サラネ>ツクールMV/制作雑記/グランドソード2と引退/04

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サラネ20周年特別企画

ツクールMV/制作雑記
-グランドソード2と引退-

33にもなってツクールでゲームを完成させてしまった私さらもで。
せっかくなのでその経緯やゲーム内容などを綴るコーナーでも作ろうかなと思い立ったのでございます。
ちなみにゲームは駄作・クソゲー・凡作というところです。

この記事はかなりの「シラネーヨ」を含みます。
従来のサラネでは文章量を極限まで短くしておりますが、
長文だった頃よくご指摘を受けていたからでございます。
昔で言うところの「痛い」内容です。

この記事はおっさんの昔話が続きます。苦痛です。

作者は現在うつ病の治療中です。
正常な判断が出来ないどころかクスリでだいぶラリっています。
ああ、こいつは残念なおっさんなんだなと思って多めに、遠巻きに見てあげてください

集まった仲間

グランドソードを作ったのは私自身でございますが、
原案からすると何人かで作った作品でございます。
そして、グランドソード2の制作が持ち上がった時、(本当はグランドソード完成時に既に続編の情報は載せていましたが・・・)
協力してくれるという方が何人もいらっしゃいました。
当時はとても嬉しかったですね。

2002年2月3日付のグランドソードIIオフィシャルサイト。
J-SKYが時代を感じますが、
何故イリジウム?

もう、
こっ恥ずかしいを通り越して何も感じなくなってしまったのは私の病気だからでしょうか。
「汚名を返上する」と意気込んで、
プロットをしっかりと作り上げ万全な体制で作っていったグランソード2でございますが、
このプロジェクトは残念ながら頓挫してしまったのでございます。

共同制作の難しさ(コミュ障の場合)

その当時、
ツクールの共同制作は一種のトレンドでございました。
多くはテストプレーと素材でございまして、
特に、ツクールは素材が作れる方は本当に神でございました。
中にはシナリオも投げて作るだけに専念する人や、
監督として何もやらないというスタンスの方もいらっしゃいましたね。
色々な制作スタイルがあるものです。

そして、ツクール界隈の有名人やサイトがたくさん現れ、
まさに時はツクールバブルといった感じでございました。
ツクールの業界なら誰でも知っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Kam氏やユブ氏、グランドソードが世に出てから知り合い、
ツクールMVのプラグインでお名前を発見した神無月サスケ氏などなど。
サイトではRPGツクールテクニック研究所(テク研)や名前のないツクール新聞など、
その当時のツクーラー、ツクラー、作り手だった方なんかは刺さるキーワードだと思います。

2001年とグランドソードII制作初期のものと思われる。
何故か全体的に打ち消し線がされており、病んでいる。

共同制作難しさ。
と記載はしておりますが、
単純に責任は全てに私があります。
主宰ということで全てをまとめる立場にあるわけですが、
年齢的にも精神的にも人格的にもその器がなかった。
ただそれだけのお話でございます。

正直、グランドソードIIの協力者は全盛期はかなりの人数で、
20人はいたのではないかと思います。
殆どがテストプレーの方でしたが、
素材を作っていただける方もいて、アドバイザーもいて・・・
ただし、協力者は当然色々な方がいて、
熱量もバラバラでございます。
その熱量によりしばしばいざこざが起きたりもしておりましたが、
それはまた別のお話・・・

病気の発症・・・

 別に夏風邪をひいたとか、
うつ病だとかそういう病気ではなく、
悪い病気です。
なぜだかわかりませんが、
グランドソードIIの制作が始まってからネタバレを極端に嫌がり始めます。
なので公式サイトですらこんな有様に・・・

私のこのような行動は協力者の一部に火をつけていきます。

先程、
協力者の熱量はバラバラと書きましたが、
本当に協力してくれる方もいれば、
「2chで見つけた痛い奴」をウォッチングするという目的の方も少なくなかったようです。
テストデータを配信すると
あえてグランドソードIIの感想を掲示板や見えるところに書く人達が現れ始めます。
そうすると、病気の私はグランドソードIIの制作を白紙にし、
もう一度1から作り直すという謎の行動に出るのです。

その結果、
グランドソードIIは幾度となく制作中止になり、
進捗は延々と進まず、
グランドソードIIだったデータがポコポコで増えていくのでございました。

おそらく没になったグランドソードIIのデータの一部。

度重なる開発の白紙化やいざこざ、
そしてグランドソードそのものの風化に伴い、
協力者はどんどんと離れていきます。
私自身も、
協力者の方々の時間を奪っているという自覚が足りなかったということを深く反省しております。

自然消滅と引退

グランドソード2の制作はほそぼそと続いていき、
途中でグランドソード自体も修正するという機運に(自分が)なっていきます。

何故やじるしがついているのか定かではないが、
グランドソード修正版というのも存在した。
当然完成はしていない

要のツクール業界はというと、
ツクール2000ブームも終わり若干冬の時代の雰囲気を迎えます。
自分が離れているだけともいいますが。
サイドビュー戦闘が売りの2003も出ましたが、
当初はバグが問題になったり2000と大差がなさすぎて乗り換えたというユーザーはあまり聞きませんでした。

残った協力者の方とは非常に仲良く過ごしており、
オフ会を開くまでになっていました。
ただ、その馴れ合いのムードが自然に作るという方向から話すというムードになり、
グランドソードII制作から2年余り経って自然消滅となってしまいました。
なお、消滅時点でグランドソードII自体は85%程度完成しており、
後ひと押しで完成まで持っていけたと思いますが、
仮に完成して公開したとしても成熟したツクール業界において、
ただの凡作として埋もれてしまう結果になったのではないかと思います。

その後はサラネのメインコンテンツがツクールからゲームに、
ゲームから食品や写真にと移行し、
PRGツクール自体もXPからRGSS導入するなど
自由度が飛躍的にアップした反面、
「手軽に」「簡単に」というコンセプトから離れていき。
そもそもツクールユーザーもツクールとは思えないようなクオリティーを作る方が多く、
良くも悪くもガチ勢の世界になってしまったような印象でございました。
私自身、ツクールに居場所をなくしてしまい、
また、サラネとともに新しい活路を見出し、
ついにはツクールそのものから離れてしまうのでございました。
次回へ続きます。


執筆日:2020/01/10

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