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サラネ>ツクールMV/制作雑記/新作・冒険者の試練/その2/11

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ツクール
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サラネ20周年特別企画

ツクールMV/制作雑記
-新作・冒険者の試練/その2-

33にもなってツクールでゲームを完成させてしまった私さらもで。
せっかくなのでその経緯やゲーム内容などを綴るコーナーでも作ろうかなと思い立ったのでございます。
ちなみにゲームは駄作・クソゲー・凡作というところです。
今回は、ゲームの言い訳がメインです。

この記事はかなりの「シラネーヨ」を含みます。
従来のサラネでは文章量を極限まで短くしておりますが、
長文だった頃よくご指摘を受けていたからでございます。
昔で言うところの「痛い」内容です。

それっぽいことを言おうとして
結局何も言えておりません。

作者は現在うつ病の治療中です。
正常な判断が出来ないどころかクスリでだいぶラリっています。
ああ、こいつは残念なおっさんなんだなと思って多めに、遠巻きに見てあげてください

やりたいことはだいたいやった

もう11回目ということで、
おそらく自分がもう二度とツクールの過去について生涯語ることはないと思う分量を書きましたが、
(本当は、同人誌でまとめる予定だった。という裏話もあります)
作って放置して、ツールを変えて作って放置して・・・
を繰り返した結果無事に完成したのでございます。
放置期間も含めての製作期間は実に6年・・・
これを読んでいる方は、ちゃっかりボツ作も含まれている事がおわかりいただける年数ではございますが。
ただ、やりたいことは全部やりきりました。

この記事を書くとは夢にも思わなかった2015年の私のイキリツイート。
その頃作っていたのは年月的にはVX Ace版のボツ作でございます。

まさに自分がツクールに込める思いでございます。

カンペキなゲームを目指しているわけではない

爆走兄弟レッツ&ゴー!! で土屋博士が大神博士に対し、
「ミニ四駆は遊びじゃない」
と言っておりました。
果たしてツクールは遊びなのか、そうではないのか。
グランドソードIIを制作しているさなかもその議論はありました。
特にフリーゲームの場合は少なくとも金銭が発生することはないので仕事ではありませんが、
「ツクール」というツールの立ち位置、敷居の低さがプログラミング言語を使用したソフト・ゲームと肩を並べることが出来るのかという議論も常にあったと記憶しております。
ゲーム制作というある種の憧れ、そして元にゲームが出来上がるというRPGツクールという存在は多くの人を魅了し、先に記載しました通りのグランドソードIIのように大人数での制作という行為が各所で行われ、
しばしば騒動を目にしてきました。
かの有名なディアス氏のエターナルファンタジアも、
ツクールがただの遊びであれば「エターなる」という言葉として現在も残るような大騒動にならなかったしょう。
ツクールは、人を熱くするツールなのです。

「カンペキなゲームを目指しているわけではない」
これは、ある種の逃げであり、
制作行為に対する冒涜でございます。
ツクールに命を掛けている方、本気で取り組んでいる方もいます。
そう書く私も恥ずかしながら本気で作ってしまいました。
しかし、このゲームはツクール離れしたゲームですとか、
発想が斬新なゲーム、完成度の高いハイクオリティなゲームなどでは一切なく、
ただ「ツクールでおっさんが作ったゆるいゲーム」なのです。
YouTuber風に言えば、
「33のおっさんが久しぶりにツクールでゲームを作ってみた」
でしょうか。
目新しい要素が一切なく、
単純に、私しかわからない小ネタたっぷりの7時間という
プレイする人にとっては地獄のゲームになるかもしれません。

ポンコツが作ったポンコツによるポンコツなゲーム

魔族とやとわれ兵士でおなじみ、ワープゾーンもあります。
クロノ・トリガー風

プロットがない

何度も書かれた事か、初めて書いたことかは定かではありませんが、
このゲーム、なんとプロットがありません。
ツクールでゲームを作っている皆様、ありえなくないですか?

