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{メ}SONY α380

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SONY
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SONY α380

以前、α300がお亡くなりになってしまったことをお伝えいたしましたが、
αマウントのレンズ資源が使えなくなってしまうのがあまりにも惜しかったので、
その日のうちにこの機種を迎入れてしまいましたw

壊れたその日のお買い物なので、
その場にあるもので選ばなければならなかったということと、
あんまりお金はかけられないということでチョイスしました。
α300を買いなおしてもよかったのですが、
折角なので微妙にステップアップしてみた次第です。

SONY α380は、2009年6月に発売された1420万画素のデジタル一眼レフカメラです
購入価格は24,000円位。
発売当初の実勢価格は85,000前後です。

購入したのが去年の12月上旬ぐらいですので、
デジタルカメラといえど、1年ちょっとで価値が激減しすぎてますね。
とてもそんなカメラじゃないのに、と嘆きたくなるような値段でございます。

この後継機はα33ですので、
今のところ、光学ファインダを搭載した最後のα3番台の機種ですので、どうなのでしょうか

スペック
23.5×15.7mmmm (APS-Cサイズ)の1490万画素CCDで原色フィルター。
α300と比べると微妙にサイズダウンしていますが、誤差ですねw
それよりも、約1.5倍高画素化しているのが気になります。
そして、CMOSセンサが一世を風靡しているこの世の中、
数少ないCCD搭載機なのですよね。
そういえば、現行のデジタル一眼レフカメラって全部CMOSセンサだってことに今気づきました。
貴重でございます。

勿論、ボディ内手ぶれ補正を搭載し、
ダストリダクションシステムを備えている最先端のデジタル一眼ですね。

AFの測距点は9点と標準的。
α300と同様、ライブビュー時も位相差AFが使用できます。

ISO感度は100-3200まで。
高感度耐性はともかく、ISO100が使えるデジイチも少なくなってきたので貴重な存在です。

液晶は2.7型クリアフォトTFT液晶を搭載。
23万ドットと、α300と変わらずですね。

光学ファインダーはペンタプリズムで倍率は0.74倍、視野率は95%。
ここもα300と変わらず。
ファインダーの数値的にはD700と変わりませんが、
APS-C機な上出来は悪いです。

マウントはαマウント(今はα-Aマウントというんでしたっけ)で、
ミノルタ、コニカミノルタ時代のレンズも使用できます。
但し、サードパーティ製のレンズを使うと稀に使えない事があったりもします。

記録メディアはSDHCカード及びメモリースティックProDuo
ついにCFが使えなくなってしまいました。
メモリースティックDuo(128MBまで)は使用できませんので注意が必要です。

電池はインフォリチウムHとなります。
従来のインフォリチウムMは使用できなくなりました。
小さくなったことにより駆動時間が短くなりますが、小型化のためには仕方が無いのかもしれません。

その他の仕様として、
秒間2.5コマかつ枚数制限なしの連写機能や、
30秒〜1/4000秒の高速シャッター。
HDMI端子を搭載し、ブラビアリンクに対応などなど、
様々な機能を搭載しております。
まぁ、エントリークラスですからね。
ちなみに、画素数が上がった関係で連写がα300の3コマから2.5コマに減少しております。

そして、α300同様動画撮影機能は備えません。

・購入時の状態
付属品:全部あり
状態 :問題なし
機能 :問題なし
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
α300との最大の違いはやはりデザインですね。
無駄という無駄を削ぎ落したデザインとツートンボディーは好き嫌いが分かれるところです。
確かに、α300と比べると一回りほど小さくはなっておりますが、
うーん、失うべきものが多いような気もしないでもないです。
ボタン類の配置も大分変わっており、α300とは別物なカメラに仕上がってます。

グリップの微妙のとんがりは戸惑いますが、
慣れるとどうにかなります。
爪の長い女性でも持ちやすいようにという配慮から生まれたらしいですあ、
そういうのは大切ですよね。

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これが問題のグリップ
一応、ゴムっぽいものが貼りつけられてはいますが、
プラスチックっぽくて安っぽく感じます。

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側面。
端子類はスライド式のカバーで覆われてます。
ここのギミックが非常に気持よく、ソニーらしいところですね。

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デュアルスロット。
このごっちゃり感はプレステ3のメディアスロットとか、デスクトップ型VAIOの前面端子とか、ベータデッキを彷彿とさせます。
ちなみに、自動的に差し込んだスロットを認識したり同時書き込みが出来るわけではなく、
上部の切り替えレバーでスロットを手動で切り替えないとだめなのです。
なんともアナログではないですか。

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グリップ側は別に普通です

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上部。
だいぶすっきりしてます。
α300にはあった連写ボタンやISOボタンが無くなり、その代わりに全画面表示ボタンが来ています。

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背面。
ボタン類がだいぶすっきりと。
まるでミラーレース一眼のような感じです。
α300の頃まであった左側のボタン類までなくなってしまいました。
まぁ、主要ボタン類がカーソルキーに統一されたというのもあるし、
α300の右側のボタン類は押しづらかったのでこれでもいいって言えばいいですが、
使い慣れてる人は乗り換え時戸惑うかもしれません。

