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ツクール
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サラネ20周年特別企画

ツクールMV/制作雑記
-ツクールと思い出

33にもなってツクールでゲームを完成させてしまった私さらもで。
せっかくなのでその経緯やゲーム内容などを綴るコーナーでも作ろうかなと思い立ったのでございます。
ちなみにゲームは駄作・クソゲー・凡作というところです。

この記事はかなりの「シラネーヨ」を含みます。
従来のサラネでは文章量を極限まで短くしておりますが、
長文だった頃よくご指摘を受けていたからでございます。
昔で言うところの「痛い」内容です。

作者は現在うつ病の治療中です。
正常な判断が出来ないどころかクスリでだいぶラリっています。
ああ、こいつは残念なおっさんなんだなと思って多めに、遠巻きに見てあげてください

ツクールと私

サラネ(sara-net)を開設したのは今から20年前の2000年の4月。
当初の目的はRPGツクールで作ったゲームを紹介するという趣旨のサイトでございました。。
小学生真っ只中であった1996年頃に中古のRPGツクール SUPER DANTEを1000円で購入しのめり込み、
それからツクール3に移行し、RPGツクール95でコンシューマ機からパソコンへと開発環境をステップアップさせる。

RPGツクール SUPER DANTE。
コンシューマー機初のRPGツクール(広義ではMSX版というのもあったらしいが)
DANTE98というPC-98版ツクールの移植であった。
現在のツクールと比べるとかなり制約げ多く、
特に使用できるメモリがかなり少なかった。
使える漢字もちょっとだけであったが、それでもかなり色々作った記憶がある。
余談ではあるが、20年前に制作したグランドソードも実はこのソフトで作ったものの移植であった。

ゲームに対して否定的な家庭環境で育った自分。
そして当時はゲームバブルと言って差し支えがないぐらいゲームショップが多かったのですが、
それ故、人気ゲームは中古でも非常に高額でした。
小学生ですので月のお小遣いは1000円。
その当時はコロコロコミック全盛で流行り物についていかなければ学校内で村八分にされてしまうような時代でしたので(とはいえ楽しかったですが)
ポケモン・バトルえんぴつ・ポケモンカード・ミニ四駆・ビーダマン・ハイパーヨーヨー・たまごっち・ファービー・チョロQなどなど・・・
それらをたしなみつつ、
遊戯王やマジック・ザ・ギャザリングには近づかず、
少ないお小遣いでやり取りしていたわけですが、
その当時の人気ゲームはとにかく高く
とても、少額のお小遣いで手が届くようなものではありませんでした。

とはいえゲームが大好きな自分としては、
少ないお小遣いで購入できるような当時の不人気作、
数百円で買えるような誰もやっていないマニアックなゲームを貪るようにプレイしていたのでございます。

そんな中、
RPGツクールが1000円!
当時RPGツクール2が発売された事と、
こういうスタイルのゲーム故にとっつきにくいからの価格設定だとは思いますが、
当時、人気だったアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」で頻繁に富士通乾電池と一緒にCMをしていたこのゲームを購入したのでございます。

 自分でゲームが作れる!

「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」
と有名な人が言ったかどうかは別として、
「ゲームが買えないなら自分で作ればいいじゃない」
という革命が起きた瞬間でございました。
もちろん、触ったことがある方にはおわかりだと思いますが、
とても大作を作れるような代物ではありません。
でも、革命でございました。

それからは家に帰るやいなや
ツクールでゲームを作る毎日が始まりました。
お小遣いにおいては貧困な私でございますので、
いつもランドセルに入れてバイブルのようにして読んでいた取扱説明書の一番最後のページに載っている
夢のアイテム。ターボファイルなんてものはなく、
作っては消し作っては消しと大作(黒歴史)は日々上書きされていったのです。

ターボファイル。結構バリエーションがある。
小学生の頃の自分としては「よくわからないけどすごい奴」という認識でした。
周りで持っている人はだれもいなかったけど、
スーパーファミコンに色々謎の機械をくっつけるのってとても憧れがありましたね。
ツクールのゲームデータを保存できる夢のアイテムでした。

Aコンの存在

毎日毎日ゲームを作っては消し、
そんな生活をしているうちに徐々に友達が集まってくるようになりました。
普段はいじめられっ子の自分としては大きな転機でございます。
しかし、ただゲームを作る・プレイしてもらうという単純な動機ではなく、
大きな夢につられて来たのでございます。

Aコン

それは、「アスキー・エンターテインメント・ソフトウェア・コンテスト」の略で、
要はアスキーツクールシリーズで作ったゲームのコンテストでした。
年1回開催で優勝賞金1000万円!というバブリーな企画でございます。
なおエンターブレインになってからも「Eコン」という名前になって継続をしておりましたが、
いつの間にやら無くなってしまいましたね。

