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{メ}SONY/FD Mavica/MVC-FD200

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SONY
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デジカメレビュー
ソニー

FD Mavica
MVC-FD200

懐かしのマビカでございます。
フロッピーディスクを記録媒体とするデジタルカメラという点で非常にキワモノ的な扱いではございますが、
非常に歴史のあるシリーズでございましした。
サラネでも、以前紹介したことがありますね。

{メ}Digital Mavica MVC-FD7
SONY Digital Mavica MVC-FD7 FUJIX DS-300に続きバカでかいデジカメシリーズで御座います。 それにしても、マビカって懐かしいですねw

 


マビカの中でも後期のタイプでございます。
マビカ自体は80年代よりある、アナログスチルカメラのマビカから始まり、
1997年にデジタルマビカが登場。
以前サラネで紹介したFD7はその2番めの機種でございます。

なお、こちらはデジタルマビカの一番最後の機種のようでございます。

SONY FD Mavica MVC-FD200は、

2002年2月に発売された、200万画素のカメラです。

当時のメーカー希望小売価格は55000円
購入価格は980円でございます。
受注生産のようでございました。
デジタルマビカが登場した当初はフラッシュメモリが高価であまり一般的ではなかったこと、
カードリーダーが高価であったことなどもあり、
安価で手に入って当時のパソコンでも読み書きができたフロッピーディスクが使えるカメラというのは画期的なのでございました。
初期の頃は画素数も40万画素ですし、容量面もフロッピーディスクの書き込み速度もさほど問題にはならなかったわけですが、
流石に200万画素ともなるとコンセプト的にも相当辛くなってきたようでございますね。
この機種も200万画素で記録するとフロッピーディスクには数枚程度しか記録ができず、
苦肉の策でメモリースティックのスロットがついております。
一応、フロッピーディスクのスロットは4倍速とかなり高速なものを使用しておりますし、
フロッピーディスクを使用するユーザーは小さいサイズでの運用を想定としているのでしょうが。


スペック

■センサー・仕様/TCP1.01
センサーサイズ/センサー 1/2.7型CCDセンサー
画素数 197万画素
映像エンジン
液晶 2.5インチTFT液晶
12万ドット(560×220)
オートフォーカス
ISO感度 100-400
■レンズ性能
焦点距離(35mm換算) 41~123mm
F値 F3.8-3.9
ズーム倍率 3倍
レンズブランド SONY LENS
最短撮影距離 3cm
手ぶれ補正 x
■基本仕様
仕様メディア メモリースティック(128MBまで対応)
使用電源 専用バッテリー(NP-F330)
インフォリチウム専用
動画撮影機能
動画記録形式 AVI
動画最大解像度 320×240/最大15fps
音声記録
録画時間 最大60秒

マクロも意外と強く、
3倍ズームというのがやや物足りないものの、
スペックとしては割と普通でございますね。


・デザイン・メカ・インターフェイス

マビカとしては小さいですが、
デジカメとしては嘘みたいに大きいですね。
電池込みで619gでございますので、
わりかしずっしりと来ます。
その大きさ、重さのおかげで握りやすく、
とても撮りやすいです。
見た目は大きいですが、
よくよく見るとサイバーショットのPシリーズっぽいのがなんとなくわかります。
デザインは当時のソニーらしいといえばそうですね。
背面はレバーを多用している感じで、
いかにもマビカという感じでございますが、
初期のモデルと比べるとだいぶスッキリとした印象でございます。
背面液晶は大きく、
バックライトを入り切りできる設計でございます。
採光方式を採用しており、
エプソンのCP-700と似たような感じでございます。

{メ}CP-700Z
EPSON CP-700Z CP-500からCP-800まで、全部揃えてしまったわけですねw EPSONらしい丸っこさがなんとも魅力なこの製品、一体どうなんでしょうか。

メカメカしくてとても好きです。

デジタルマビカではなく、
FDマビカ。
その当時CDマビカとかありましたからね。

 

サイバーショットのPシリーズっぽい感じ

本体充電できます。

フロッピーディスクドライブは結構物々しいです。
イジェクトがちょっと面倒くさいですね。

イオシスで買ったんですね・・・
日本製でシリアル番号の桁が少ないです。

なお、
このバッテリーで電源は入りますが、
操作は一切できません

レバーが多いです。


・機能・仕様

UIはその当時のサイバーショットのものでございますので、
慣れれば使いやすいです。
基本的にボタンで操作する部分に関しては間隔が離れていたりレバー式なので、
手袋をしたままでも操作できるように工夫されているような感じです。
しかし、カーソルキーは本当にいただけないですね。
カーソルキーと決定ボタンが一緒になっている時代のものでございますが、
小さいのと、
決定ボタンがシビアで結構イライラします。
マビカとしては後期のモデルなゆえ、
起動、操作は軽快そのものです。
サクサクと動かせるので扱いやすく、
バッテリーも大型ですので当時のカメラとしては非常によく持ちます。
インフォリチウムでございますので残り時間が分単位でわかるのもいいですね。
あまりあてにはなりませんが。

液晶に関しては基本的に見えないです。
画面が光っていること、
なにか表示されているというのはわかるのですが、
不鮮明でピントが合っているのかどうかすらわかりません。
写っている、撮れているというのが確認できる程度でございます。

インフォリチウムのバッテリーを使わないとここで電源が切れます。

エフェクトがソニーらしい。

 まさかのデモモードがありました。

 

◆画質

AFはしっかり作動しますが、
基本的には合ってなくても合ったことにしてしまうタイプのAFでございます。
合うまでにそこそこの時間はかかりますが、
意地悪をしなければ基本的には正確に作動してくれます。

WBや露出は正確ですね。
画質も思った以上によく、
200万画素ということを考えると十分です。
発色もビビッドで、四隅の流れはほんのりありますが、
悪くないです。
とてもいいカメラだと思います。

ワイド

 

望遠

デジタルズーム

ネガアート

セピア

ソラリゼーション

モノクローム

マクロ

 


執筆日:2019/07/08

コメント

  1. ACアダプタは現在も買えるんですね
    https://ja.aliexpress.com/item/32573866779.html

  2. さらもで より:

    アリエクスプレスには本当なんでもありますね。
    果たして、需要はあるのでしょうか笑
    自分としては有難い限りですが

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