長期レビュー
SONY
SONY α7S II
-第一章:高感度とダイナミックレンジについて
話題というか、
高感度耐性の高さで知られている等機種。
果たして、実際はどうなの?
ということをざっくりやってみる企画です。
●本体→SONY α7S II
とにかく、
これだけで長く書くことはできそうにないので、
さくっと書くことにしようと心に決めたのでございます。
一応、初代α7sとセンサーは同じですし、
映像エンジンも特に変化はないので、
同じとみていいでしょう。
・・・まぁ、出回ってる個体に関しては圧倒的に初代が多いので。
■高感度耐性を見てみる
とはいっても、
最大感度で撮ることはそうそうないので、
一応ISOオートで常用感度の上限値に設定されているISO12800で撮影した写真を張っておきます。
とはいえ、サラネ鯖の容量的な問題で画像は500万画素程度に圧縮されておりますので、
一応、等倍切り出しをしておきました。
等倍切り出し
等倍切り出し
Lightroomで読み込んでおりますので、
EXIFは改変されているかもしれませんが、
とりあえずjpeg画像なので自分で補正は特にしておりません。
切り出しにPhotoshopを使用しております。
驚きといえば驚きでございます。
でも、一応α7sIIの能力としてはまだまだ序の口。
という数値でございましょう。
ぱっと見。
というよりも、等倍で見るとノイジーでございますが、
割りと伸ばしても使えるぐらいのポテンシャルは持っております。
ノイズは出ておりますが、
SONY α7S II自体はあえてノイズを消さない処理をしているそうでございますので、
後処理で結構綺麗に消えてくれます。
余談ですが、
画素数とセンサーサイズがだいたい同じで、
当時、高感度耐性の高さがウリだったNikon D700高感度画像を乗っけてみます。
等倍切り出し
作例も感度は違いますが、
こうしてみると意外とD700も高感度耐性悪くないなという感じです。
■ダイナミックレンジについて
高感度耐性ばかりに注目が集まっておりますが、
センサーサイズが大きくて画素数が控えめということで、
1画素あたりの面積が大きいということで、
たくさん光が入ってくれる。
その為、高感度耐性が高いわけですが、
広大なダイナミックレンジを扱えるということなのでございます。
SONY α7S II+Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z ISO400
何故かこんな写真しかなかったのです。
これを持ち出す時はだいたい天気が悪いので・・・
なお、これを適当に加工すると
階調は全然残っております。
黒つぶれしている部分も全然救えます。
完全に失敗写真ではございますが、
一応、救ってみました。
でもやる気が無いのでかなり痕が残っていますが、
どうでもいいです。
このように、
100とか400とかの低感度では広大なダイナミックレンジの粘りがありますが、
一般的には感度を上げれば上げるほど、ダイナミックレンジは痩せていきます。
ということで、ISO12800で同じことをやってみようという、
最初からそれありきでこの記事を書きました。
まずはこちら。
ドアの周り以外は真っ暗でございます。
一応修正してみました。
明け方なので、空が青くなっておりますね。
そして、
みんな大好きハンバーガー自販機でございます。
完全に失敗写真でございますが、
これを綺麗に救うことなど出来るのでしょうか。
なお、これも高感度かと思いきや、
今この段階で低感度だったことがわかりました。
いかがでしょう。
扇風機が出てきました。
■まとめ
投げやりな回ではありましたが、
なかなか面白いカメラでございました。
自分の使い方ではやや持て余してしまいますが、
いい時代でございますね。
コメント
バーガー自販機は行けなかったとのことですが朝5時に行ったのですか。でも確かにこういうジャンクフードが美味いのは深夜やこういう時間なような… だからといってこの時間のケンタッキーとかは恐らく御免なさいとなると思います。深夜の変なテンションならばいけるかもしれませんが。
ダイナミックレンジと高感度はフルサイズの代名詞なのでやはり高性能なのでしょうか。ちょっと前のm4/3あたりでもISO800が常用範囲とは思ってきていましたが、いつのまにか1万クラスが普通に使えるレベルになっていたとは。画素数・画質制限でネタのような3200辺りが搭載されていた時代とは違うのですね。
そこのオートレストランには時間外でいけませんでしたが、
それ以外は概ね行ってきました。
近場のお店にはたまに昼飯を食べに行きますが、
夜食に丁度いい感じですね。
ケンタッキーは昼飯がベストですね。
ダイナミックレンジについてはかなり革命的でございますね。
マイクロフォーサーズ系でマクロ撮影時にはISO800を多用しますが、
ダイナミックレンジが痩せていくのでマイクロフォーサーズ機ではそれ以上上げるのは躊躇しますね。
とはいえ、最近のカメラは平均的にはISO3200ぐらいだったら使おうと思えば使えるぐらいですからね。
いい時代でございます。