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{メ}LUMIX DMC-LC33

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PANASONIC
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Panasonic LUMIX LC33 レビュー
公開日時 :2009年4月6日
最終更新日:2011年10月25日
・ 製品写真を追加
・ スペック等を追記
・ 一部修正

バイト先にずっと置いてあったLC33があまりにかわいそうなので、
捕獲してきました。 捕獲って勿論購入したって事ですよ。

だって、だって余り問題ないのに、
キズ汚れアリと言ってもご覧の通り、かなりの美品のハズなのに・・・
320万画素というただそれだけの理由で2480円なんですよ。

アルカリ電池で5000枚撮れるという当時も今でも度肝を抜く性能なわけですよ。
そういうモデルなワケですが、実は購入したのにはもう一つ、理由があるのです。

それは、LUMIX嫌いをどうにかしたいということでして。
むかーしのLUMIX(というかCOOLSHOTですけど)は画質が悪く、
微妙な機種だらけだったわけですが、
LUMIXになってからも機能は盛りだくさんだけど画質は・・・
というイメージがつきまとっていてあまり好きになれなかったのですよね。
最近も、高感度付近の撮影になると他社よりもちょっと厳しいところですが、
だいぶ、良くなってますし、
それから以前の機種を触ってみて、「ぉ、意外といいじゃん」って機種も多く、
だいぶ、自分の中で偏見を作っているみたいでした。
ということで、何故最新機種ではなく2003年5月発売のデジカメを買ったのかと言うことがもの凄いつっこみどころなワケです。
ちなみに、同じ時期に出た京セラのFinecamS3RやS5Rを使っていた時期もあるので、
その当時は現代でも名機と言われ愛されている機種も多いわけで、
この機種は期待すべき所ですね。

・・・でも、あまりLC33は当時の記憶が全くないところを見ると、悲しいところではあります。

RIMG0035.jpg

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まだ全然さわれてないので(というか室内撮影はちょっと・・・って機種ですしね)まだレビューは後日となりますが、 (注:mixiからそのまま転載しておりますので、レビューは下記に記載いたしております。)
とりあえず、軽く。

背面ってLUMIXは暫くどの機種もこのレイアウトで統一されてましたね。
F1もFZも5辺りまではこれじゃなかったっけ?

このインターフェイス、本当に嫌い。
というか、本当使いづらいんですよね。
何故真ん中にボタンがないのかとか、
慣れればなんてことないんですけどね。
今のLUMIXは割と良い感じなのでいいですね。

で、一つ、この個体の難として十字キーがぶっ壊れているのです。
右ボタンを押しても左ボタンを押しても、左ボタンが動きますし、
下ボタンも高確率で左に行きます。
そういうモノではなくて明らかに不具合。
まぁ、オートでしか撮る気はないですし、
フラッシュも焚かないので僕はこの状態でもかまいません。

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ピントがずれてるような気がしてなりませんが、
当たるとシャープネスも効いたクッキリ鮮やかな写真になります。

そろそろデジカメ向けのレビューテンプレートでも作らないといけませんねw

操作性については前回軽く触れましたので、補足させていただきますと、
決定ボタンが真ん中にあるという意外は特に悪い配置でもないですね。
モードダイヤルが付いてる事も便利だと思いますし、
電源がレバーなのも地味にうれしいですね。

・機能・仕様
SDカードは2GBまで行けました。
この手の機種ですと使えて1GBまでとかたまにあるので、
うれしい限りですね。
ただ、320万画素のデジカメに2GBなんて勿体ないにも程がありますがね・・・

機能としては、連写が凄く便利。
そんなもの、今時どのデジカメにも付いてるよって感じですが、
丁度京セラがR-TUNE搭載機を出してきた時期ですし、
連写にアドバンテージを置いた商品も割と多かったのですね、この時期。
毎秒1枚という感じではありますが、撮っていて気持ちいい感じ。
これは使ってみないと伝わらないと思いますがw
あと、ハイエンドデジカメのように、上部に連写切り替えボタンが独立して付いているところも面白いです。

まぁ、ヴィーナスエンジン搭載ということで、
起動してからは古デジカメにありがちなもっさり感は全くなく、
キビキビとして良い感じではありますが、
起動までがだいぶ長いですね。
シャッターチャンスを狙う時などには向かないかもしれません。
あとは、AFは標準的な速度ですね。
液晶は流石に小さいですが、この世代ですとこれが普通。
当時のエントリークラスの割には、いい液晶使ってますし、
というかエントリークラスなのにこの質感、凄いです。
レンズやCCDも当時としては全然悪くないですからね。

それで単三電池が使えてって最高じゃないですか。

・・・だけど筐体は松下では珍しい中国製ですけどね。

2011年10月26日 追記部ここから:
当機種の発売は2003年5月。
購入価格は¥3,150円。
発売当初の実売価格は3万5千円前後です。

1/2.5型の334万画素CCDかつ原色フィルターを搭載。
レンズは3倍ズームで、F2.8-5の35-105mmでオートフォーカス。
ライカ DC VARIO-ELMARITレンズを搭載。

