デジカメレビュー
RICOH
GRII
リコーといえばGRでございますが、
デジタルになったGR DigitalでないGRの後継機種でございます。
APS-Cでコンパクト、スタイリッシュなこのカメラ、
一体何がスゴイのでしょうか。
GR Digital IVが欲しかったので、
買おう買おうと思っていた時にGRが登場して、
結局買わずじまいでございました。
このサイズでAPS-C。
そして、デザインはフィルムのGRから変わらず。
このシンプルさが本当に良いのでございます。
RICOH GRIIは、
家電量販店での実勢価格は8万0270円です。
初代GRの頃は、結構お手頃感がありましたが、
そこそこ高価格のコンパクトデジカメでございます。
スペック
■センサー・仕様/TCP1.02a | |
センサーサイズ/センサー | APS-CサイズCMOSセンサー (23.7×15.7mm) |
画素数 | 1690万画素 |
映像エンジン | GR ENGINE V |
液晶 | 3型TFT液晶(123万ドット) |
オートフォーカス | コントラスト検出方式 |
ISO感度 | 100-25600 |
■レンズ性能 | |
焦点距離(35mm換算) | 28mm |
F値 | F2.8 |
ズーム倍率 | 単焦点 |
レンズブランド | GR LENS |
最短撮影距離 | 10cm |
手ぶれ補正 | – |
■基本仕様 | |
仕様メディア | SD/SDHC/SDXC |
使用電源 | 専用充電池(DB-65) |
動画撮影機能 | ○ |
動画記録形式 | MPEG4 AVC/H.264 |
動画最大解像度 | 1920×1080/30fps |
音声記録 | ○ |
録画時間 | 29分 |
顔認識 | ◯ |
Wi-Fi | ◯ |
GPS | x |
防水 | x |
防塵 | x |
先代GRとの違いとしては、
スペック上はWi-Fiを内蔵しているぐらいでございます。
一応、ソフトウェアレベルでブラッシュアップは行われておりますが、
正直、当時はこれだけの差かと色々と言われましたね。
ただ、それから2年経ち、
未だに第一線で戦えているところを見ると、
もう、それぐらい完成度の高いカメラだったという事でございます。
余計なものはつけず、
撮影に集中できる極限までシンプルな設計でございます。
・デザイン・メカ・インターフェイス
非常にシンプルでございます。
ボディはGR DigitalIVと比べると大型化はしておりますが、
フィルムGRとほぼおなじ寸法のようでございますね。
胸ポケットに入りますし、
余計な突起物が少ないので収まりもいいです。
このデザイン自体は、
「道具」、「シンプル」、「機能美」など、
こういったかっこよさがありますね。
それでも小型軽量で、
究極のコンデジという感じでございましょうか。
そして、背面は往年のリコー製デジカメのままでございまして、
そこはちょっと懐かしさを感じます。
ただ、リコーのコンデジを使っていた方にとってはすんなりと使えます。
デザイン自体はいつまで経っても古さを感じない感じなのがいいですね。
レンズが出てもこれぐらい。
かっこいい。
GRとGRIIでは、
ホットシュー付近がWi-fiユニットを搭載するためか若干盛り上がってます。
なので、ほんのりGXRに見えなくもない。
GR LENS
この位置からだと、
GRIIかどうかはわかりませんが、
EffectボタンにWi-Fiの絵が書いてあるのでわかります。
ストロボ
さり気なく、NFCのロゴ
シンプルですなぁ
光ります。
中国製
バッテリーはDB-65を使用します
このあたりは変わりませんね
・機能・仕様
サブダイヤルが付いておりますので、
絞り優先の際も操作し易いですし、
露出補正共に、ワンタッチで操作でき分撮影に集中できます。
ファインダーはないですが、これはこれでいいのでは無いでしょうかね。
スナップシューターとしては悪くないですが、
近接撮影はやっぱり弱いですね。
そして、GR Digitalの気分でいると、
あまり寄れないのでそこもちょっと気になるところではありましたが、
最近のカメラらしく、エフェクト機能がついているのですが、
一度の撮影で同時にエフェクトをかけて記録してくれる「オートブラケット」という機能がついております。
例えば、RAW+JPEG+エフェクト1+エフェクト2のような感じで。
これがなかなか面白く、
ずっと「ハイコントラスト白黒」で記録しておりました。
リコーの色といいますか、
ちょっと渋めですが存在感のある感じでございます。
レンズがいいので、非常にシャープでございますね。
解像力があり、立体感のある写真が撮れますので、
非常に面白いカメラではございますが、
やはり撮るならスナップでございますね。
GRに撮らされるような、
普段撮らないような被写体を撮ってしまう気分にさせてくれます。
執筆日:2017/05/13
にほんブログ村
コメント