当時これに釣られた理由として、
ツクール2で制作された「まおうさたんのえにっき」という作品が入選しており、
その作者が同じ小学生だったという事で触発されたのでございました。

どんどんと大所帯になり、
学校でもゲームノートが出来上がり毎日アイデアが出来上がります。
それを作っては消し、
その中で当時の最高傑作、「グランドソード」が出来上がりました。
・・・そうです、
あの「グランドソード」。の序盤のパートです。
※グランドソードについては多分後に触れると思います。

Aコンの申込方法としては、
まずそのゲームのデータ・もしくはプレイ動画をVHSテープ!に撮り、
郵送で送るというものでございました。
さっそく当時ちょっとずつ増えてきた100円ショップにて60分撮りのビデオテープを購入し録画して祈るように郵送をいたしました。
もちろん、返答はありません。
その間グランドソードのデータが消えてしまって大慌てした事もありますが、
当然そんなデータは消えてしまってもいいのでございました。
ただし、当時1000万円の使いみちを考えていた我々にとって、
一つの課題を残したのでございます。

スーパーダンテでは流石にキツイ

少ないお小遣いと無駄な行動力を駆使し攻略本を全部購入し丸暗記してみたり、
もっと別のところにその情熱を注げば違った将来になったと思いますが、
それはもう過去の話。
しかし、RPGツクール2が出てからスーパーダンテを購入したということで、
ずっと劣等感と限界を感じておりました。
その当時はインターネットなんてものは小学生にはチンプンカンプンな世界ですし、
一般層には浸透していないもの。
ゲームの情報源はファミ通か電撃ウラワザ王、深夜にやっていた伊集院光氏の「ゲームWAVE」ぐらいしか思いつかない小学生でございますので、
RPGツクール2を買えば全てが解決するぐらいな感じに捉えておりました。
そんな、「何も知らない」が起こした悲劇の事件が起きるのです。

シミュレーションRPGツクール

シミュレーションRPGツクール
今でも聞いただけで身の毛のよだつ言葉。
サラネゲームレビューも古いものしか見つかりませんでしたが、
おそらく手元にはサターン版も所持していたはずです。

ゲーム自体は悪くない。
というよりも、ハードが追いついていなかったという方が正解でございますが。
それ以上に残念だったのは、
本人が「シミュレーションRPG」とは何たるかを知らなかったのでございます。
経営シミュレーションゲームにハマっていた自分としては、
「シミュレーションRPGツクール? これって最強で最新のRPGツクールなんじゃないの」
とお小遣いを前借りして予約して買ってしまったのでございます。

RPGツクールとして買ったつもりが、
キャラは自由に動かせない。
なんか章がある。
キャラクターの顔は沢山選べるけどなぜかみんな暗いタッチ。
漢字も沢山選べるけど入力しづらい。
・・・容量めっちゃ少ないのになんでメモリーカード全部使うの?
などなど・・・

結局少しは作ったが、
ゲームも戦闘も思ったような動きを全くしてくれないし
非常に悲しい出来事として記憶に残っている。
・・・きっとこのゲームの出会いが無ければ
ツクールから離れ別の道を歩んでいたのではないかと思っている。

RPGツクール3

RPGツクール3
シミュレーションRPGの失望から間もない頃、
すっかり道を外してしまった小学生の自分は秋葉原をうろつくまでになってしまいました。
そんな時に見つけたのが、このRPGツクール3。
スーパーダンテと同じように格安で売られていたこのゲームを即購入。
だって、ナンバリングだし、2より新しくてプレステなんだから。

キャラを同時に動かしたりが出来ない、
フィールドが作れないなど(世界地図的なものを移動していく雰囲気)
スーパーダンテだと出来たのにぃ!
という部分はあるにはありますが、
容量という概念からとりあえずは開放されたこと、
グラフィックが近代的になったり、
結局容量だけ食うので殆ど使わなかったキャラクター作成機能など、
飛躍的に表現力がアップしたツクールでございました。
それこそ毎日のように作っていた記憶がありますね。
未だに独特な「プリッ」という決定音は頭にこびりついているぐらい・・・

これでもAコンに送った「グランドソード」を移植したり、
様々なゲームを制作しました。
後述するとは思いますが、
何故かこの時代に作ったゲームがニコニコ動画に流出しております。

そんなコンシューマー機のツクールを渡り歩いてきた私でございますが、
コンピューターが家にやってきてから環境に一気に変わってくるのでございます。
ということで、次回に続きます。


執筆日:2020/01/10

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