購入価格は1050円。
当時の価格は60,000円前後です。
この機種は、というかこのスペックのPシリーズは、
以前P5を紹介しましたが、
P5はP3という下位機種のある上位モデルでしたが、
このP7はP9という機種の下位機種に格下げされてしまいました。
ちなみに、P9は4月辺りに紹介いたします。
・カタログスペック
1/1.8型の330万画素CCDで原色フィルター。
レンズは3倍ズームで、F2.8-5.6の39-117mmでオートフォーカスと、
仕様が殆かわらないですね。
それだけ使い易いというか、下位モデルでありながら素子も大きいですしいいですね。
液晶は1.5型のTFT液晶
マクロは10cm、メディアはメモリースティック(128MBまで対応)、駆動は専用充電池(インフォリチウムC)と、
こちらも変わらず。
液晶は残念ですが光学ファインダもついてますし、
それ以外は使い易い仕様ではあるので問題はないですね。
機能としては、
デジタルズーム、動画撮影、連写、GIF画像作成やシーンモード搭載など。
TIFF記録やPS2との連携機能は削られてしまったみたいですね。
ちなみに、今回紹介するモデルはPシリーズ2周年限定生産のゴールドモデルだそうです。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :キズあり
機能 :良好
台数 :1台
大きさもP5とは変わらず、
非常に安定したスタイリッシュなデザインで御座います。
筐体もそれなりに軽量でありながら金属ボディの高級感。
特に、背面のズームレンズ付近や端子カバーなど、
ゴムやプラスチックで構成された部分も概ね金属になったというところも良いですね。
ボタン類の配置は正直、もう少しどうにかならなかったのかという感じなのは相変わらずですし、
より過ぎてて押しづらいというのはあります。
電池蓋とメモリースティックスロットのフタの機構は素晴らしく、
気持ちよく開きます。
こういう所がソニーらしくて好きです。
・機能・仕様
起動は6秒程度と遅めですね、
遅いからと電源ボタンを連打していると、
レンズが出て無言でレンズをしまってパワーオフしてしまうかわいいやつです。
UIは例のごとく変わりませんし、
決定キーが十字キーと同じボタンなのも使いづらいというのもありますが、
さほど悪く無いですね。
欲をいえば決定キーを作って十字キーを含め、
ボタン類を大きく遠間隔で作っていただければという感じでした。
・画質・撮影
●AF・挙動
AFに関してはP5と比べてだいぶ改善されているような気がしました。
ソコソコ早く、マクロ域であっても割りと正確です。
ただ、液晶のコントラストが高いわりには不鮮明のため、ピントの山がつかめないのが残念です。
●画質
画質はいいですね。
サイバーショットらしい発色といいますか、
爽やかな発色でございます。
ノイズも少ないですし、現在でも問題なく使えますね。
少し遠景には弱い印象ですが、これだけ撮れれば充分だと思います。
画像
「拡大・元データ表示は無圧縮です」
拡大・元データ
拡大・元データ
ズームテスト
拡大・元データ
マクロ
その他の写真はこちらにございます。
評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :06/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :05/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :05/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :04/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :04/10:主に操作性
AF・露出精度 :05/10:AFは正確か、
画質 :06/10:文字通り
輝き度 :07/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :5/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :6/10:今後も使い続けたいかなど
合計:53/100
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