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{メ}Canon/EOS M5/EF-Mマウント

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Canon
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デジカメレビュー
キヤノン

EOS M5

「今までのミラーレスに、満足しているか」
がキャッチコピーのこのミラーレス一眼。
今まで使用していた初代EOS Mが満足どころのレベルでなかったのに対し、
この最新鋭のミラーレス一眼がどれほど使える状態になっているのか。
試す機会に恵まれたのでございます。

{メ}Canon/EOS-M
デジカメレビュー キヤノン EOS M まさか買うことになるとは全く思わなかったのですが、 買わざるをえない状況になってしまった、 EOS Mでございます。

 


ミラーレス一眼の参入が割りと後期のキヤノンでございます。
2012年に初代EOS Mを発売後、
あーだこーだ言われながらも、
M2、M3、M5と、(EOS M10はとりあえず置いときます。)
着々と代を重ねていきます。
その中でも、ようやくM3から本腰を入れ始め、
M5でやっと他のミラーレス一眼水準に達したなーという感じでございます。
なお、EOS M5と最新のM6については、
デザインとファインダーの着脱が出来るか否かという感じで、
性能面の差はありません。

 

 

Canon EOS M5は、

2016年12月に発売された2420万画素のミラーレス一眼です。
家電量販店での実勢価格は18万220円前後でございます。
(今回紹介するキット、クリエイティブマクロダブルレンズキットの場合。)
本体だけなら106,790円でございます。
そこそこお高いカメラでございますね。

スペック

■センサー・仕様
マウント EF-Mマウント
センサーサイズ/センサー APS-C(22.3×14.9mm)
CMOSセンサー(デュアルピクセルCMOS)
画素数 2580万画素(有効画素数2420万画素)
映像エンジン DIGIC7
液晶 ワイド3.2インチTFT液晶搭載(チルト液晶)
162万ドット
(タッチパネル対応)
ファインダー EVF
236万ドット/視野率100%
オートフォーカス デュアルピクセルCMOS AF
像面位相差 :49点
-1~18EV
ISO感度 100-25600
シャッタースピード 1/4000〜30秒/バルブ
連写性能 9コマ/秒
手ぶれ補正 △(動画のみ)
Wi-Fi
■基本仕様
仕様メディア SD/SDHC/SDXC
使用電源 専用充電池
(LP-E17)
動画撮影機能 1920x1080(60p/35M)
記録形式 MP4
音声記録
録画時間 29分59秒
防滴
防塵
EOS M3からの大きな変更点は、
ようやく、デュアルピクセルCMOS AFに対応したということ。
これにより、AFのスピードや動体追尾性能が格段に上がりました。
そして、映像エンジンDIGIC7により、
高感度耐性も高くなります。
なお、撮像素子に位相センサーが共に埋め込まれたディアルピクセルCMOS AFは、
初代EOS Mと同じ年に発売されたEOS 70Dに初採用されております。
しかし、ミラーレス向きであるはずのこのセンサーがようやく、
EOS M5に搭載されることになったのか。
それについては、ミラーレスがたくさん売れてしまったら屋台骨である一眼レフが売れなくなってしまうという懸念があったのかもわかりませんが、
実際、このセンサーのコストが滅茶苦茶高かったということと、
このセンサー自体がなかなかの電池食いであることに起因するようです。
コストに関してはその後、様々な機種に採用されるようになり(現行のEOS Kiss X9iや9000Dにも採用されております)
電力問題についても、バッテリーの容量を大きくするだけでなく、
映像エンジンDIGIC7がかなり省電力性能に貢献しているということで、
実際問題、同じバッテリーを使用するEOS M3と比べると、
撮影枚数が250枚から295枚に伸びており、
かなり良くなったことがわかります。
あと、細かいところでございますが、
EOS Mシリーズ史上初、
ケーブルレリーズが使用可能
となっております。
これまた、何故今まで接続できなかったのか謎でございます。

・デザイン・メカ・インターフェイス

デザインに関しては、
だいぶ一眼レフスタイルにはなってきておりますね。
大きく見えるようで、収納すると結構コンパクト。
昨今のミラーレス一眼にしては高級感のあるデザインではありますが、
軽量でございます。
液晶が大きいのと、
ダイヤルファンクションなどの新機軸がある分、
ボタン類は結構たくさんついております。
ダイヤル周りに関しても造りがなかなかいいですが、
それらのダイヤルの動きが写ルンです的なガリガリっとした感じの感じなので、
あまり高級感を感じません。

ストラップの取り付けに関しては、
ちょっと斬新ではありますが、
説明書を見なければちょっとわかりませんでした。

都合トリプルダイヤルになっておりますが、
ピッチが狭く、割りと割りと使いづらい感じでございました。
こういう些細な所がちょっと使いづらい印象ですね。

結構いいデザインなんですよね。 

HDMI端子がここです。 

そして、
待望のケーブルレリーズのジャック。
マイク端子も付いてます。 

最近流行りの露出補正ダイヤル。 

液晶はチルトです 

レンズを付けてみました。

 
初代との比較 

・機能・仕様

起動が早く、
動作がキビキビしているのは初代からの大きな進化というところでございましょうか。
特筆すべき点としては、
液晶が非常に綺麗で見やすいという事。
屋外での視認性もまずまずでした。
そして、期待していなかったファインダーも思いの外見やすく、
ようやくキヤノンの本気度が伝わってきます。

設定でタッチ&ドラッグAFを設定しておくと、
ファインダーを覗いた際液晶をグリグリ動かすことによってフォーカスポイントを選択することが出来る機能が付いており、
これがなかなか便利でございますが、
最近のミラーレス一眼にはもれなく付いている仕様でございます。
余談ですが、EOS M6はこの機能が何故かオミットされております。

ダイヤルファンクション機能に関しては、
ボタンを押すたびにサブダイヤルの機能が変わるという先進性がありますが、
意外と使いやすいものではありませんでした。
個人的には、露出補正をこちら側に割り当てられるとありがたかったのですが、
独立している故の問題でございますね。
むしろ、間違えて触ってしまって誤作動を起こすケースが多かったので、
この機能をオフにして使用しておりました。

バッテリーの持ちは改善されたということではありませんでしたが、
1日の撮影は結構心もとない感じでございますね。


・画質・撮影
●AF周り・画質
初代と比べるとだいぶキビキビ動くようにはなりましたが、
初代同様AFが背景に引っ張られる傾向なのは変わらずでございますね。
近接撮影についてはちょっとむずかしい感じではありますね。
AEはおおかた正確でございまして、
高感度耐性もセンサーサイズで考えれば全然悪くないですね。
このあたり、最近のカメラという感じがします。
EOS M5はマクロ撮影よりも、
気軽なスナップ撮影に向いているようなカメラでございますので、
18-150mmあたりと一緒に持ち歩くと非常に楽しいカメラだと思いました。
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM
 EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM
 
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM
 
EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
 
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM
(ISO5000)

執筆日:2017/05/12
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