最も、ボツ作はプロットのようなものがありましたが、
ボツ作はボツ作。
ボツ作のジェネリックであることは間違いはないのですが違うゲームです。
それをなんと数回も放置しているというからまた驚きでございます。
そんなゲームがまともなわけないじゃないですか。

そこで、グランドソードの回で記載しました、
グランドソードの落選のアドバイスコメントを思い出してみましょう。

なお、3年ぶりに制作を再開した際、
開始2分で既に大きな矛盾があり修正しました。
一応なストーリーにはなっておりますが、
壮大なドラマではございません。
ただ、「しょうもねーな」と楽しんでいただければ幸いです。

作者の私情が多すぎる

ちなみに、下記画像に関しては配布版では差し替えられていると思います。
流石に・・・

一応私自身大人でございますので、
ツクールの世界をサラネのようなメモ帳にはしておりません。
上の画像はは当時の30歳の自分から制作再開する自分への引き継ぎ、
下の画像は今年33歳になる自分から過去の自分への返信でございます。

このゲームに関しては、
「メタ協会」(なお、上記の画像がメタ協会の場所です)の人達しか基本的にメタな情報は喋りません。
メタというのは、「操作方法」や魔法の使い方程度の事で、
基本的にゲームの中の世界の人達は一応はゲームの中の人として生きております。


スクリーンショットでもおわかりの通り、
イトーヨーカドーやヤマザキっぽいのが出てきたり、
自販機やパソコンなど好き勝手な世界でございます。

魔族とやとわれ兵士では埼玉ネタが多かったですが、
今回の地名は基本的に伊豆半島になっていたりと、
自分に都合のいいような内容です。

何故小ネタを仕込むのか、
それは、作っている本人が楽しいからでございまして、
最近おっさんになってきてやたらダジャレを言ってくるおじさんの気持ちが少しわかったと言うか、
なんというか、そっち側の人間になってきたのかなと自覚するようになりました。

実際、小ネタはボツ作の方が露骨であり凄まじく多かったのですが、
今作も多少露骨なものから絶対に自分しかわからないものまで沢山入っております。
そして、年代もバラバラでございますので、
完全に俺得でございます。
魔族とやとわれ兵士で鼻につくと思われた方にはちょっと向かないかもしれません。

作者が病んでいる

これが今回の作品の最大の肝でございます。
作者が病んでいる。
どれだけ病んでいるかというと、会社をクビになるぐらい。
今までうつ病だと思った事は何回もありましたが、
物忘れが激しくなったり絶対しない失敗を繰り返す、打つ文字が意味不明、
とりあえず死にたい、元気がないというところから、
階段が登れない、お風呂に入ったまま出られない、
ずーっと夢の中のようにフラフラしている。朝から猛烈な疲れが寝るまで続く、
そもそも寝れないなどと広がっていくのでございます。
そんな中のゲーム制作(しかも途中からです)

上記ツイート、
今まで私が書いてきた俯瞰モードの私が今の自分、今のツクールを見て思った事でございます。
前回、末尾に「多少暴力要素があります」とかいた事。
そして、以前書いた「キャラが勝手に動く」現象。
その結果、自分の手に負えない展開になってしまいます。
もし配布された際(実際、これを書いている時に配布されている可能性もありますが)、
プレイしていただくと、
どこで制作を再開したかがハッキリ分かっていただけると思っております。
(なお、上記引き継ぎはあまり関係がありません)

グランドソードの二の舞

凄く厳密に言えば、
VX版グランドソード1.5の移植の移植の名残。
つまり、元はヘレン村だった場所です

上記要素。
全てがグランドソードの失敗の二の舞でございます。
違うのはツクールが新しくなったことと時代と年齢でございます。
あれから20年、
まさか綾小路きみまろ氏のような文言を書くことになるとは夢にも思いませんでしたが、
やっと常識的な社会人になった私も、
病気とお薬によって当時に逆戻りでございます。
否定的な内容にはなってしまいましたが、
だからこそ、楽しんでいただきたいと心から思っております。

きらくににゆるくやってください

殺伐とした印象のツクール業界に丸腰で戻ってきてしまったような感じでございますが、
前作のような「ゲームとすら呼びたくない」作品からは脱却していると思われます。
あくまでツクール、一般人でトーシローが作った不器用なゲームです。
ゲームと呼べなければ「アートだと作者は思い込んでいる」と鼻で笑いながらプレイしてあげてください。

主人公の動機はただタナカを倒したいという人についていくだけですし、
登場キャラクターは皆視野が狭いのです。
冒険に付き合ってあげてください。

怖いもの見たさでC級映画を見るような気持ちでプレイしていただけただと切に思うのでございました。
ということで、
長々と続いた今回のツクールのお話(論文)は今回を持ちまして一旦お休みです。
次回は補足説明をするか、
魔族とやとわれ兵士のようにガイドブック的な感じで始まるか、
それとも今回で終了するか・・・
どちらにせよ、ご覧頂きましてありがとうございました。


執筆日:2020/01/11

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