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{メ}SHARP NetWalker PC-Z1

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携帯電話・PDA・スマートフォン
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SHARP NetWalker PC-Z1
ああ・・・買ってしまった・・・。
悪い癖ですが、こんなに小さい「パソコン」ですので、我慢できませんでした。
ーこのレビューは使用1時間程度のファーストインプレッションとなります。ー

SHARP NetWalker PC-Z1は、2009年9月18に発売されたUbuntu搭載のノートパソコンです。
購入価格は44,800円。
って、高いよw

文字通りLinuxベースの人気OS、というかポストWindowsと言われるUbuntuを搭載しているという事が既に素晴らしいわけですね。
元々Zaurusユーザですし、この大きさとこの先進性から面影を感じてもいましたし、

それまで使っていたVersaproにも飽きた、というかでかすぎて新しくかった鞄に入らないという難点もありましたから、
買い換えを模索していたときに出くわして、買ってしまったというわけですね。
Versaも1年使いましたし、よく頑張りました。

・・・
なんか、自分で書いてる文章なのに意味不明ですw

・カタログスペック
OSがUbuntu 9.04
CPUがFreescale Semiconductor社製 i.MX515 マルチメディア・アプリケーション・プロセッサ
クロックは分かりませんが、ARM系ですし別に関係ないですね。
メモリは512MB固定で、液晶は5型タッチ液晶。
解像度はWSVGA(1024×600)
内蔵メモリは4GBで、ユーザー使用可能領域は2GB
USBポートは1コで、無線LANはb/g対応、
カードスロットはmicroSDHCと、ちょっと微妙ですね。
PDA以上UMPC以下というのが適当ではないでしょうか。

ただし、連続駆動時間は10時間と長いですし、
重量は409gと、
持ち運びにはもってこいです。

難点は色々あります(バッテリーが着脱できないとか)が、そこは気にしてはいけませんね。

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・デザイン・メカ・インターフェイス
電子辞書みたいです。
本当に小さく、ポケットの中には入りませんが、鞄に入れても邪魔になりません。
本当は赤がよかったのですが、発売まで待てなかったので白にしてしまいましたが、
選択的には間違っていなかったと思います。

デザイン性は悪くないですが、
よくよく見ると結構安っぽい感じもします。
その最たる例がキーですね。
写真でおわかりの通り、クリックボタンが既に傾いてたりしてますし、
キーボードは本当に責任者出てこいって位打ちづらい。
ゴムキーボードというか、なんか中に入っているのがおかしい。
丁度真ん中をおさないとキーを「認識しない」という代物です。
それに、中に入ってる物が中心からずれるので、タッチタイプは結構至難の業。

更に、キー配列がそもそもおかしいのもイライラの要因になります。
Linuxでは多用する(のではないカナ?)「_」キーが、Shift+Fn+?キーだったり(最初分からなくて教えていただきました。)
TabキーがESCの隣だったり、
そもそも刻印されてるキーが実際入力されるキーと異なっていたり。
その割にはDelキーとBackspaceキーが贅沢に両方とも独立してたり、
キーの大きさもさることながら、そこは思い描いていた物と全然違いました。

ZERO3[es]のキーボードで講義のノートを取っていた人でも、
これはちょっと難しいような感じです。

また、オプティカルポイント(光センサーのポインティングデバイス)の使い勝手も悪く、
そもそも小さいのに、クリック機能を備えていないので使用するときは両手を使わざるを得ません。

液晶は綺麗です。
ただ、買って早々大きめの輝度ムラがあったので少しげんなりしてます。
枠に対して小さめの液晶がちょっと残念ですが、仕方がないです。
タッチパネルですが、スタイラスが必要なタイプでして、
2軸ヒンジではないのであまり役に立ちません。
ヒンジ付近にあるタッチセンサーのアプリケーションボタンに未来を感じました。

USBポートはもっとあった方がいいと思います。

・機能・仕様
遅い!
立ち上がりにもの凄く時間がかかりますし、
結構考え込むのでサクサクではないですね。例え立ち上がってからでも。
そして、ネットすら重い状態でした。
最初、原因は分かりませんが次のページを開くのに2分ぐらいかかったりしてましたからw
まぁ、シャープというよりUbuntuのせいなのですが。
何をするにももたもたするので(ファイルを開く、アプリを立ち上げる等)結構イライラはします。

あと、小さいので操作しづらい、というのはまぁ、仕方がないです。分かってましたからw
処理が追いついていないのか、マウスの軌道もカクカクしています。

あと、初期画面は携帯電話のメニューのようなデスクトップ画面になっていますが、
これは壁紙とアイコンを大きくして並べているだけという荒技でした。
更にデスクトップに並んでいるTwitterとかはアプリではなく、Firefoxのショートカットというお粗末さ。

そしてこれも分かっていたことですが、
ARM系のCPUなので、アプリがそんなにありません。
ニコニコ動画やYoutubeを見ようと試みましたが、
まだAdobeからFlashPlayerが提供されておりませんし、
導入を試みましたが無理でした。

そこら辺は改良の余地がありますね。

で、MicroSDの16GB(PQI/Class2)を差し込んで使ってみましたが、
問題なく使えます。
ただ、仕様でいったん電源を切るか再起動をすると、
メディアを見失ってしまうので抜き差しが必要です。

不思議だったのは、A-DATAの16GBのUSBフラッシュメモリを認識しなかったこと。
他社のUSBメモリや周辺機器は今のところ大丈夫そうなので、謎です。
相性でしょうか。

本体は処理をすると結構熱を持ちます。

総評
予想はしていましたが、
キーボードの質については本当に残念。
丁度いいたとえが見つからないのですが、進研ゼミでもらえた電子辞書みたいな感じ・・・といっても誰も分かりませんねw
ノート代わりに使いたかった人でしたのでw

そして、やはりUbuntuは取っつきづらいです。
一応、Ubuntuの環境は既に持っていたのですが、
まだまだコンソールを使いますし、Windowsと比べると作りが甘いところがあります。
何より、使うソフトがどれだけ代用できるか、と言うところも重要です。

これからしばらく使っていきますが、
とりあえず、「投げ出さない」ようにがんばります。

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