{ﾒ}H-300Fruits

有限会社ハック・H-300Fruitsレビュ
ちょｗｗｗおまｗｗｗ新しいデジカメ買いすぎｗｗｗ
と言われてしまいそうですが、買ってしまいました。
ええ、衝動買いですよ。

購入したのは有限会社ハックが販売する、
H-300Fruits
で御座います。
型番からおわかりの通り、300万画素・・・ではなく、30万画素です。
POPも、300万画素の最後の０を塗りつぶしてあったり、
マニュアルは「300k画素」と、間違ってはいないけど紛らわしい表記で御座います。
トイカメラ大好きな僕として、新品で「1050円」という破格なデジカメとして、
そして、最後の1個だったら買わずには居られないワケじゃないですか。
ただ、一番の誤算は色が黒だった事。
パッケージが黄色だったから黄色だと思ってました。
一番フルーツっぽく無い色ですが、多分黒はアボカドとか巨峰とかそんな所でしょう。

・デザイン・メカ・インターフェイス
持った感じはスッカスカで、明らかにおもちゃなのですが、
質感は意外と良く、ツルツル光沢ボディは割と高級感漂います。
電池は単四2本で、HDC-303Xよりもどちらにどちらの電池を入れていいのか迷ったりしますし、
背面ボタンもパワーとモードだけと非常にシンプル。
OS（というのか？）は様々なところで流用されているそうで、
フラッシュのタイミング切り替えなんて項目もありますが、
当然、このカメラでは作動しません。

液晶も文字表示だけですし、
メモリも内蔵のみで高画質モードで25枚撮れるようです。
ただ、何故かSDRAMなので、電池を抜いたらデータが全て消えてしまいます。

更には、格安Webカメラにありがちな、何故か「マスストレージデバイスとして認識しない」カメラです。
対応OSはWindows98からVistaまでと幅広いですが、
専用のソフトを使わないと画像が読み出せない上、Macには非対応。
そして、USBが専用端子なので無くしたら大変ですね。

インターフェイスで特筆すべき点として、
ファインダーが非常に見やすい。
普通のトイカメラのファインダーって安いプラスチック使ってるので透明度のかけらもない上にぼやけてるってのが多いですが、
このファインダーは大きくクリアです。
普通のデジカメのファインダーよりもクリアですね。それが非常に意外。
この値段でちゃっかりストラップの穴があるところもポイントが高いです。

・機能・仕様
Webカメラとしても使えるところがいいですね。
設計はあまり新しくないようで、USBも1.1となっている上、
内蔵メモリもSDRAM(16MB)、マクロやポートレートのレバーすら付いていませんが、
仕様を見る限り、シャッタースピードは1?1/10000まで行けるみたいです。本当か？
絞りはF2.8とVQ1005と同じですね。
動画はAVIで保存でき（音声は無し）セルフタイマーや3枚連写モード、
画像全消去だけでなく、一番最新の画像を消すことも出来ます。
そこら辺は割と多機能なのかもしれません。
ボタンが少ないので（まぁVQ1005のがボタンは少ないですが）、操作が難しそうですが、
決定がシャッターボタンなのでそうでもないかもしれません。
まぁ、そんな細かい設定はしませんけどね。

・画質・撮影
レリーズタイムラグは短いです。
VQ1005やC@Mailと比べると、「え？今ので撮れたの？」
って感じになります。
感じ的にはHDC-303Xに近い感じですね。
ただ、音が小さいためメモリ残量で撮影をしたかを判断する必要があります。
画像は当然荒いというかノイズまみれですが、
それでも中々面白いモノが撮れます。
あと、まともにみれる写真と、とんでもない写真の両方を連発しやすいので、
本当にギャンブルですね。
写り的にはタカラのPETIT SHOTに近いような気がしますが、
それよりもコントラストが低いですね。

そして、EXIF情報が一切でないのがちょっと悲しい。

画像

ノイズが沢山ですね。

３G移行前のデジカメの画質ってこんな感じでしたよね。
結構キュートなトイデジですし、
遊びカメラとしてはいいのかもしれません。
思ったよりはいいかな？って所ですね。

その他の写真はこちらにございます。

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