撮影可能距離は50cm〜∞ マクロ撮影は10cm〜です。
ISO感度は400まで選択できます。性能は極めて平均的ではありますが、
レンズがエルマリートブランドというアンバランスさです。

マクロ撮影時はボタン操作ではなく、
モードをマクロ、及び簡単撮影に合わせる必要があります。
ココらへんはKodak製デジカメと通じる所がありますね。

起動やレスポンスは現在としては大分おそいです。

UIは当時のLUMIXで採用された無骨なもので、
方向キーと相まってちょっと使いづらい印象をうけました。

液晶は1.5型TFT液晶。(11.4万ドット)
光学ファインダを搭載
メディアはSDメモリーカード(2GBまで対応)、
駆動は単3乾電池と、
中々使いやすい仕様です。
液晶は明るい場所ではなんとか見える程度でしょうか。

電池の持ちについては、
公式の宣伝文句として「単三アルカリ電池2本を使用して約5000枚の撮影が可能」というなんとも怪しい事が書いてありますが、
当然そんなに持ちません。
まぁ、それなりに持つのは事実ですけれど・・・

動画機能は最大320×240ピクセル(QVGA)/10fpsでの撮影が可能です。
当然音声記録も可能で、動画記録形式はQuickTimeです。
撮影中のズームはできません。
ちょっと物足りないですね。

・製品画像
コロコロしてて可愛いです。
いかにもカメラって感じの筐体は魅力的。
しかし、ライカブランドのレンズがついていたとしてもちょっと安っぽい感じは否めないですね。
とはいえ、結構お気に入りのデザインです。

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SDカードスロットは独立しているタイプ。
結構しっかり作られています。

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安っぽい感じは否めない。
といってはいますが、
端子カバーなんかはゴムじゃなくてちゃんと扉式になっているんですよね。
ここのところのこだわりとか、
当時の3万5千円のデジカメって相当安いはずなのですが、結構しっかり作られています。

DSC_6817

SDのロゴがいいですね。
ズームレバーはシャッターボタンの周りにありまして、
実はこの部分も壊れていたりします。
ズームはできるけど戻れないという。電源を切れば治るので気にしていませんが。

ヴィーナスエンジンを搭載しているからか、
連写ボタンが独立してあるというのも面白いですね。

DSC_6818
しっかり日本語で表記されているというのは家電メーカーっぽくて好きです。
中国製ですけどね。

DSC_6819
電池カバーの質はそこそこ。
ちなみに、形状的にCR-V3は使用できません。

DSC_6821
背面。
電源スイッチがレバー式なのはPanasonic製デジカメのアイデンティティですね。
操作性はあんまりです。

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2011年10月26日 追記部ここまで

・画質・撮影
AFの精度が悪いのか、それともピントがずれてきているのか、
ピントが惜しい写真が沢山出ます。
連写していてば良い写真が出てきますけどね。

LUMIXって全体的に赤の発色がいいような気がしますが、
この機種も例外ではないですね。
青の発色は若干物足りないといえば物足りないですが、
Cyber-shotに近い感じの発色が出てますね。

ダイナミックレンジが狭い(この世代ですから仕方がないですけどね)ですし、
画素数が低い関係で細かい画像は破綻してしまいますし、
明るい建物などが背景にあると、白飛びしてしまい無かったことにされてしまいますね。
C-2ZOOMなんかはそこのところがうまかっただけに、残念といったら残念。

感度は低感度だろうがノイズはでますし、
ISO400では実用レベルとしてはキビシイ感じですね。
まぁ、いくらLUMIXが高感度に弱いと言っても、この世代では他のデジカメもこんなもんなのでいいでしょう。
ISO100で出るノイズも個人的には全く気になりませんし、
逆に味がでていいかなと。思います。

ただ、予想もしていなかったような写真が撮れる事や、
ハマればニヤッとしてしまう位いいクッキリ、メリハリのきいたいい写真が撮れるのでこれは面白いです。

サンプル画像は無圧縮で公開いたします。
P1090054.JPG

こういう、シンプルな被写体だといい感じです。
空は若干薄い気がしますがこんなもんでしょう。

P1090056.JPG

桜が軽く崩壊気味ですが、ノスタルジーな感じが出てます。
隙間を除かせる空の青とか、結構綺麗に出てると思いますが、
全体的に明るめといえば明るめですね。

P1090104.JPG

背景が溶けてしまった例

P1090116.JPG

ISO400で。
このように、だいぶ明るい夜景でしたらいけますが、
街頭が半分になると撮影不可能になります。

まぁ、画像で現行の機種とタメを張れるかと言えば、
無理だとは思いますが、
それでもハマれば良い写真が撮れますし、
なにせ、現行のカメラには無い独特な味がありますから、
これはこれで満足な一台です。

その他の写真はこちらにございます。

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