{メ}CHINON/Powershovel SUN&CLOUD

この記事は約10分で読めます。

デジカメレビュー
チノン

Powershovel
SUN&CLOUD

知る人ぞ知る衝撃的なデジタルカメラ、
SUN&CLOUD。
一見するとカメラに見えないその筐体は、
実はただならぬカメラなのでございました。


コンパクトデジカメ市場の衰退よりも先に、
一部の間で爆発的に人気があったトイデジカメブームの終息が来てしまいまして、
2010年代初頭にはもうだいぶ下火になってしまいました。
その当時登録したブログランキングサイトにおけるサラネのカテゴリがトイデジカメでございますが、
当時のサラネもだいぶ、トイデジカメにブームに乗っかっておりました。
その当時名を馳せたトイデジたちはもはや見る影もなく、
デジカメ業界もだいぶスマートフォンに押さえてしまって悲しい事になっておりますが、
トイデジカメはまだ、完全に死んだわけではなかったのでございます。
ということで、こちらのSUN&CLOUD。

パワーショベルという名前自体もものすごく懐かしく感じますが、
ご健在で何よりでございます。

そして、販売元はなんと・・・チノン!
チノン自体も大昔、名を馳せたメーカーでございますが、
2004年にコダックのデジタルカメラ部門に吸収される形で消滅。
現在のチノンは、当時のチノンの子会社が社名変更してできた会社のようでございます。
そんなチノンが世に放ったこちらの変なカメラを紹介していきたいと思います。

CHINON Powershovel SUN&CLOUDは、

2013年頃発売された
300万画素のデジタルカメラです。
購入価格は1600円でございます。

・・・そう、1600円なのでございます。
中古ですとか、中国通販とかではなく、
amazon出品のチノンショップのモノホンの正規ルートのものが1600円で長らく販売されておりました。
家電量販店では1万8千円ぐらいで販売されておりましたが、
なぜ、そういう事になったのでしょうか。
なお、現在は正規の価格で販売されておりますが、
それも謎でございます。

SUN&CLOUDという名前の通り、
このカメラの最大の特徴は、
その、駆動方法にあります。
バッテリーは内蔵型でございまして、
中にリチウム電池が入っております。
給電はUSBでございますが、
ソレ以外に、本体天面についているソーラー電池と、
手回し充電が可能でございます。
すごく、面白いじゃないですか。

余談ですが、
カメラにソーラー電池という考え方はこのカメラが最初ではなく、
過去にはリコーやキヤノンもそういうフィルムカメラを出しておりました。

そして、
LEDライトとしても使用できるということで、
災害時に便利です。
そんなときにこのカメラで写真を撮っている場合ではないとは思いますが。
外箱はなんだかエコロジー。 
色々書いてある説明書。 
性能。 
付属品はこんな感じ。

スペック

■センサー・仕様/TCP1.01
センサーサイズ/センサー CMOSセンサー
画素数 300万画素
映像エンジン
液晶 カラー液晶
オートフォーカス x(ゾーンフォーカス)
ISO感度 100・800
■レンズ性能
焦点距離(35mm換算) 38mm(4mm)
F値 F3
ズーム倍率 単焦点
レンズブランド 未記載
最短撮影距離 25cm
手ぶれ補正 x
■基本仕様
仕様メディア MicroSDHCメモリーカード(32GBまで対応)
使用電源 リチウムイオン電池(内蔵)
動画撮影機能
動画記録形式 AVI
動画最大解像度 640x480
音声記録
録画時間 45分

MicroSDを使用するというところもそうですが、
SDHC対応というところも、
近代的なトイデジカメという感じでございますね。
300万画素というところはなんともでございますが、
面白そうではございます。

 


・デザイン・メカ・インターフェイス

思ったよりも小さく、
非常に驚きます。
その割にはずっしりと重たいですが。
コロコロっとしたデザインは、
カメラ・オブスキュラ・ダゲレオタイプの時代を引きずっている、
古き良き箱型大判カメラのミニチュアのような感じでございます。
ストロボを焚いているのでソーラーがよく目立ちますが、
実際は、本体と同じような色合いでございますのでパット見気づきません。
デザインにはかなりお金がかかっているように見えますね。

