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サラネ>冒険者の試練のおさらい/その2

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冒険者の試練のおさらい
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サラネ20周年特別企画

ツクールMV/制作雑記
-新作・冒険者の試練-

おさらい

この一連の記事は「冒険者の試練」というゲームを一通りプレイした事を前提にしております。
つまり、ネタバレしかありません。
未プレイでこれからプレイされるという奇特な方は以下の記事をご参照上、プレイしていただくことをおすすめ致します。

 

ここを押すとRPGアツマールにてプレイ出来ます。

一連の記事

冒険者の試練のおさらい
「冒険者の試練のおさらい」の記事一覧です。

この記事はかなりの「シラネーヨ」を含みます。
従来のサラネでは文章量を極限まで短くしておりますが、
長文だった頃よくご指摘を受けていたからでございます。
昔で言うところの「痛い」内容です。

作者は現在うつ病の治療中です。
薬で大分改善してきているようですが、
未だ、正常な判断が出来ないようです。ご了承ください。

シモダ→アマギの洞窟

と、
攻略っぽく書いてみましたがしません。
RPGあるあるの最初は腕ならしに洞窟へというネタでございますね。
特に理由も無いですし、
そもそも、矛盾点をあげるとしたら何故イズミがシモダの事を知っているのか、
北の洞窟を知っているのかという事でございます。
それについてはお墓があるのでなにかあったんだなと思っていただければですが、
このあたりのイベントも途中で大幅に内容をいじっております。
というのも、途中で作り直した際に設定をすっかりと失念してしまい、
イトヨマートでイズミがしゃべっている内容は実はほぼ全て書き換えていたり。
元々「アマギの洞窟」という名前でなく、
伊豆半島ネタにするんだから洞窟に名前をつけないとなー
という流れでアマギの洞窟と名前を変え、
後に空白が長いのでレンダイジを作った。
というのがこのマップの顛末でございます。

ならずものの館に関しても、
当初は単なるサブイベントというよりも、
当初は主人公の技を伝授する道場でございました。
後に「武蔵浦和」という掛け軸が出てきたりしますが、
それはそのときの名残であり、
「浦和」「北浦和」「南浦和」「中浦和」「東浦和」「西浦和」「武蔵浦和」「浦和美園」と8つの駅名のデータがあったのですが、
消失してしまったようで中浦和と武蔵浦和だけが残りました。
魔族と雇われ兵士で使えば良かったのにね。
というデータでございますが、ゆるゆるRPGなのでいいやと。
というよりも、このゲームの本来の目的はマルフク看板がきれいに出来たので活かしたかっただけのモチベーションですから。

日の目をみなかった「ならず者ちゃん」
VX Ace版は時事ネタをかなり盛り込んでおり、
「あべせいじ」という人物が許さないというポスターが貼られている、狙われていると訴えるイベントがあったりしました。
こうしてみると矛盾は結構ありますね。

なお、分かりづらいとテストプレイの際に言われていた過激派ベッドの宿泊条件ですが、
お金を持っているか否かでございます。

アマギ洞窟。
誰からも突っ込みがなかったのですが、
北へ抜ける洞窟といいつつ、
その先の洞窟は存在しないという。
長いトンネルを抜けるとしたらミシマのアイドルショップ辺りに出ます。
アマギストーン、スライム、しゃべる豚というイベントは、
魔族と雇われ兵士のセルフオマージュのようです。

主人公は無口。
という設定はドラクエ方式でございます。
それ以上に、マザーシリーズに影響を受けているといっても過言ではありません。
とはいえ、「はい、いいえ」という選択肢をつけると、
主人公は単に無口なだけといった感じになりますし、
「いいえ」の選択肢など、本来は選択してほしくない項目でございます。
それをどう切り返すかという展開を楽しみにされる方もいらっしゃるのは事実ですが、
ならば、強引なイズミに都合良く解釈させようということで、
あえて選択肢を実質「はい」一択にしたのでございます。
つまり、主人公は意思表示すらしない奇人であり、
それがエンディングの伏線へとつながるのでございます。
このあたりのイズミの言動は不思議ちゃん時代のアスカを引きずっておりますし、
「豚のおばけ」というネーミングはその不思議ちゃんから派生している前作の名残でございます。
VX Ace版は「形容詞+動物」みたいな名前の付け方で、
それもマザー2方式でございますが、
この名残は結構残っております。
なお、玉座に座ったりするのはあえてです。

ニティイナトリショッピングセンター

稲取にマイカルグループが出店していたわけでもなし、
全国展開していたロケットが稲取に支店を出していた事実もありません。
立地的に決めただけであり、
その場所に実際にあるのは「稲取観光ホテル」ぐらいでございます。
家電量販店の台詞が生々しいというご指摘については、
別に深い意味はありません。
接客業を渡り歩いて生きてきた自分にとっては非常にあるあるな展開でございますが、
ぶっ飛んだ人たちしかいないゲームにしたかったので、
あえてでございます。
ただし、事実は小説よりも奇なり。
実際はかなり甘ちゃんな対応だったりもします。

