スポンサーリンク

{メ}SONY α300

スポンサーリンク
SONY
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク
P1010470.jpg
SONY α300
あれ?お前この前D5000買っただろw
というか、E-510は処分したけどまだE-300は現役で使ってるだろw
という突っ込みもありますが、また新たなマウントに手を出してしまいました。

SONY α300は、2008年7月に発売された1020万画素のデジタル一眼レフカメラです。
当時の市場価格は7万前後、購入価格は2万5千円でした。
「液晶フルオート一眼」というキャッチコピーでそこそこ売れたモデルでして、
エントリークラスながら性能が高く、それも人気でした。
そういえば、流石SONY。発売から1年しか経っていないのに、もう生産終了品で、しかも公式に無かったことになってますw

そういえば、何故αを買ったかといいますと、
押し入れを探していたら、父が使っていたαマウントのレンズが出てきたのです。
3本の内2本が既にカビにやられておりましたが、1本は無事。(ちなみに、αマウントのレンズは2本でした)
ただし、この状況ではいつかびてしまってもおかしくありません。

形見ですし、これ以上状態を悪化させるのは流石にまずい。
と言うことで、αマウントの一眼を手に入れることが急務だった訳です。

で、何故α300にしたかというと、
バイト先でそれしか売ってなかったからと言うことですねw
別にαSweet DIGITALでもよかったわけですが、
売ってないなら仕方がないよね♪ということでw

ちなみに、レンズと一緒にこんなものも出てきたわけですが、
DSC_0045.jpg
フィルムカメラは使ったことがないので、
とりあえずスルー。
その後色々と皆様から教えてもらい、
少し使える自信がついたので、
機会がありましたら使ってみたいと思います。

・カタログスペック
23.6×15.8mm (APS-Cサイズ)の1080万画素CCDで原色フィルターと、
まぁ、当然の性能ですよねw
画素ピッチも広く、高画質そうな気がします。
携帯でも1000万画素があるのに、一眼で1000万画素ってアホか?
と仕事柄怒られますが、やはり違うわけですよね。
詳しい説明についてはグーグル先生に譲るとしてですねw

あと、CMOS素子ではなくてCCDと言うところがうれしい。
最近の一眼はどれもCMOS素子なわけですが、正直色合いが好きじゃないんですよね。
また発展途上だからというのもありますが、やっぱりCCDがいいんじゃない?

感度は100から3200まで。標準的ですね。
まぁ、あんまり高感度には期待してませんがw

その他、液晶は2.7インチで「液晶フルオート一眼」というからに、当然ライブビューは搭載。
更に、バリアングル液晶もついております。

ボディ内手ぶれ補正付きですし、満足のいく仕様だと思いますが、
ファインダ視野率が95%と小さく、更にライブビューは90%と更に狭いのです。
視野率100%が売りのライブビューのはずなのに・・・

そして、対応メディアはCF/MD/メモステとなっていますが、
メモリースティックを使うには別売りのCF変換アダプタを使う必要があります。
これはいくら何でも無理がありすぎですねw

P1010472.jpg
P1010474.jpg
P1010475.jpg
P1010477.jpg
P1010478.jpg

・デザイン・メカ・インターフェイス
●デザイン
エントリーモデルの割には大きいですね。
何世代か前の一眼みたいな感じです。
ちょっと重たいですが、ホールド感はいいので悪くないですね。
オレンジの配色はかなり好印象で、オリンパスの青リングと共にいい味出してると思います。
そこは流石SONYという感じですね。

●メカ・インターフェイス
ボタン配置にかんしてはちょっと奇妙な感じもしますが、
AF/MF切り替えスイッチなんかはミノルタ製一眼を彷彿とさせますね。
背面のボタン配置はニコンを参考にしたのかな?
と思われますが、

よく見ると、なかなか面白い。
電源スイッチはレバー式になっております。
一眼ですと、だいたいモードダイヤルかシャッターのボタンの所にひっついてるイメージがあるわけですが、
これは左上です。
それをふまえてみると、背面の配置がだんだんPANASONICのLUMIX F1とか、FZ1とかに見えてくる不思議。

あと、モードダイヤルの選択位置が右側と、これもちょっとイレギュラーですね。
ちょっと配置がコンデジっぽい感じがしないでもありません。

あと、バリアングル液晶の可動部がちょっと微妙です。
OLYMPUSのE-330と同じ機構で、
下から上に持ち上げて向きを調整してから、
上から下に開いて開けるという方式。
左右に振ることは出来ません。
自由度が限定されてしまう上に、ちょっと慣れるまでが大変ですね。

CFスロットの余裕がやけにあるわけですが、
カバーの中にUSBポートも含まれておりました。
形状はニコンと同じ、直ぐおれそうな小さいやつなのですが、
他に採用されている物よりも余裕がないようで、
結構きついです。

