長期レビューパナソニックLUMIX DMC-CM1-第一章:レンズ周りの構想。レンズ保護やフィルターを付けてみる-執筆時、まだまだアクセサリー類がありそうでないCM1。 <導入編-第二章> |
DMC-CM1を購入するに辺り、
最も懸念していた部分はここでございました。
自分は、これをスマートフォンとしても利用したかったわけですが、
まず、選べるケースが非常に少ない。
高いものですし持ち歩くものなので、どうしても傷は避けたい所なのでございます。
しかし、ケースがあってもなおかつ保護しないといけない場所が2箇所あるのでございます。
1箇所は液晶部。
コレに関しては、ケンコー・トキナーよりCM1用の液晶保護フィルムが発売されているのでそれを使用。
そして、もう一箇所が今回取り上げる、レンズ部でございます。
■まず、現状を見る
レンズ部をまじまじ見てみます。
意外とレンズが小さいなーと思いますが、
それはおいといて、
流石に、このまま持ち歩くのはちょっとこわい感じでございます。
ただでさえ値段の高いカメラであり、スマートフォンなのに、
ここを傷つけてしまったら価値は殆どゼロと言っても過言ではありません。
コントロールリングの内側を指で押すと、
このようにパカっと取れます。
外側が取れると思ったら内側なのでございます。
そして、この部分にネジが切ってあるのですが、
なんと、37mmでございます。
37mmであれば、
最近ミラーレス一眼などでちょくちょく見ることが出来るネジ経であります。
しかし、上記の通りカメラを起動するとレンズがニョキッと伸びるので、
そのままフィルターを着けるとレンズとフィルターがぶつかってしまいます。
それを避けるためには、アダプターをかましてレンズとフィルターが干渉しないようにするということでございます。
なお、非純正ですがフィルターアダプターが存在するのですが、
お値段が結構高いうえ、高さがありそうなので断念です。
■実験してみる。
まず、現在の構成に行き着くまでに、
一つ、候補に上がっていたものがあります。
ケンコー・トキナーより発売されている、
メタルフード37mmでございます。
これは当然カメラレンズ用のフードとして発売されましたが、
いいところとしては、フード先端に40.5mm経のネジ穴が切ってあり、
そこにフィルターやらキャップを装着することが出来るということでございます。
40.5mmは個人的には意外と重宝するフィルター経ですので、
ダイレクトに付けられるのはありがたいです。
しかし、欠点としてはポケットに入らないぐらい出っ張ってしまうこと。
なお、フィルターを付けてもケラれませんでしたので、使用できます。
そして、自分がいろいろ試してみてベストだったのはこちらでございました。
エツミより発売されております、
メタルインナーフード&キャップセット(E-6464)
元々、オリンパスのM.Zuiko Digital 17mm F2.8用に作られたフードでございます。
37mm経で御座いますし、
高さも低いので専用かと思うほど使いやすそうです。
なお、キャップ無しのものもあります。
問題は、装着できてかつケラれないかというところでございますね。
なお、この製品自体の記事はそのうち紹介します。
中身。
保護できるキャップがあるのはいいですね。
なお、キャップはねじ込みでございます。
すぐに撮影出来ませんが、
ポケットに入れても外れる心配がないのでいいですよね。
・・・うん?ねじ込み・・・?
装着してみました。
ちょっと、覆いきれない部分が見えてしまっていますが、
ぱっと見純正品かと思うぐらいの完成度でございます。
レンズが伸びてもしっかりカバーできています。
勿論、キャップをしてもギリギリぶつかりません。
これ、バッチリじゃないですか!
ということで、
キャップをしてみましたの図。
横から。
このぐらいの出っ張りなら許容範囲です。
■フィルターを付けてみる
さて、上記キャップを裏返してみると、
28という数値があります。
・・・28mm
まさか、これ、フィルター経かな?
と思うも、
28mmのフィルター経なんてかなりマニアック。
一応、相当数は少ないものの存在自体はするので、
一部フィルターは存在するものの、
設計が古いのが多く扱いづらいので、どうにか出来ないかとステップアップリングを探したら・・・
あった。
28mmから37mmに変換するステップアップリングでございます。
37mmになるだけでフィルターの種類は格段に増えます。
そして、このぐらいが許容範囲なのです。
本当は40.5mmがいいのですが、
それはステップアップリングで代用することにします。
ただし、量販店では購入できないアダプターですが(37-40.5mm)
フィルターを付けてみたらこんな感じ。
まぁ、ポケットに入らなくはないです。
ただ、キャップを着けると流石に仰々しい。
今回はたまたま持っていたPRO1D NXを装着してみましたが、
エグザスなど、防汚コーティングされているフィルターを使用するととりあえずキャップしなくても良さそうです。
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