プレイし直した際、
この人に話しかけるという事を失念してしばらくさまよっていたのは秘密です。
タナカという概念がふわふわしている時でございます。
このゲームを引き継いでやり直した際、タナカという人物を好き勝手に動かしたのですが、
VX Ace版(未完)では、タナカは人格者で途中から仲間になったりならなかったりするキャラクターでした。
新桃太郎伝説方式を採用したマルチパーティーシステムを採用していたので、
もしそれを公開となったらきっとバグ取りが大変だったでしょう。
かなり、規模を縮小した配布となっております。
最終的にタナカを完全な悪者に出来て個人的には満足です。

グランドホテル跡

元ネタは大川グランドホテル

しかし、VX Ace版は、当初は「ハテノシーサイドホテル」だったり、
熱川ロイヤルホテルだったりと名前を何度も変更しております。
特に立地上の意味はありません。
ただし、当初からあるダンジョンでございました。

キャラクターが同じでコウモリが強くなっていたりという小ネタを仕込んだり、
気づいてもらえるか分からない小ネタを多数仕込んでおります。
看板を看板と認識してもらえるかどうかは不安でしたが、
意外とコメントがあってよかったです。
なお、レストラン松濤ハワイ風呂なんかは熱海のお話でございますね。

あんたの動きはKGBに読まれているぜ

知る人ぞ知るファミコン版ゴルゴ13の台詞をもじったものだったりします。
自分が覚えていないのも含め、
大抵の言動には元ネタがあり、オマージュさせていただいております。
アイドルショップなどの分かりやすい物もあれば、
世代もジャンルもバラバラなので、全てを共有できる方はおそらくいないと思いますし、
自分も結構忘れていたりします。
それをばらしていくのが今回のおさらいの目的でもあったり・・・

アタリマウス、ミエマウスについては、
オマージュとしてはイージー中のイージーです。
アタリマウスはフレッツISDNを普及させようとしていた頃にNTTが配っていたロボットというかデバイスでございまして、
メールの通知をしてくれるだけのアイテムでございます。
当時はポストペットなどのメーラーが幅をきかせており、
現在のようにスパムメールもろともメールが大量に届くなんて事もないおおらかな時代でございましたね。
ミエマウスはNTTと何も関係なく、
ボールが見えるというどこにメリットがあるのか分からないASCIIが出したマウスでございますね。


ざっとプレイをし直してみて、
「しまった」と思ってしまったのがこの台詞でございます。
「あたしも普通の家に生まれて」
という文言、これは先述した「シモダにけるイズミの台詞を殆ど直した」部分に起因する一つでございます。
当初、イズミはHUNTER×HUNTERにおけるキルア的なポジションでございました。
とはいえ、うまい具合に解釈していただければ。
この世界でわざわざ冒険者になるなんて相当な訳ありですから。

おそらく、
実績解除に難儀するシリーズでございます。
アストロシティーとMVSのドット絵が思いのほかうまくかけたのでどうにかゲームに登場させたいというモチベーションです。

伊豆半島に偽装温泉は大川グランドホテルの近く、
伊豆北川の温泉旅館で水道水にバケツ1杯の温泉水を混ぜただけで温泉と名乗っていたケースが発覚したのでございますが、
当時の温泉法では「温泉」だったとか。
確かに、循環系の温泉なんてどれだけ薄めてるのかわかりませんしね。
この偽温泉ネタに気づいた方はどれほどいらっしゃるのでしょうか。
なお、右のゴミ箱、
リョービを連れてくると中にフロッピーディスクが入ってます。

温泉クラゲ。
このあたりのイベントは未完の前作のものを概ね踏襲しているのですが、
不思議ちゃん時代のイズミ(アスカ)の台詞を省いただけでかなりざっくりとした展開になりました。
なお、最初期のバージョンではここでアスカが仲間になるので、
ここまで一人で頑張るという結構しんどいゲームでございます。


執筆日:2020/04/06

コメント

  1. 匿名 より:

    マキタは意思表示すらしない奇人だったのですか……
    宿とかでは、ちゃんと「はい」「いいえ」を選べるので意思表示をしていると思ってました。
    なので、最初らへんはともかく途中からは
    あの選択肢はしゃべることのできないマキタ自身の意思を表したものだと考えてました。
    つまり、(プレイヤーではなく)マキタ自身がタナカと戦う決意をどこかでしていたと考えました。
    嫌なら捕まったイズミを助けたりしないでしょうし。

    というか、エンディングの伏線だったとは……
    正直、あのエンディングの意味が分かりかねていましたが、やっと少し納得しました。
    つまりマキタの正体も……
    だとするとタナカを倒す旅をつづけたのはオリジナルの影響……?

  2. さらもで より:

    厳密に言うとオープニングで吹き出しはだしているのですが、
    それもイズミが解釈しているという設定でございます。
    基本的にマキタが一人で行動するシーンがないので分かりづらい要素ではありますね。
    ただ、最終的にマキタがタナカを倒す意思があったのかどうかというのはご想像におまかせしますw

    この一連の記事を書いていたらあと24回ほど続くこととなってしまいましたが、
    最後の最後でエンディングについては触れさせていただきますが、
    納得していただけて光栄ですw
    自分が想定した答えがストーリーで一切素性が出てこないマキタの正体もということでございました。

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