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サラネ>ツクールMV/制作雑記/魔族とやとわれ兵士/06

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ツクール
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サラネ20周年特別企画

ツクールMV/制作雑記
-魔族とやとわれ兵士-

33にもなってツクールでゲームを完成させてしまった私さらもで。
せっかくなのでその経緯やゲーム内容などを綴るコーナーでも作ろうかなと思い立ったのでございます。
ちなみにゲームは駄作・クソゲー・凡作というところです。

この記事はかなりの「シラネーヨ」を含みます。
従来のサラネでは文章量を極限まで短くしておりますが、
長文だった頃よくご指摘を受けていたからでございます。
昔で言うところの「痛い」内容です。

この記事はおっさんの昔話が続きます。苦痛です。

作者は現在うつ病の治療中です。
正常な判断が出来ないどころかクスリでだいぶラリっています。
ああ、こいつは残念なおっさんなんだなと思って多めに、遠巻きに見てあげてください

リサイクルのリサイクル

グランドソード、魔族とやとわれ兵士、今回の作品。
3つの作品に似ている事が3つあります。

  • プロットなし
  • 他作品のリサイクル
  • 病んでる

つまり、私は病んでいる時にツクールにのめり込み、
ツクールこそが最大の精神安定剤でございます。
その副残物がクソゲー達なのです。

さて、前回、グランドソード1.5βが中途半端な形で公開されておりましたが、
そのVX版はどうなったのか、
以下にあります。

・・・病んでますね。
グランドソード1.5βが頓挫し、
そのデータで新しいゲームを作り始めております。
新日本企画、日本物産。
多分その頃私はムーンクレスタで遊んでいたんでしょうね。
こういうしょうもない、くだらないことは未だにやっております。
つまらないってことは分かってますよ?分かってますから!
通貨単位が@というところにグランドソードの血を感じますが、
そんなゲームは幻に消えてしまいます。

なお、ニートの主人公を冒険者に構成させるという、
現在の長い名前のラブコメのようなストーリーでございました。
この記事が2008年に公開され、
長らく放置状態だった2012年、
再び同じような記事タイトルでサラネに登場します。

2012年はつい最近のような気がしますが、
もう8年も前のことなんですね・・・
生まれた子がもう8歳。
8歳の子が16歳・・・
それはおいといて、
だいぶ具体的に出来上がっております。
私はゲームの名前は完成してから決めることが多いので、
この時はまだ名前は未定ということです。

余談ですが、
この時の戦闘バランスはかなりぬるぬるでございました。

魔族とやとわれ兵士

その記事から実に1年後、
ダラダラと制作していた魔族とやとわれ兵士が完成しました。
このゲームについて殆どの方が初見でございましょう。
うっかりダウンロードしてプレイしようなんて方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に、プレイした方の感想を引用いたします。

作業ゲー未満

作業ゲー未満

正直、粗が多過ぎてゲームと呼びたくない代物です。
いちいち上げていってはキリがないので、特に印象に残った点を列挙します。

・兵士になろうとした主人公の動機が不明。見返したいならお金を落とす魔物をひたすら狩ってレベル上げでもすればいいのでは?

・雑魚敵の攻撃力が高すぎる。装備もレベルもその高い攻撃力の前では焼け石に水状態。1回戦えば半壊。主人公が弱いのかと思ったら、もう一人もあっさり死ねる。不自然にずらりと並ぶ未開封の宝箱がなければ進行不能に陥ることは必至。

・ボスが弱い。ボスに至るまでに戦ったザコをぶつければ、十中八九ボスが負けるような性能。

・出遅れたから宝箱の中の証が取れなかったのに、出遅れたのに誰よりも先に救出対象と合流できる。さらに緊急の救出イベント中であるにも関わらず、何度も宿屋に泊ってレベル上げをしないと先に進めない。


以上。爽快感も成長の手ごたえもない、考えれば考えるほどストレスの溜まるゲームでした。

https://www.freem.ne.jp/review/game/win/4535

そう、
このゲーム、ゲームと呼べない代物なのでございます。
2chでもちょっとだけクソゲーであることが話題にあがりましたが、
地味ゲーなだけあって多くの被害者を出さなくて済んだともいえるのでございます。

それでは、ゲームは何故駄作になったのか。

戦闘バランスの崩壊

完全に感覚が麻痺していたのでしょう。
当時の私はゲームコレクターになろうとゲームを買いあさり、
クソゲーと呼ばれるものをあえて沢山やっておりました。
それを反面教師にするどころか、寄せてしまったのでございます。
そしてテストプレイを頼んだ方も、同じような方だったのでございます。
彼の「戦闘バランスがぬるい」という言葉に共感してしまい、
ミラノ風ドリアにどんどんと激辛スパイスを掛け続けてしまった結果、
それはミラノ風ドリアではなく食べ物ではない辛いなにかになってしまったのでございます。
味覚が完全に麻痺した私は「ちょっと辛いな」ぐらいな感覚で提供した。
というのが顛末でございます。

クソゲーだけど可愛い子

それじゃあ魔族とやとわれ兵士を忘れたい過去かと言われると、
そんなことはなく、
自分で言うのもあれですが、個人的にはとても気に入っている作品です。
残念ながら元データが無いのでもう二度と編集が出来ないゲームになってしまいましたが。

まず、名前タイトルが凄く気に入っております。
別に自分で考えたタイトルなのですが、
あえて「やとわれ」を漢字にしなかったのもどうでもいいこだわりです。

古い作品でございますので、
作った時の記憶もゲームの内容もかなり薄れてきておりますが、
時事ネタを含めその時やりたいことと書きたいことは全力でやりました。

賛否両論はありましたが、
マルチエンディングを採用したこと。
物や人に変数を噛まして、その点数と行動によって
エンディングが変わり、最終的に得点が出るというものでございます。
点数については前作、グランドソード1.5βで導入したものでございますが、
このシステムについては「せっかくやっているのに点数をつけられるのはどうなのか」
とお叱りのご意見を相当数頂いたので、
難しいところではございます。
・・・麻痺した感覚で繰り返しプレイを想定していたのですが、
正直、つらいですね。

自分しかわからない小ネタを沢山仕込めるのも
ツクールの面白さだと思います。
なお、埼玉ネタが豊富で2chでも「埼玉ネタがうざい」と書かれておりましたが、
その辺りの名前を考えるのが面倒くさいときには必然的にそういうところから引用します。
今回の作品も全体的にそういう感じです。

続きます。


執筆日:2020/01/10

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