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可動液晶はこんな感じ。
相変わらず左右には振れません

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底面。
珍しく日本製ですね。
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バッテリー。
ハンディーカムでたまに使われてるタイプです。

・機能・仕様
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まず、α300と比べるとUIに関しては格段に変わりました。
よりサイバーショットに近くなったというか、
NEXシリーズのプロトタイプといえるUIですね。
機能自体はα300と大差がないのですが、
このUIに慣れるか慣れないか。という点がこの機種の評価の分かれ目といえます。
ギミックは中々面白いですね。
α300はUIに関しては確かに他社のデジタル一眼にはない個性的なものでしたが、
シンプルで使い込むと実に使いやすく気に入っておりましたが、
α380は上記の画像のとおり、ごちゃっとしてます。

デジタル一眼は初めてというユーザーをターゲットにしていると思われるヘルプ機能は心強く、分かりやすいかと思いますね。
熟知しているユーザーはこのヘルプ機能を切ることも出来るので安心です。
ボタンが少なくなった分操作性が悪くなるかと思いましたが、
ちょっと高級なコンデジを使っているような操作性で特に悪くない印象を受けました。
ISO感度や露出補正もすぐにアクセスできますし、
よく使うものに関しては直ぐにいじれるのは評価に値しますね。
ただ、α300の頃もそうでしたが、
フォーカスエリアとホワイトバランスがFnキーの中にあるのがいただけません。
特に、フォーカスエリアは直ぐに操作したい人なので。

更に不便なのは、フォーカスエリアを選択する際、
Fnキー→フォーカスエリア(右)→ローカル(下2回)から左右キーを押さなければいじれないわけですが、
そこからダイレクトに選択できるわけでなく、
測距点に見立てた正方形のルービックキューブみたいなものが出てきて、
そこで選びます。
ライブビューであろうが光学ファインダーであろうが測距点が反応するわけでもなく、
上下ボタンを押すとリセットされてしまうので選ぶのが非常にストレスです。
エントリークラスだからそこまでする必要がないというソニー側の配慮なのかもしれませんが。

また、購入時にAELロックが出来ず悩んでいましたが、
ファームアップでAELロックが出来るようになりました。
それまで出来なかったという事実に愕然としましたが、出来るようになったのでいいやという感じです。

光学ファインダーは相変わらず見づらいのですが、
ライブビューは思った以上に使いやすいです。
基本的に他社製デジタル一眼を使うときにはライブビューは絶対に使わないのですが、
α300時代から、何故かαシリーズだけはライブビューを使いたくなってしまうんですよね。
位相差だからという理由もありますが、
液晶フルオート一眼というだけあり、インターフェイスがライブビューに最適化されているのも大きいかと思われます。
とはいえ、コンデジのようにライブビューの映像をみながらUIをいじることが出来ませんし、
ライブビューの拡大は出来ますが中央だけだったりと不便なところは残ります。
屋外での見やすさに関してはα300よりかはマシですが、晴天下ではまだ見辛いですね。

電池のもちはあんまりよくないですが、
そこまで気になるほどではないです。
とはいえ、旅行に行くときはチャージャーは必要ですね。

AFの挙動については、素直に進歩が見られます。
正確になっただけでなく、微妙に早くなったいんしょうですね。
ここはびっくりです。

そして、高感度耐性については相変わらずで、
高画素の影響もあり、ISO400辺りが実用性の限界というところでしょうか。

最後に気になったこととして、
相変わらずローパスにゴミが入りやすいです。
ダストリダクションシステムも作動してないんじゃないかというぐらいに。
それと、自分の個体だけかもしれませんが、
起動して撮影した最初の一枚は何故か真っ黒の画像です。
連写して撮影すると、連写が終わるまで真っ黒になります。
レンズキャップをしたままとか、シャッタースピードが高速になっているとかではなく、
しっかりとEXIFに正常なデータが記録されているのに真っ黒という感じ。
まぁ、2枚目からはちゃんと撮れるので気にしてませんがw

・画質・撮影
●画質
低感度ではなかなか良好な画質ですし、
ミノルタの良質なレンズと相まって素晴らしい画質でございます。
しかし高画素の影響か、ベース感度でも暗部にノイズはのりますし、若干解像が甘い感じもしますね。
とはいえ、それは等倍鑑賞をしての話ですし通常使用では全く気になりません。

デジタル一眼としては中々個性的な機種ですが、
ライブビューとの組み合わせは癖になりますので、
お散歩カメラやローアングル撮影が好きな方にはオススメな機種です。
それに、安いしネ

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MINOLTA AF 24mm F2.8

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MINOLTA AF 24mm F2.8

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MINOLTA AF 24mm F2.8

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MINOLTA AF 24mm F2.8

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :09/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :07/10:画素数、液晶など
機能 :08/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :07/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :05/10:主に操作性
AF・露出精度 :07/10:AFは正確か、
画質 :08/10:文字通り
輝き度 :07/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :06/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :08/10:今後も使い続けたいかなど
合計:72/100
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