M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
何故再びマイクロフォーサーズに手を出したのかというと、
このレンズを使いたかったからという事でございます。
マクロ撮影が99%という、自分の撮影スタイルに合致したわけですが、
どんなレンズなのでしょうか。
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro は、
2012年10月に発売されたマイクロフォーサーズ用のレンズです。
メーカー希望小売価格は62,475円です。
マクロといえばオリンパス。
待望のマクロレンズでございます。
やや大きめの図体で、どことなく12-50mmと似たような感触でございますね。
結構いいお値段がしますが、
おとなになったからか、50mmF2よりもお財布に響きませんでした。
・カタログスペック
焦点距離は60mm。
35mm換算値で120mm相当になります。
開放F値はF2.8で口径は46mm、
絞り羽根数は円形7枚。
最短撮影距離は0.19m
レンズ構成は10群13枚
ハイグレードレンズという位置づけですので、
ゴーストやフレアに強いZEROコーティングが施されています。
また、撮影倍率は35mm換算で2倍というすばらしさ。
これだけのためにマウントごと乗り換えてしまったのは秘密です。
・デザイン・メカ・インターフェイス
見た目よりは軽い印象ですね。
ローレットが大きく、
MFでのピント合わせもしやすい設計となっております。
キットレンズと同じく、
バヨネット部分にリングがついていますので、
フードをつけたり色々つけたりする場合は外しっぱなしになりますね。
面白いのは、フォーカスリミテットスイッチ。
4段階に設定でき、ピントの合う範囲・倍率を指定できます。
特に、1:1にレバーを動かすと、
勝手に等倍(35mm換算で2倍)に合わせてくれるので、
AF使用の時も非常に効果的でございます。
難点としては、
ファインダーや液晶を覗いていると倍率がわからないこと。
レンズにメーターがついていますが、見えませんし。
そして、ツインフラッシュ的な物をつけているとリミテットスイッチを操作しづらいことでしょうか。
これがウワサのフォーカスリミテットスイッチ。
なお、1:1に動かすと、
レバーが自動的にもとの位置に戻ります。
当然金属マウントになってます。
・画質・撮影
画質に関しては文句なしでございます。
35mm換算2倍ということで、
120mmの割りにはワーキングディスタンスが非常に短いので、
あまり、120mmのレンズを使っているという感じはしませんね。
ボケは非常に綺麗ですが、
タムロンのようにふわっとした描写とはまた違うので、
マクロレンズって奥が深いです。
画像
作例は全てOLYMPUS E-P5との組み合わせで行っています。
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