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{メ}Finepix 30i

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FUJIFILM
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FUJIFILM Finepix 30i

FUJIFILM Finepix 30i

以前40i
を紹介しましたが、
今度は30iでございます。
数字が若いのに後継機というよく分からない図式ですが、実際は40iが最初で最後の高性能機だったんですよね。このシリーズ。

FUJIFILM Finepix 30iは、2001年11月に発売された200万画素のデジタルカメラです。
購入価格は278円。
当時の価格は64,800円前後です。

40iとは違い、パンフォーカスカメラに成り下がった割にはずいぶん高いです。
その理由はやはりMP3再生可能な点にあるとは思いますが、
このジャンルはすっかり携帯電話に駆逐されてしまいましたね。
MP3再生時間だって、40iよりもちょっと再生時間が伸びたといってもたったの4.5時間しか再生出来ませんが、
意外と現在にも引き継がれてる多機能さが魅力です。

スペック
1/2.7型の200万画素CCDで原色フィルター。
レンズは単焦点で、F4.8の35mmでパンフォーカス。
フジノンの単焦点レンズを搭載。

暗いレンズですし、ハニカムじゃないところを見るとちょっと残念な仕様です。
まぁ、パンフォーカスですし仕方がないですね。

液晶は1.8型カラー液晶。
マクロは8cm、メディアはスマートメディア(3.3V、128MBまで対応)、駆動は単三乾電池2本と、
なかなか使い易い仕様ですね。
パンフォーカスで8cmまで寄れるのも魅力的です。

機能としては、
なんといってもMP3再生機能。
あとは動画撮影、セルフタイマー、ボイスレコーディング、連写撮影。
PCカメラ機能や携帯電話につなげて待受画面にしたりすることが出来る(但しツーカーとauに限る)など、
又、最近また富士フィルムがやり始めた「音声でシャッターが切れる」という画期的な機能がついていたりいなかったりでございます。

やはり多機能です。

・購入時の状態
付属品:本体、リモコンのみ
状態 :良好
機能 :良好
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
40iと筐体は似てるスクエアタイプなのですが、
よく見ないと似ても似つかないように見えるのはこの巨大なレンズバリアのせいでしょうか。
しかしながら、現在でも小さく見えますし、コロコロしててデザインは大好きです。
ちょっと安っぽいのは仕方がないですね。
FUJIFILM Finepix 30i
開けるとこんな感じ。
左下の方向にスライドするという斬新なレンズバリアは、
実は現行一個手前のFinepix Zシリーズを彷彿させますね。

つぶらなレンズがお目見えします。
それにしても、中央のFinePixロゴがなかなかスタイリッシュ。

FUJIFILM Finepix 30i
FUJIFILM Finepix 30i
側面。
パンフォーカスなアイデンティティであるマクロ切り替えレバーも健在。
USB端子が独自形状というのはいただけないです。
一応リモコンを繋ぐ端子がみえますが、40i同様、上部につけた方がいいのではないかと思ってしまいます。

FUJIFILM Finepix 30i
FUJIFILM Finepix 30i
上部、底面は40iっぽいですね。
相変わらずAUDIO切り替えとスイッチが一緒ですし、
底面の三脚穴は金属製。
Made in Japanでございます。

FUJIFILM Finepix 30i
電池ボックスは広め。
ただ、残念ながら電池蓋のもろさは相変わらずですね。

FUJIFILM Finepix 30i
背面はずいぶんすっきりしましたね。
正直、ボタンの押し心地は最悪です。
ストロークが浅く、狭く押しづらいです。
もっと配置はどうにかなからなかったのかと思ってしまいますね。

・機能・仕様
FUJIFILM Finepix 30i
FUJIFILM Finepix 30i
FUJIFILM Finepix 30i

起動は3秒程度と早いです。
レスポンスは非常に早く、なかなか好感が持てますが、
レンズバリアと電源が連動していないところや、
ボタン類の使いづらさが相まってあんまり使い勝手はよくないですね。
特に、デジタルズームキー兼用の上下キーは固く、
決定キーが3つ並んでいるボタンの中央ということなど、
正直微妙なところです。

モード変更レバーなんかは切り替えしづらいですね。

世代だから仕方が無いのですが、
液晶は外では見づらく、
かといって光学ファインダーはぼやけているなど使い辛いです。

とはいえ、押すだけカメラですのでそれを考えるとレスポンスは合格点ではないでしょうか。
バッテリーの持ちがいいので長時間の撮影にも耐えられますし、
なにより、富士フィルムでは珍しく設定保持用キャパシタが生きているのが意外でした。

・画質・撮影
●画質
思った以上にいいですね。
流石に等倍で見ると厳しいところはありますが、
なかなか自然な発色です。
パンフォーカスでこれだけ撮れれば御の字というか、
かなりお気に入りの一台になりそうです。
動画撮影もなかなか使えます。

あと、気のせいかもしれませんがレンズの明るさの割には直ぐにスローシャッターになるみたいです。
これもまた面白い写真が撮れるわけですが、
とにかく楽しいです。

画像
「データは無圧縮です」
DSCF0001

DSCF0016

DSCF0032

DSCF0054
マクロも楽しいです。


動画テスト

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :0810:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :06/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :06/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :07/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :05/10:主に操作性
AF・露出精度 :05/10:AFは正確か、
画質 :06/10:文字通り
輝き度 :07/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :06/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :08/10:今後も使い続けたいかなど
合計:58/100
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