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{メ}Kodak/DC215 ZOOM

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KODAK
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P1032151
Kodak DC215 ZOOM
Kodakのデジカメにはロマンを感じます。
大きいけど・・・

公開日時:2009年10月24日
追記日時:2015/01/30
画像追加
記事修正

P1010181.jpg
Kodak DC215 ZOOMは、1999年9月に発売された109万画素のデジタルカメラです。
購入価格は500円。
当時の価格は4〜5万円との事です。
以前、同社のDC3200を紹介しましたが、
Kodak製のカメラって総じてでかい印象がありますよね。
勿論、後期は違いますがw
ちなみに、この商品、
実は1998年に発売されたDC210Aという機種をコンパクトにしただけというモデルでして、
コンセプト的にはQ-M100Vと似てますねwさてさて、この機種はどうなんでしょうか?

・カタログスペック
1/3型の109万画素CCDで原色フィルター。
レンズは2倍ズームで、F4.0ーF4.8の29mm-58mmと、
何というか、凄く中途半端な性能です。
特に、レンズが暗すぎたり、何故か2倍ズームだったりというところですが、
実はこの機種、「パンフォーカスカメラ」だったりします。
なるほど、それならレンズの暗さも説明がつきますね。

そして、パンフォーカスでズームレンズがついてるデジカメを初めて見ました。

レンズ性能もなかなか珍しい広角寄りですね。
その他性能としては、最短撮影距離が20cm、
ISOは140固定、CF、単三乾電池4本駆動、
液晶は1.8インチTFT液晶となっております。

P1010183.jpg
P1010184.jpg
P1010185.jpg

RIMG0053A.jpg


 

追記:2015/01/30

スペック

■センサー・仕様/TCP1.02
センサーサイズ/センサー 1/3型CCDセンサー(原色フィルター)
画素数 109万画素
映像エンジン 記載なし
液晶 1.8インチ液晶
オートフォーカス パンフォーカス
ISO感度 140
■レンズ性能
焦点距離(35mm換算) 29-58mm
F値 F4-4.7
ズーム倍率 2倍
レンズブランド KODAK EKTANAR Lens
最短撮影距離 20cm
手ぶれ補正 x
■基本仕様
仕様メディア コンパクトフラッシュ
使用電源 単三電池4本
動画撮影機能 x
記録形式 x
音声記録 x
録画時間 x
顔認識 x
Wi-Fi x
GPS x
防水 x
防塵 x

追記:2015/01/30/以下、追加画像

P1032152 P1032153 P1032154 P1032155 P1032156 P1032157 P1032158 P1032159 P1032160 P1032161 P1032162 P1032163 P1032164 P1032165 P1032166 P1032167 P1032168 P1032169 P1032170
・デザイン・メカ・インターフェイス
でかいと言いつつも、そこまで気にならない大きさですね。
とにかく全体的にしっかり作られているので、そこは流石Kodakというか、
製造元のチノン万歳というか(この頃のKodak製=チノン製=日本製でございます。)
なかなかデザイン的には好みです。
DC3200と同様、足がついておりますが、
底面の左下側に「どう考えても後付だろ!」という三脚用の穴がついていたりと、
なかなか使える使用になってます。
位置的に凄くアンバランスになりそうですが。
レンズには輝かしいKODAK EKTANAR Lenzの刻印が見られます。
ボタン配置は背面に関してはKodakデジカメではおなじみな配列になってます。
電源ボタン、シャッターボタン、ズームレバーの操作性は極上で、
特にズームレバーに関しては一日中触っていたい程いい感触です。
反面、ボタン類はゴムで、ふにゃふにゃしているので正直押しづらいです。

側面のゴム部には相当のこだわりがあるようで、
端子の保護カバーのゴムがグリップと連結していたり面白い。
電池ボックスのギミックも非常に面白いのですが、

構造上の欠陥があるらしく、壊れていました。
4本分の圧力が加わり、ロック用の爪が割れてしまっており、問答無用で電池ユニットごと落っこちます。
幅広セロテープで止めても飛び出てくる頑固者なので困りますねw

撮影切り替え自体は三洋製デジカメっぽいですが、
程よいカチカチ感はあるものの、
ちょっと分かりづらく思います。

・機能・仕様
動作はもっさり。
起動に8秒、撮影後の記録時間は10秒程度とかなり遅いです。
メニュー画面は非常に明快で、
何故かPOP体のフォントも面白い。
いじれる項目があまり多くないので結構簡単です。

ただし、ボタン配置が独特なので慣れるまでちょっと時間を要します。

この頃のKodakはオリンパス同様、
青いボタンを押さないと液晶がつきません。
それはそれでいいのですが、
青いボタンは「決定ボタン」を兼ねているので、
撮影時にちょっと困惑します。
といっても、露出補正の時しか使いませんけどねw

ちなみに、露出補正は液晶下の右ボタンとなっております。

分かりづらい点としては、
マクロやフラッシュの状態は上部の液晶でしか確認することが出来ないこと。
あと、液晶の質は非常に悪く、10fpsということで、かなり遅いです。
あと、レンズユニットの音も結構うるさいw


追記:2015/01/30/以下、追加画像

P1032171

暫く放置していたので液晶がおかしくなっています。

P1032172 P1032173 P1032174 P1032175

 

・画質・撮影

●画質
コダックブルーを含め、
なかなか色の濃い、コダックらしい色合いがでます。
ただ、やはり画質的には厳しい物がありますね。
ノイズが多く、パンフォーカスらしくちょっとピンが甘めです。
ただ、それでもやっぱり面白い。
そういう「面白さ」があるデジカメはいいですよね。

画像
全て無圧縮です。
DCP00070.JPG
DCP00073.JPG
テレ端(望遠域)での撮影。
DCP00087.JPG
サムネイルで見ると非常に綺麗なんですけどねw
DCP00091.JPG
マクロテスト。
「共通のマクロ撮影の被写体が欲しい」という観点から、
調達してきました。
ちなみに、当人はそのような趣味はありませんし、エヴァについては何もしりません。
これを選んだ理由は単純に「安かった」と言うことですので、悪しからず。

その他の写真はこちらにございます。

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コメント

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