新ゲームカタログ/スーパーファミコン用ソフト 61シグマ商事摩訶摩訶
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一部ではクソゲーとして名高い作品ですが、
個人的には割と好きなRPGだったりします。
このゲームをプレイしてから、
自分が制作したRPG(ツクールですが)にはマザー2とこれの影響を受けているのが多いような気がしますね。
割と、強烈な作品なのですよ。
このパッケージ画像がこのゲームの全てを表しているといっても過言ではありません。
キャラクターデザインは相原コージ氏、
そして、音楽はJ-WALKの人なんですよね。
テレビゲームショップドラゴン
以前も出てきたような気がしますが、
どこのチェーン店なんですかね。
?
首だけの人々
トランプなんですね。
PC-ROM2と訳されてしまっているのが気になります。
リンクスがなかったことにされてますよ
ソフトデータ
ハード | スーパーファミコン |
メーカー | ・シグマ商事 ・ショウエイシステム ・オフィス恒環 |
発売日 | 1992年04月24日 |
価格 | 8,700円 |
型番 | SHVC-MM |
移植・元ネタ | – |
ジャンル | RPG |
備考 | ・バックアップカートリッジ |
個人的評価:10段階(1:低・易)(10:高・難)
購入価格 | 310円 |
プレイ状態 | プレイ済 |
難易度 | 7 |
入手難易度 | 5 |
面白さ | 7 |
おすすめ度 | 4 |
クオリティ | 7 |
サウンド | 7 |
操作性 | 2 |
熱中度 | 6 |
移植度 | – |
スーパーファミコン初期という時期でもあり、
当時は多分、貴重なRPGだったのだと思います。音源の微妙なチープさも含めてBGMは結構いいとおもいます。
世界観にマッチしていて。基本的にはバカゲーですが、
クソゲーと言われているのには理由があります。
まずは、バグが多い点。
フィールド上ではTPが減らなかったり、
何故か、先頭にいるキャラしか魔法が使えないといった些細な点から、
ダンジョンに入ると高確率でフリーズ・進行不能になることや、
エンディングが文字化けしているなど、
兎に角バグが多いのです。
フィールドマップや戦闘の切り替えに5〜6秒かかり、
ロムカセットなのに何故そんなロード時間があるのかと首を傾げてしまいます。
まぁ、それに関しては様々な解釈がありますが。そして、歩行速度や反応もワンテンポ遅れる感じで割りと気を長くしてプレイしないと辛いかもしれません。
スーパーファミコン初期のRPGということで、
LボタンやRボタンで話しかけたり調べたりという便利コマンドはなく、
調べるコマンドをカーソルキーで選ばなければならない(しかも、割と多用する)ので、
面倒くさいことこの上ないです。その代わり、
操作性では新しい試みや概念の模索をしているようで、
中でも、決定とキャンセルのボタン配置を三種類から選べるなどの機能があります。
LRボタン割り当ては割りと便利ですが、
その他のボタンは結局機能しないのと、
三種類しか設定できないという使用上細かいところに手が届かない残念さですね。
マップ表示がすごく拡大された状態で表示されるので周りが見渡し辛いという欠点もあります。このように、
全体的な速度も遅め細かい突っ込みどころが多いものの、
バカゲーというか、
その世界観は非常に良くできている作品だと思います。
一つ一つのネタに突っ込むような楽しみ方もできるし、
悪いけど、決して悪くない出来だとは思いますね。
ただし、エンディングが文字化け、進行不能になる可能性が高いダンジョンなどは、
メーカーが「仕様」と言い張った逸話がある辺りは擁護しきれない部分はありますが・・・
シグマ商事。
ゲーセン界では「アドアーズ」を経営している、
割りと有力なメーカーでございました。
ニューヨーク・ニューヨークなど、
アーケードゲーム黎明期からシグマは重要なポジションにいたのです。
なお、個人的にはシグマは光学メーカーのシグマ、
そして、このシグマ商事、
更に、今はなきシグマAPOと、
このお互いに全く関係のない三社の製品に大変お世話になりました。
データが割りとの固定ました。
たぁさん、すごいっすね。
主人公、ガールフレンドを入力。
とりあえず、同日に収録したゲームの名前を入れてみる。
勿論必殺技はこれですよね。
若干マザー2っぽいですが、
マザーよりも後ですが、
マザー2よりはずっと前の作品です。
名前?
