スポンサーリンク

{メ}α9000

スポンサーリンク
MINOLTA
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

MINOLTA α9000
MINOLTA α9000
実はサラネ初のフィルムカメラレビューでございますね。
こんなのを購入するほどはまってたりしているワケでございますが、
全ての始まりはこのカメラだったのです。

MINOLTA α9000は、1985年8月に発売された35mmフィルムを使用するフィルムカメラです。。
購入価格は不明。
発売当時の価格は12万円程度です。
MINOLTAのフラッグシップ機に与えられる9番台のカメラですし、だいぶいいお値段がします。
αマウントの2機種目の製品となり、だいぶ売れた機種のようです。
購入価格が不明というのは自分で購入したカメラではなく、
実は父の形見のカメラなのです。
発売当時に購入されているようで、自分の生まれた姿や成長記録をこのカメラで撮影しているみたいで、
それを今自分が主力カメラとして使っているという、なんとも感慨深いものがあります。

それはそうとして、
まだフィルムカメラ(銀塩カメラ)初心者の自分ですので、
αショックやハネウェルとの特許裁判など、
そういうお話を記載する気は毛頭ありませんが、
現在にも続くαマウントの地位を不変をするにあたって貢献した機種であることは間違いないのです。

このカメラを使おうと思ったきっかけは以前紹介したα300があったからこそです。

・カタログスペック
まず、AF機構です。

光学ファインダーはペンタプリズムで倍率は0.81倍、視野率は94%。
覗くと別世界がひろがる、とにかく広く見やすいファインダーが搭載されております。
α900もそうですが、フラッグシップ機ならではの作りの良いファインダが伝統的に守られてる感じですね。

マウントはαマウントで、
レンズ内モーターを搭載しているレンズはAFが作動しませんが、
αマウントであればどれも使うことは可能です。

駆動は単三電池2本。
意外と省電力です。

面白いことに、
巻上は手動でございまして、
撮影するごとに機械式カメラのようにレバーを引く作業が必要です。
巻き戻しも手動でございます。
但し、完全機械式のカメラではないので、
電池が切れるとシャッターは切れないというちょっと悲しい仕様でございます。

シャッタースピードは30秒〜4000秒
露出制御はプログラム、絞り優先、シャッタースピード優先、マニュアルが設定可能です。

・購入時の状態
付属品:本体、ボディキャップのみ
状態 :ボロボロ
機能 :シャッター不良
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
作りが本当に素晴らしい。
いかにも「機械! メカ! カメラ!」って感じです。
重厚感がすごく、持った感じもずっしり。
流石フラッグシップという風貌です。
ただ、その割には小さいですね。
もち心地、使い心地は最高です。

MINOLTA α9000
αの文字。
現在のαロゴとは実は微妙に違います。
オレンジじゃないというだけではないようです。

MINOLTA α9000

MINOLTA α9000
見づらいですが、上部はすっきり
MINOLTA α9000

MINOLTA α9000
液晶部がカッコいい。
なんか時計みたいですよね。
モードを切り替えるのはご覧の通り、液晶周りをグルングルンと回すわけです。
ちなみに、古い機種ということもありますが、
この機種はご覧の通り、液晶がこのように侵食している個体が多いです。

MINOLTA α9000
底面。
底面のしっかりとした作りは異常です。
これぞ銀塩と言わんばかりでございます。

そういえば、端子部がもれなくむき出しになっていますが、
記憶上、モードラはうちには無いはずです。
どこへ行ったのか、何故無くなったのかは不明ですが、
ひょっとすると幼少期の自分が絡んでいるのかもしれません。

MINOLTA α9000
背面はシンプル。
クオーツデートもありません。
MINOLTA α9000
中はこんな感じです。

・機能・仕様
使い心地はいいですね。
意外と多機能ですので殆どの機能を使っておりませんが、
操作性は悪く無いです。

AFにおいてはα300と同じく、
アイスタートAFになっておりまして、
要はファインダーを塞ぐと勝手にAFが作動します。
なんか、時代を超えて引き継がれているという点はなかなか素晴らしいですね。
ただし、何故か常にコンティニュアスAFなのが気になります。
AFは遅いのは世代的に仕方が無いところか、まぁ、ゆっくり撮りたい人なので不満はないです。
精度もそこまで悪くはないですね。

DXコードに対応しておりますので、
フィルムを詰めて巻きあげていれば勝手にISO感度がセットされますが、
電池を抜いてしまうと当然、設定がリセットされてしまうので手動で戻さなければなりません。
フィルムが入っていない状態で電池を抜いてしまうと、
SSが 1/4000で張り付いてしまい動かなくなってしまう上、
一切の操作を受け付けなくなるので故障と勘違いしてしまいそうです。

巻き上げレバーは割と硬いですが心地良く、
ミラーショックが大きいのは気になりますがいい音でございます。

機械としての完成度は非常に高く、
使っていて楽しい一台です。

img070
MINOLTA AF35-70mmF4

2010-02-19 18-56-44_0015
MINOLTA AF 24mm F2.8

img305
MINOLTA AF 24mm F2.8

img302
MINOLTA AF 24mm F2.8

その他の写真はこちらにございます。

Web拍手-匿名のご意見、ご感想はこちらへ-

にほんブログ村 写真ブログ トイデジカメへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました