかれる事態でございます。
そして、そのCatarinaをMojaveに戻す作業で-1008Fエラーを頻発したり、
なかなかうまくいかず、その時点で自分のMacに対する印象が悪くなります。

その後、HDMIも映るようにMacがアップデートされましたが、
どうもCatarinaと相性が悪く、
結局何度か試して見るも最後までMojaveを使い続ける事になりました。
Catarinaは32ビットアプリケーションのサポートを外しましたが、
その為、愛用していたColor Monkey Smileが使用できなくなりました。
更に、スキャナーのアプリが新しくなりましたが、
それも非常に使いづらいのでできる限り旧バージョンを使いたい。
そして自分の環境ではキーボードの配置を変更するソフトが動作せず、
アプリの問題が9割、バージョンアップを断念した理由でございます。
しかし、MacOSのバージョンは年単位で新しくなり、
サポートの打ち切りも早いことから、いつかはアップデートしなければなりません。
何がうれしくて新しいパソコンを以前のOSで使い続けないといけないのだろうとちょっと思ってしまったのでございます。

Macってこうだったっけ?

一度悪い印象を持ってしまうと、
ちょっとした事も気になってしまいます。
自分の環境ではUSB3.0のHDDをMacの近くに置いていると、
接続が勝手に切れて右半分が「不正な取り外し」で埋まります。
どうやらBluetoothと干渉するようで、Bluetoothを切った上で、
USB機器を2m程離したところやや安定するようになりました。
Windowsを使っていた時はもう少し安定していたのに・・・
これに関してはつないでいる機器との相性もありますね。

そして、データが入っているはずなのにFinderに反映されず、
ブラウザ上からは見えるのにFinderを再起動しなければ反映されないというケースが多いです。
Windowsのエクスプローラと違い自由度が低く、
アイコンの大きさもフレキシブルに変えられなかったり、
アイコンモードでのソートに制約があったり(昇順降順が設定できない)
ファイルを消すのにデリートキーの他にアップルキーを押さなければならなかったりと、そういう細かいところも気になるようになってしまいました。

本体は非常に熱を持ち、
触れないぐらい熱くなります。
動作には問題がないとはいえ、せっかく美しいデザインなのに外付けのファンを回して冷却をするという使い方をしております。

値段のことを言うのは野暮ですが、
20万だしてこれかとちょっと残念な気持ちです。

細かいところでございますが、
外付けHDDのSMART情報が取得できないところ、デュアルディスプレイ以上にした際サブディスプレイの接続を切ることが出来ない点が個人的に許せないところです。

USB周りが不安定ということは上記にあげましたが、
USB3.0デバイスがでしか動かない。
接続がブツブツ切れるという状況が恒久的に起きておりました。
そしてその状態で使用していた事により、
存在しないはずのMacintosh HDが増殖するようになり、
このままMacのままで良いのだろうかという疑問がわいてきたのでございました。

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MacMiniのいいところ

と、
あたかも自分の環境と使い方が合わないのをMacMiniのせいにしてみましたが、
超コンパクトで高スペックというところには非常に価値があると思います。
割に早さを体感できませんが、
仕事場で使用している2014年のメモリ4GBのMacMiniと比べものにならないぐらい早いので(イラレを動かしております)作業をすればその早さを体感できます。
内蔵GPUでございますが思った以上にパワーがあり、
4KモニターとWQHDの30インチシネマディスプレイ、そしてフルHD液晶を接続してもまだ大丈夫です。
内蔵SSDもとても早く、メモリと共にもっとしっかりと組めば良かったとちょっと後悔していたりします。
+10万かけても1TBかつ32GBメモリにすればとは思いますが、
ちょっと大きくしたら同じ性能のWindowsマシンが半額で買えてしまうと考えるとなんともという感じですね。
なお、chromeとLightroomとイラストレーターを立ち上げていると、
作業中にメモリ不足ののエラーが出たりしますので、
メモリはあったほうが安心です。

元Mac Mini

せっかくキーボードをMac配列のKX800に変えたばかりなのに、
結局これだったら3ヶ月待たないで別のキーボードを買えばよかったと後悔しております。
気に入っているのでいいですけどね。

USB周りの不具合はMacMiniのハードウェアかつないでいるUSBハブの問題。
たとえ数種類買って試してみましたが結局変わらないのですが相性による問題だといいきかせ、
結局Windowsにしたところで不具合が変わらないのでまたMacに戻しました。
・・・という結末にしたかったのですが、
悲しい事に、USB周りの問題は完全に解決してしまいました。
今まではUSBポート1つにつきHDDは1台とSSD1個のみしか接続出来ず、
Type-Cに関してはUSB3.0ではつながらないという結論でございましたが、
1つのUSBポートで4~5台HDDをつないでも安定して接続でやりとり出来るようになりました。
 OSを変えたことでコロッと改善してしまったということにちょっと残念感はありますが、ハードウェアとしてはMacMiniは素晴らしいと思いますね。

MacからWindowsに変えた感想

一言で言うと、楽です。
ソフトウェア的な制約がなくなったので、
Windowsのソフトを動かすために置いてあったMateBookの出番が完全に消滅しました。

使い慣れているOS故に特に違和感なく操作できておりますが、
クセでファイルを削除するときにコントロールキーに指がいってしまったり、
かな・英数ボタンにどうしても指が伸びてしまいます。
MacでEXCELを使っていると、
WindowsだとCTRLだけで済む操作が何故かコントロールキーとアップルキーの2種類に分かれているという謎の仕様があるのですが、
その名残で誤操作を頻発してしまいます。
完全に慣れですけどね。
 ただ、Macを使っていた時には気がつかなかったデフォルトフォントの細さや、
ウィンドウを動かすときになめらかじゃなかったりと、
Macの良さが分かったりもしております。

 メインで使っていたWindowsマシンは基本的にグラフィックボードはつけておりましたが、
CPU内蔵グラフィックス(UHD-630)は思ったよりも高性能ですね。
4KモニターでAmazon Prime Videoを流しながらシヴィリゼーション5をプレイしておりましたが、
i7 3770+GTX670の環境とほぼ遜色なくプレイができました。
数値上はGTX670に軍配があがるわけですが、これは意外でしたね。
そして、何故かLINE出力の音質が向上しております。
細かい不満点はありますし、
細かいことしか書いておりませんが、
結論からいって私自身はWindowsが合っていたという事でございました。

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