なんとなくこの名前に。
知ってる人しかわからないです。
このような始まり方をするRPGって、
特にスーパーファミコンで多いですよね。
マカマカが最初に登場。
RPGツクールっぽい雰囲気ですが、
こんなデザインのRPGツクールが登場するのはずっと後です。
ずっとこのノリで進んでいくのかと思いきや
主人公が口を開くのは、さっきの1文のみなのです。
後はずっと無言の主人公。
この家には屋根が無いのか、
九官鳥が壁を貫通して部屋に入ってきます。
文通ってのが時代を感じますね。
さぞかし遠くに住んでいるのでしょうか?
すると、突然画面が暗転。
キャプチャーミスではなく、
画面が暗くなると自動的にウィンドウも暗くなる仕様かバグか。
と、
パパとママがミジンコになってしまいました。
こんな話って・・・!
れれれっ!
この人は?
この人がビアンカなの?!
と、
突然ゲームが始まったわけですが、
メニュー画面はこんな感じ。
へんしん というのが斬新です。
ボタン割り当てはこちら。
キャンセルがセレクトボタンってのも、
また辛い配置です。
なお、
調べると割りとアイテムが出てくるのもこのゲームの特徴。
有名ですが、
自宅の裏を調べるとこんなものも出てきます。
防具が見たければ防具ボタンを
パンティは装備品。
霊媒師はセーブができます。
フィールド画面はこんなに拡大されます。
敵。
テキトーといわれますが、
個人的にはこういうセンスは大好きです。
そういえば、
最初の村を探索していると、
ビアンカの家を発見しました。
すごく近かったんですね。
そして、最初の女性はだれ?
ビアンカの父に相談しなさいという事になったけど空港に向かったとのこと。
まさか、
そんなこと無いよね?
まぁ、
彼氏だからいいのかな?
なお、ここが空港です。
ここまでやっているということは、
プレイ記でやろうとしていたことでして。
まぁ、予定はないですが。
この人がビアンカの父。
ビアンカは顔グラが出ないのに、
この人は出るんですね。
追いかけたのですが、
当然、チケットがないと入れないということで、
密航を試みる
難なく成功。
ジョニーさん、
色々と教えてもらってありがたいのですが。
突然無言になります。
先に進むと、
パスカル博士がマカマカ団に捕まっている。
スチュワーザコを倒します。
ギリギリです。
続いてボス戦。
HPを回復して再挑戦です。
まぁ、勝てましたさ。
倒したら飛行機が真っ二つ。
有名なバグ(仕様?)ですが、
飛行機が墜落するシーン。
飛行機の断片が右下に消えた後、
左上からまた登場します。
どういう世界なのでしょう。
奇跡的に無事だった主人公。
この村では、空から降ってきた人として歓迎され、
この村一番の絶世の美人と結婚するというイベント。
まぁ、予想はできると思いますよね、この後の展開。
↑
この村一番の絶世の美人
と、
不審なダンボールがあったのですが、
無言です。
下に移動すると、
木の上から落ちてきた彼。
おかしいな、さっき無言だったのに・・・
そして、仲間になるのです。
と、割りと楽しんでプレイしました。
この先はプレイ記で紹介することは、多分無いとは思いますが、
仕様がわかってプレイする分には楽しいゲームだと思います。
コメント
翌1993年には、 ポニーキャニオンとカプコンで「アイ・オブ・ザ・ビホルダー」というRPGゲーがリリース(メガCD、スーパーファミコン)。『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』第1作のゲームシステムや世界観などを取り込んでおり、ゲーム画面も「ウィザードリィ」や「ダンジョンマスター」と同じ3Dダンジョン方式で進行するシステムとなっている。完成度ではスーパーファミコン版よりもメガCD版の方が上回っており、音質、アニメーション、トーキー等も備わっており、日本人スタッフとして古代祐三、川島基宏、崎元仁等が関わり、古代節の強いBGMが発揮している。ただし、3DタイプのRPGゲームな上にすべて英語表記である為、マッピングや辞書が必須となるため、辞書とマッピングなしクリアは困難と極める…(一部のゲームブックですら、マッピングが必要となる作品がありましたからね)。
メガCDらしい感じですね。
どちらにせよ、好きな人は好きという感じのゲームと言う感じですねえ。
気が向いたらやってみたいとおもいます