サラネ20周年特別企画
ツクールMV/制作雑記
-新作・冒険者の試練-
おさらい
3つのダンジョンーオオムロヤマ
大室山は伊東にある山でございまして、
茶碗をひっくり返したチャーハンみたいな形をしております。
初めて見るとその形はぎょっとする山でして、
実際、登山は出来ずリフトで山頂まで上がる山です。
今回はダンジョンとして利用されておりますが、
攻略の順番としては1番目を想定しつつ、
本来は農園から行った方が楽です。
なお、「オオムロ山サボテン公園」が隣接しますが、
モデルは隣接している伊豆シャボテン公園でございます。
鶏の鳴き声が個性的なのはなんとなく面白かったからでございます。
ここで競技用グローブを入手させる意味については、
ボッシュが武器を2つ装備できるという特性を知ってもらいたかったからでございます。
なお、全てのダンジョンは的の攻撃力を一定にしているので、
下手にレベル上げしていると2つ、3つめのダンジョンが楽になります。
ボッシュの可能性
ボッシュはTPを保持するという特性を持ったキャラで、
脳筋のキャラとは裏腹にヒーラーとして有用です。
特に、全員に鼓舞はスピードも速く、
後半になるにつれ回復要因となるケースが多いでしょう。
実際のところ、TP保持と全員に鼓舞のスピードが早いのは単なる設定ミスだったのですが、
テストプレイの際にバランス調整が楽だったのであえて彼の回復ありきでゲームバランスを設定してしまいました。
これに気づかないと魔族と雇われ兵士のような鬼畜難易度のゲームになってしまいます。
危険な火だるま
階段を登った先にボスがいるおなじみの展開ですが、
一歩だけの猶予を与えたのは優しさでございます。
無口なボスという、主人公と同じ境遇の彼でございますが、
エンディングの伏線になっていたりもしておりません。
ファイア一辺倒でくると若干苦戦するボスですが、
基本的には殴り続けていれば勝てます。
テストプレイをやった人曰く、
リョービ、ボッシュを仲間にしないで倒せたそうです。
迷いの農園
特にモデルのない、
迷いの農園でございます。
伊豆半島はニューサマーオレンジなどの柑橘系を多く栽培しているので、
その農園の一つでございます。
その割に「みかん狩り」的な施設は多くないですね。
湯河原の方には割とありますが・・・
ということはおいといて、
迷いの農園。
スーパーマリオワールドの迷いの森や、
魔道物語はなまる大幼稚園児辺りの森をイメージしております。
割とアイテムも豊富にあり、自動作成ダンジョンの割にはノリノリに作りました。
ハチミツはその後換金が出来ますが、
当初は回復アイテムとして作っておりました。
その名残の台詞でございます。
真に受けるとあまり回復しないくずアイテムでございますね。
若作りのフェアリー
ツクールゲーの中でも使い道がいまいちわからない、
文字の大きさを変える機能を今回はよく使いました。
若作りのフェアリー。
自分の作る作品。
というよりも、ツクール作品にはおそらくだいたいキャラクターとして用意されているので結構多用しております。
金額が安く使いやすいファイアが弱点なので、
サクッと攻略することが出来ます。
それ故に印象に残らない敵なのかもしれませんね。
このイベント自体はほぼ未完の前作から台詞を変えておりません。
まだタナカが実はいい人という路線だったのもあり、
煮え切らない台詞回しでございますね。
イッペキ湖
大室山の程近くにある一碧湖がモデルでございます。
特に何にも無い湖でございますが、
時間つぶしに歩いているとなかなか良い場所でございます。
自分の作るゲームではおなじみの、水中ステージでございます。
魔族と雇われ兵士では「井戸調査セット」が必要だったのですが、
今作は面倒くさいので普通に入れます。
このステージは、他2つのダンジョンと比べるとやや特殊で、
淡水クラゲは雷以外の効果は今ひとつです。
攻撃力強めなミエマウスがいやらしいですが、
「雷ダブル攻撃」を覚えたイズミがいれば楽なダンジョンでもあります。
その頃にはお金がしこたまたまってサンダーを難なく買えるぐらいになっているとは思いますが。
未完の前作を引きずっている不思議ちゃんキャラでございます。
余談ですが奥の石像もウラウジーニョ制作というイベントを仕組んでおります。
サンダーがあればさほど嫌らしくない敵ですが、
ぷよぷよというか魔道物語のスケルトンTをモデルにしております。
なので茶柱を立てるという技を繰り出してきたりするのです。
ツクールですから。
そして3ダンジョンを制圧し、
エナジーストーンを手に入れました。
執筆日：2020/04/07
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