●マウントについて
αマウントでしたら特に制限無く利用できるようです。
世界初のAFを前提に作られたマウントですし、
他社のマウントとあまり変わりはありません。
レンズキャップが個性的と言うぐらいでしょうか。
・機能・仕様
●メニュー・インターフェイス
UIやボタン操作は「コンデジ」ですね。
細かい設定をするのが大変です。
スーパーコンパネで直接操作出来る項目は少なく、
Fnを押してメニューを呼び出すか、
独立したボタン(せいぜい露出補正、ISO、連射設定ぐらいですが)を押してから決めるという、
少し面倒くさい感じです。
特に多用する露出補正は専用ボタンがあるだけマシですが、
露出補正ボタンを押す、レバーで調整、終了ボタンを押すという手順が必要ですし、
その状態では露出補正の専用メニューに行ってしまうのでスーパーコンパネをみれません。

あと、メモリ調整用のジョグダイアルの位置はどう考えてもおかしい。
シャッターボタンの前というのは明らかに回しづらいです。
他社と同様、背面の右上につけて欲しかった所です。

メニューの項目が非常に多いのですが、
まとまりが無く正直分かりづらいです。
そこら辺は、OLYMPUSの方がずっとわかりやすくていいと思います。

あと、スーパーコンパネのデザインを変えることが出来るのは非常にいいと思いました。

あと、「液晶フルオート一眼」という名の通りか、
オートフォーカス周りが面白いです。
背面の中央がAFボタンですし、
とりあえずAFボタンを押せばAFが作動します。
どうせ半押しすればAFが動くのにw

そして、個人的に便利だと思ったのは「アイスタートAF」という機能で、
ファインダをのぞき込んだ瞬間にAFが作動する仕組みです。
これはSONYらしくて面白いと思いましたね。

●動作に関して
決して遅くはないです。
動作自体はキビキビしていて好感持てます。
流石後発メーカーというか、SONYというか・・・
確かにインターフェイス周りが残念ですが、
快適です。

●ライブビュー
やはり「液晶フルオート一眼」ですからw
というか、凄く実用的です。
まず、他社と比べて「早い!」そして、正確。
理由としては、色々あるわけですが、
ペンタミラー切り替え式を採用しているので、
他社みたいにミラーをパタパタさせる必要もありませんし、
ライブビュー時だけコントラスト検出方式にならずに、TTL位相差検出方式が使えるというのもありますね。
これは、かなり使えます!

・・・ただし、液晶の質が悪いので、
画像が荒く、視野角が狭いので横からは見づらいというのが難点でしょうか・・・

●燃費
インフォリチウムですし、%単位で出てくるので便利です。
が、バッテリの持ちはやや不安ですかね。
とはいえ、ライブビュー多様でもかなりの枚数が撮れるので全く問題はありません。

・画質・撮影
●AF/AWB
AFの挙動はまさにαSweetDigitalでした。
具体的に言うと、「正直、そこまで早くは無いけど気持ちいい」
という感じですかね。
まず、AFモーターの音が心地よく、
「カチッ」と止まってくれます。
AFの精度については、ファインダーで除くよりも何故かライブビュー時の方が正確なような気がします。

ただ、AFにしろAEにしろ、癖が強いですね。
E-300程ではないにしろ、
Dレンジオプティマイザーをオンにしていても盛大に白飛び、黒つぶれすることが多々あります。
それも、意図しないところでw

●気になったこと
一応アンチダスト機能はついているわけですが、
ニコンやオリンパス程正確ではないらしく、
CCDに結構な埃が付着していました。
というか、その文句はバイト先でチェックした人に言うのが正解な訳ですがw
結構頑固で落ちないのでメーカーに持って行こうかとも思っています。
E-300,E-510,D5000では皆無だっただけに、これはちょっと心配です。

●画質
癖はありますが、楽しい一眼です。
画質的には、古いレンズ(持っているレンズ全てが自分の生まれる前の物なので)ですので、
デジタル専用設計レンズしか使っていなかった人にとってはちょっと癖がありますが、
色合い、発色共にいいですね。
ちょっとサイバーショットライクな色合いになるところもソニーらしくて面白い。

流石にCCDである故、高感度撮影には全く向きませんが、
手ぶれ補正もなかなか効きますし、
全然気になりません。

機動性にも優れ、一眼の「新たな」楽しみ方が味わえる、
そんな面白い一眼でした。

画像
DSC00107.jpg
MINOLTA AF 24mm F2.8

DSC00143.jpg
MINOLTA AF 24mm F2.8

DSC00153.jpg
MINOLTA AF 50mm F1.7

DSC00194.jpg
MINOLTA AF 50mm F1.7

DSC00206.jpg
MINOLTA AF 50mm F1.7

Sara-netでは、今後も「長期レビュー」として、
このα300の魅力をお伝えしていければいいなと思っております。

その他の写真はこちらにございます。

にほんブログ村 写真ブログ トイデジカメへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました