
デジカメレビュー
ペンタックス
SMC-PENTAX-A 100mm F4 Dental Macro
PENTAX Kマウント
デンタルマクロ。
その名称だけでクラクラっと来てしまって購入してしまいました。
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
PENTAX SMC-PENTAX-A 100mm F4 Dental Macroは、
1984年頃に発売されたPKマウント用のレンズです。
当時の販売価格は不明です
情報が多いようで少ないレンズでございます。
なんというか、魅惑のレンズですね。
・カタログスペック
| ■仕様 vl1.1 | |
| 焦点距離 | 100mm |
| 35mm換算値 | 150mm相当 |
| 開放F値 | F4 |
| 絞り羽根数 | 6枚 |
| 最短撮影距離 | 0.45m |
| 最大撮影倍率 | 0.5倍 |
| レンズ構成 | 3群5枚 |
| フィルター経 | 49 |
| フルサイズ対応 | ○ |
| 超音波モーター | x |
| 手ぶれ補正 | x |
| 防塵防滴設計 | x |
| フルタイムマニュアル | – |
MFレンズでございます。
なお、等倍ではなくハーフマクロでございまして、
更に、レンズの少なさも特筆すべき点ですね。
なお、等倍ではなくハーフマクロでございまして、
更に、レンズの少なさも特筆すべき点ですね。
・デザイン・メカ・インターフェイス

この当時のペンタックスのレンズらしいデザインでございます。
作りはよく、ずっしりシております。
高級感はそれなりではございますが、
なんというか、古き良きレンズという感じですね。

作りはよく、ずっしりシております。
高級感はそれなりではございますが、
なんというか、古き良きレンズという感じですね。

PENTAX-Aレンズなので、
Aポジションが付いております。
ちょっと違和感があるといえばあります。

Aポジションが付いております。
ちょっと違和感があるといえばあります。

JAPAN


色分けされておりますし、
ちゃんと彫り込まれています。

ちゃんと彫り込まれています。

シリアル番号
頭の2桁が年代だとしたら、
昭和59年という年号が割り出せます。
頭の2桁が年代だとしたら、
昭和59年という年号が割り出せます。
このレンズが発売されたと思われるのが1984年ですので、
最初期のものと言えなくもない。
まぁ、多分シリアルと因果関係はないと思いますけどね。なお、このレンズ自体かなり後期まで製造されていたようでございます。
最初期のものと言えなくもない。
まぁ、多分シリアルと因果関係はないと思いますけどね。なお、このレンズ自体かなり後期まで製造されていたようでございます。
底部、
接点が一応付いております。
違和感が非常にありますが。

接点が一応付いております。
違和感が非常にありますが。

マクロレンズらしいですねぇ。 

相当のびます。
こんなに伸びるのに、ハーフマクロ。

こんなに伸びるのに、ハーフマクロ。

K100Dにつけるとこんな感じです。


・画質・撮影
PENTAX-Aレンズですので、
電子接点が付いているのでK-3でもしっかり開放絞りが使用できます。
古いレンズということもあり、
デジタル一眼につけると、
割りとコントラストが低く、
カラーバランスがちょっと崩れる傾向にあります。
パープルフリンジも盛大に出ますし、
逆光にも強くはないですが、
優しい描写と、わりかしきれいなボケが出ますので、
使っていて楽しいレンズでございます。
画像
以下の作例はPENTAX K-3の組み合わせで行っています。

{メ}リコーイメージング/PENTAX K-3/Kマウント
デジカメレビューリコーイメージングPENTAX K-3あーらら・・・買ってしまったのでございます。執筆時はKマウントのフラッグシップ機でございます。

以下の作例はSONY α7S IIの組み合わせで行っています。

{メ}SONY/α7S II/FEマウント
デジカメレビューソニーα7S II(ILCE-7SM2)全く買う気はなかったのですが、何故か衝動買いしてしまいました。自分で買ったカメラのなかでは最高額の部類に入る、今流行のフルサイズミラーレス機でございます。

実は上3枚はカラーバランスを調整しておりまして、
本来は、赤が結構紫色に偏ります。



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