{ﾒ}SONY/Cyber-shot F55DX

SONY Cyber-shot F55DX
あー、こんなサイバーショットもあったｗ
いつ頃から見なくなったのか、Pシリーズよりもずっと先に無くなってしまいましたね。
回転レンズに関してはソニーエリクソンデジカメで一時期復活してましたが、
それ以降は音沙汰無しという、なんか悲しいモデルです。

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公開日時：2009年12月06日
追記日時：2015/01/30
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SONY Cyber-shot F55DXは、2000年4月に発売された334万画素のデジタルカメラです。
購入価格は980円。
当時の価格は60,000円前後です。
この機種は2000年7月に発売されたCyber-shotF55vの後継機に当たる機種ですが、
そんなに違いがないというか、i-modeに画像を転送できる機能が付いた位のマイナーチェンジ機みたいですね。
見た目も中々かっこいいこのデジカメ、果たしてどうなのでしょうか？・カタログスペック
1/1.8型の262万画素CCDで原色フィルター。
レンズは単焦点で、F2.8の37mmと、
結構面白いスペック。
しかも、レンズはカールツァイスのディスタゴンですね。
ただ、AF付きかつあんまり広角でもないのにディスタゴンを使う必要性があったのかどうかはちょっと微妙な所がありますね。液晶は2インチのTFT液晶、
マクロは10cm、メディアはメモリースティック（１２８MBまで対応）、駆動はそこそこ汎用性の高いインフォリチウムSとなっております。

音声付き動画も撮影できますし
TIFFは勿論、MPEG１ムービーの他に、GIF動画を作れるなど、無駄な多機能さ。
流石、サイバーショットです。

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追記：2015/01/30

スペック

 

・購入時の状態
付属品：本体、バッテリのみ
状態　：外装は良好、CCDカビ付着につき画質悪

・デザイン・メカ・インターフェイス
伝統のあるレンズ回転型スタイル。
今となってはただうすらでかいという感じですが、
同世代の回転レンズ搭載機と比べると、単焦点レンズだからかだいぶ小さめですね。

カラーリング自体も、当時のVAIOと同じような近未来型スタイル。
こういうデザインを作らせたらセガの右に出るモノはいませんね。

インターフェイスがとにかく面白い。
レバー切り替えが多く、ちょっとフィルムカメラっぽいメカメカしさがございますね。
特に側面側にモード切替があるのは珍しい。
LEDバックライトの消灯、点灯切り替えなんか、この世代のデジカメでも珍しいですが、
スタミナとの戦いだった当時から見ればうなずけますｗ

液晶が真ん中にあり、2型と言うこともあり割と大型ですが、
どうもそのボタン配置が仇となり、操作性は微妙です。

ボタンの押し心地は中々いいですよ。

回転レンズ部についてはだいぶ固めで、
微調整が可能な点は評価に値しますが、
ヒンジが弱そうな感じですね。

その他、とにかくギミックが面白く、
メモステスロット、電池室のカバーの挙動が本当に面白い。
コストダウンとは無縁な時代のカメラという感じです。

・機能・仕様
起動は2秒ぐらいと、単焦点だからというのもありますがかなり早いです。
そして、液晶の見やすさはまずまずとは思いますが、
外では見えなくなってしまうのとちょっとぼやけてしまう点はマイナスポイントですね。
多機能な割にメニューが洗練されておらず、
更に独特の項目名のため、結構使いづらいです。
方向キーの入れづらさも相まって操作性は悪いですね。
これだけメカっぽいのである程度は独立ボタンを作ってもいいのでは？と思います。

特に、マクロボタンが無いという点もマイナスポイントですね。

・画質・撮影
●AF/AWB
AFはちょっと遅めですね。
そして、撮影後のラグが長め。
古い機種だから仕方がないかって所もありますけどねｗ
AWBにおいても中々正確だと思います。

●画質
上記の通り、CCD側か、レンズ側にカビが付着しているようで、
発色がおかしいです。
ただ、その中でも描画は流石ディスタゴンというか、
こんなに小さいレンズなのに、結構パワフルな画質ですね。

ただ、四隅に強い光量落ちが出ますねｗ
とはいえ、完全な状態のモノが欲しくなる一台でした。

画像
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広角

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マクロテスト、色合いはともかく割と広範囲にピントが合ってます

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