メカとしてみると、
様々なボタンと様々なレバーがあり、
正直言って、どれがどれだかわかりません。
レバー類は総じて動きが渋く、
折れてしまうのではないかとヒヤヒヤしてしまいます。
素材自体に高級感があるのにちょっともったいない感じもしますが、
トイカメラですので、仕方がないところでございます。
カメラとしては非常に持ちづらく、
シャッターボタンが変な位置にあるので撮りづらいです。
持ち方にちょっと工夫が必要でございまして、
普通のカメラをもつポジションを上下逆にしたような持ち方。
丁寧にお茶を飲むときのような持ちかたにするといい感じです。

見た目もカメラに見えませんし、
全体的に真っ黒でございまして、
レンズの部分がパット見よくわからないということで、
カメラだと気づかれにくいですが、
得体の知れない不審者な感じに見えます。

なお、手回し充電に関しては、
1分間に100回~200回で4~8枚撮れる程度、
ソーラーは太陽光で12時間でフル充電ということで、
真面目に充電する気は起きませんが、
手回し充電はハンドスピナー程度に中毒性があります。

ただ、1分間に200回って、
ハンドルが折れそうですね 

サイドでございます。
手回しのクランクとシャッターボタン。
中央のレバーはレンズバリアーの開閉でございます。 

レンズを開けてみました。
レンズ下のレバーは風景・ポートレート・マクロの切り替えレバーでございますが、
動きが渋い・動かしづらいですね。
最初、レバーが折れているのかと思っておりました。 

クランク。
改造しないかぎり、
1分間に200回回すのは無理ですね。 

背面は意外と近代的。

妙な既視感がありますが、
なんでしょう。
iPodでしょうか。
◎●のレバーはLEDライトでございまして、
◎に合わせるとちょっと考え込んで光り始めます。 

電源ボタンは側面。
充電しているサインとして、
赤色LEDが点灯します。 

USBポートは安心のMiniB。
メモリーカードはここに挿入します。 

パワーショベル。
中国製。
三脚穴も装着できます。 

防水でインターバルタイマーがついていれば、
定点カメラとして面白い使い方ができそうですが、
どちらもついておりません。


・機能・仕様

起動は遅く、動作も全体的にもっさりでございます。
昔の高性能トイデジみたいな感じでございまして、
まともに使おうとするとイライラする造りでございますね。
内蔵メモリは入っていないため、
メモリーカードを入れないとなんにもさせてくれません。

電源に関しても、
長押しなのですが、
動作が全体的に不安定なので、
たまにフリーズしたり、
しばしば電源が一瞬だけ入って落ちたりといった挙動をしてくれます。
ほんの少し放置すると、
スリープに入ったと見せかけて電源が落ちます。
LEDと電源は連動しておりませんので、
災害時にはいいですね。

上記の通り、
操作性はいまいちでございます。
日本語には対応しておりませんが、
なんとなく、わかりますね。
カーソル上のボタンはショートカットを割り当てることができます。
トイデジカメラらしく、エフェクト機能が充実しているため、
割り当ててあげると便利でございます。

液晶の質はよろしくなく、
不鮮明な上にノイズがかった感じでございます。
今どき、どこから持ってきたんだという液晶なのがとても愛おしいです。
外だとまともに見えません

写真の記録時間は極めて長いです。
シャッターを押した時の写真が記録されるので、
シャッタータイムラグは短いとは思いますが、
記録に5秒以上待たせられます。

◆画質

画質は、いかにもトイデジと言った感じでございますね。
昔のトイデジらしい感じでございまして、
ノイジーで、解像力もなく、
発色も淡い感じでございます。
とても、懐かしいですね。
ただ、たまになかなかよろしい写真を吐き出すので侮れません。
マクロもピントさえあれば結構かっちり写りますし、
モノクロモードはラチチュードの狭さが逆にキレッキレの写真になっていいですね。
期待せず撮るととても楽しいカメラでございます。

エフェクトはたくさんありすぎて楽しいですが、
他のデジカメ同様、どのエフェクトを使ったのかが記録されないので、
どれがどれだかわかりません。

各エフェクトの作例については、
長期レビューでやります。

EXIFに「Digi Hari」と記録されるということは、
これってn

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

グニャリます。

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

Degi Hari

 


執筆日:2018/10/17

コメント